次々蕾が上がってくる温帯性スイレンと目立ってきたガマの穂、見ごたえ充分なアナベル、咲き始めのエキナセア

(当記事は以前書いた長すぎる1つの記事を3分割して3つの記事にして改めて出し直したうちの1記事になります。)

6日間の仕事が終わり火曜日に自宅に戻ってきましたが、すぐにまた仕事に出て金曜になってやっとブログを書く事ができました。

久しぶりに自宅に戻ると花鉢の枯死やアジサイの花焼けなど危惧していた事がいくつか起こっていましたが、トケイソウ(パッションフルーツ)や睡蓮やエキナセアなどが咲き始め初夏の花と夏の花が混在してきました。

夏の花といっても初夏から咲き始めるものがほとんどですが、今日は自宅と仕事先で咲いている初夏の花と夏の花をいくつかをアップしたいと思います。

少し長くなるので画面右下の黄色い矢印ボタンを押すと目次に戻るので興味のある場所だけ読みたい場合にご利用ださい。

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スイレン(温帯性睡蓮/水連)

我が家では以前の家で何種類も育てていた温帯性睡蓮を現在品種を絞って3品種を一つの大き目の水連鉢で育てています。
温帯性睡蓮の咲く時間帯は季節にもよりますが今の時期綺麗に見れるのは9時半頃から12時半頃まで。
昨日咲いた睡蓮は「マンカラウボン」という品種で下の画像は開花2日目の花の姿です(睡蓮は3~4日続いて午前中に開花します)。
蕾は今も沢山上がっていて、既に咲いて枯れた蕾も何個かありこの花は今年5個目くらいです。早く咲くときは4月から咲くのですが我が家の睡蓮は植え替えも遅くやや遅く咲きます。

2020/6/11

明日は開花初日の花が2個咲きそうですが、雨で花が痛んでしまうんですよね。雨が止んだ明日写メを撮りたくても明日の雨で傷んでしまわないか心配です。

いちいち水面に顔を近づけて香りを嗅ぐ人はいないと思いますが、睡蓮の花には香りがあります。管理人宅のこの水連鉢は高さがあるので機会があればちょっと屈んで香りを嗅いでみてくださいね、と言いたいのですが。

ちなみに蓮の花にも香りがあります。スイレンもハスも花に芳香がありますが、蓮の方がスパイシーでオリエンタルなお香にも似た香りで、温帯性睡蓮はフローラル調のお花の甘い香りがします。場所を取るので今は栽培をやめてしまいましたが東南アジアやエジプトなどで咲いている熱帯性睡蓮はこの温帯性睡蓮よりも更に強く香りハワイのお土産の石鹸のような甘い香りがします。

この日のように(↓)、今日は2~3個咲くぞ、と思っても蕾を前に仕事に向かわないとならなかったりして、せっかく育てているのになかなか開花画像が撮れません。
(真ん中あたりに写っている白いメダカの回りに5個の蕾が出てきています)

2020/6/10

しかも明後日にはまた仕事で何日か不在にするので、蕾が沢山出てきている我が家の睡蓮はまたもや写メに収めれらません。
下の方で挙げますが姫睡蓮も明日にも咲きそうですが花が咲く時間は雨がザーザー降りそうなので写メは諦めモードです。

スイレンは他にも熱帯性睡蓮、夜咲き熱帯性睡蓮、「ギガンティア」などの大型熱帯性水連も過去に育てていたのですが、庭のない家に越して場所がなくなったのとなかなか花を観察できない事もあり、今は温帯性睡蓮のみ育てています。

6/15追記:後日2品種開花に無事立ち会えました。画像左が「コロラド」、右が「マンカラウボン」です。

2020/6/15

ガマ

10日前は数本しか見えていなくて緑色だったガマの穂も(↓画像左上あたり)

2020/6/3

梅雨入りの時期になると6本出揃い色も茶色になりつつあります。

2020/6/12

最初は大きくて育てにくいと思っていたガマも、今では小さいと水連池にも置き場がなくて育てられないので背丈のあるガマでないと育てられないのですが、ガマはもう少し小さいと育てやすいと思います。
ヒメガマもコガマもガマとあまり草丈が変らずどれも大人の背丈前後の高さです。もう少し小さなガマを探すとゴクヒメガマしかなく、過去に極姫ガマを育てた事もありますがポット栽培だとシラサギカヤツリなどと同じサイズになり穂もとても小さかったです。
背丈60cm程度で穂が肉厚のガマの造花をお店で見る事がありますが、それくらいの使い勝手の良さそうなサイズのガマは少なくとも日本には存在しないようです。

ガマは盛夏には穂が茶色くなっていますが、葉が茶色く枯れ進んできた頃、葉が全部茶色くなる前までに穂を刈り取りドライフラワーにします。あまり遅いと穂が爆発して綿毛が飛び散ってしまうのでタイミングに注意します。
ハスの花托は充実した園芸店などでも売っている事がありますが、ガマの穂はあまり出会えないので重宝しています。

『西洋アジサイ』 秋色アジサイになり夏まで楽しむ

ヤマアジサイや普通の紫陽花よりも少しだけ遅れて咲く西洋紫陽花が咲き始めると梅雨に入り夏の始まりを感じます。
一般的な紫陽花より茎が細い品種が多く、雨で濡れると枝垂れやすいですが、小粒の花がムギュっと詰まった素敵な花の球が初夏から夏にかけて楽しめます。
夏まで楽しみたい場合は花焼けしないように西日は必ず避けて半日陰で育てます。軒下などの雨が当たらない場所だと花が痛みにくいので更に理想的です。

『インクレディボール』 アナベルより大きい

今年は少し花が散漫していますが、我が家の車の脇に植えてあるインクレディボールも咲き揃ってきました。
どの紫陽花もそうですが、西洋アジサイも梅雨入り前から咲き始めて夏には緑色に変化しつつ長い間花を楽しめます。

2020/6/11
2020/6/12

アナベルより花が大きく、背が高く、茎もしっかりしています。
これで162cm顎あたりの高さですが、丈夫な紫陽花より茎は細いのでこれ以上高くすると風で折れてしまいます。
ここ数年風が強いのでこの高さでも念のため真ん中あたりをぐるっと麻紐で結んで壁に固定しています。

2020/6/12

花は枝数(花数)を少なくすれば花が大人の頭の大きさになりますが、この背丈・枝数でも一般的なアナベルより大きく見ごたえのある紫陽花とほぼ同じサイズです。
ちなみに1個1個の装飾花の大きさはアナベルの装飾花と同じ大きさです。

2020/6/12

こちらは確か登録品種だったと思います。

「アナベル」 白い西洋アジサイの定番

仕事先の日陰のちょっと頼りない枝ぶりのアナベルも咲きました。
上のインクレディボールとの違いが何となくわかるでしょうか。

2020/6/8

そしてこちらは仕事の合間に出向いた公園のアナベル。これはアナベルコーナーの片側で反対側にも咲いていて、この2倍以上の面積でアナベルが沢山咲いています。
今頃は綺麗に花開いている頃だと思います。
他にも色々な紫陽花が咲いていて、紫陽花好きな管理人は公園で寝泊まりしたくなりました。

2020/6/9

「ピンクアナベル」

こちらは私が植えたものではありませんが、公園のピンクアナベルも咲き始めていました。
今頃はもう少し咲き進んでいます。

2020/6/9
2020/6/9

公園ではキンシバイも満開を迎えていました。

2020/6/9

『エキナセア』

まだ咲き始めで見ごたえはありませんが、エキナセアも数本開花を始めました。

「グリーンエンビー」と「パープレア(プルプレア)」 一重・背高

我が家のまだ咲き始めのエキナセア、「パープレア(プルプレア)」(↓右下の花)と「グリーンエンビー」(↓左上の花)です。
庭がなく地植えできる場所がかなり限られる我が家では寄せ植えに備えてポットで育てていますが日向に置いても地植えのエキナセアより開花が遅れています。
パープレアは70cm、グリーンエンビーは75cm程度でやや高さがあり我が家の初夏~夏の寄せ植えで重宝しています。
まだ咲き始めなので寄せ植えに使うのはもう少し先になります。
本当は「パリダ」がずっと欲しくて種を秋に入手したのですが、全然芽が出てきませんでした。

2020/6/12

パープレアは鮮やかなピンクの花です。画像は咲き始めなのでマーガレットのように横に開いて咲いていますが、咲き進むと花びらは傘状に下がるエキナセアらしい花です。
グリーンエンビーはパープレアを緑に改良した品種です。

2020/6/14

こちらは仕事先の西日しか当たらず水やりもあまりできない場所に植えたグリーンエンビー(↓)。
我が家のポット栽培のグリーンエンビーより早く咲いて勢いがいいです。

2020/5/29

グリーンエンビーもまだあまり咲いておらずこれから花数が増えてゆくところですが、咲き始めはグリーンの花(↑)で、徐々に鮮やかなピンクになり、最後は渋いピンク(↓)になります。
花びらが虫に食われていますね。ユーフォルビアもいい加減に剪定しないとならないのに今年はずっと放置してしまっています。

2020/6/5

「グアバ アイス」 オレンジピーチのセミダブル・背高

一方こちらは仕事先の「グアバ アイス」。
こちらも咲き始めですが地植えで我が家のポット栽培のエキナセアよりも一足早く咲いています。
グアバジュースのカラーが美味しそうなとてもいい色で、花の形も垂れ下がった花弁がエキナセアらしい八重の立派な大花です。これから花数が増えてゆくのが楽しみな品種です。

2020/6/10

グアバ アイスも背丈75cm程度の少し背の高いエキナセア。後ろに写っている白いレースフラワーは背丈1.5mアンミ「グレースランド」(まだ伸び切っていなくて背丈1m程度)の下の位置で咲いている花でこちらも初夏から夏にかけて咲く花です。
アンミ「グレースランド」の少しブルーの入った緑の葉とピーチピンク花の相性がとても良い感じです。

2020/6/10

これまで紹介した背が高いエキナセアはこのグアバアイス(↓)のようにやや背が高いので花壇の中段や寄せ植えの後方に植えると良い感じになります。
グアバアイス後方のアンミ「グレースランド」はまだ十分に背丈が伸びていませんがもっと背が高くなります。他にも後方には高さ約2mのタチアオイも植えてありこれから花が伸びてくるところです。
グアバアイスの横のほとんど咲き終わりの淡いピンクの「リナリア」が何故か本来の姿より背丈が伸びてしまいました。本来は60cm程度でグアバアイスとあまり変わらない草丈のはずなのですが。

2020/6/10

管理人宅にも少しでいいので小さなボーダー花壇が作れるお庭スペースが欲しいです。
ちなみに写メを撮り忘れてしまいましたがこのお宅では裏庭(基本日陰で梅雨時~夏のみ午後の強い日差しが差し込む場所)にこの日ちょっとした植栽スペースの土台を作りました。

「ココナッツライム」 ホワイトグリーンのセミダブル・中背

続いて別の仕事先で植えた「ココナッツライム」です。
白の八重品種ですが、少しグリーンがかっているところが気に入っています。
ココナッツライムは背丈60cmほどでややコンパクトなエキナセアですが、花付がよく大株に育つと見事だそうです。育つのが楽しみ。
西日しか当たらず水やりも週に1度あげれるかどうかという場所に植えていてまだあまり背丈が伸びていません。

2020/5/29
2020/6/5

眠くなってきたので寝落ちしそう。
続きはまた後日アップしたいと思います。

~2020/10/25追記~
当ページは「初夏の花、夏の花【前半】」という名前の記事でしたが、あまりに記事が長いので、3分割して載せ直す事にしました。

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