今日は仕事関係の知人からの7月の札幌の植物の画像を許可のもとアップしたいと思います。
北海道の7月、特に札幌など標高が高くない場所ではカサブランカ系の百合も、紫陽花も、ルドベキアやエキナセアも、アスチルベも、タチアオイも、キキョウも全部同じ時期に咲いて、薔薇は花の盛りを少し過ぎていますがそれでも関東よりはまだまだ元気に咲いていて、関東では5月~8月にそれぞれ微妙にずれながら咲く花が一斉に咲いて同時に楽しめます。
梅雨もなく湿度と暑さでこれらの花が傷む事もなく本当に綺麗。
蚊がいないのもうらやましい限りです。カメムシやその他の害虫被害も関東に比べると少なそうな気がします。
ギボウシやアスチルベなどの関東では半日陰~明るい日陰でないと夏に傷んでしまうシェードガーデン御用達の植物たちも北海道では日向で美しく旺盛に茂っていてうらやましい限りです。
まずは六花亭札幌本店の前庭の景色。
遠目なので綺麗に撮れず花が背を向けていますが、キキョウがこれから見頃を迎える直前です。
ちなみに関東南部の平野部ではキキョウは6月半ばには見頃を迎えます。
オカトラノオの仲間?とアスチルベとヤマアジサイ。
六花亭のお庭は外構デザインを植物以外のものであれこれ飾らなくても草花だけでナチュラルガーデンが完成されていて管理人の好みのお庭です。
自宅の庭もこれくらいの広さが欲しいところです。ちょっと前まである程度の広さの庭がある家に住んでいたのですが。
管理人も北海道の六花亭のお庭をいつかめぐってみたいです。
↓「サガエ」とその奥は「サム アンド サブスタンス」かな?
北海道はホスタが伸び伸びと育つ空間と気候が揃っていて本当に羨ましい。
名前が分からないのですが、普通にオカトラノオで合っているのでしょうか?
先端に丸みがあるのでオカトラノオとは違うようでもあり、オカトラノオのようでもある花。
やっぱりオカトラノオかな。
群生美があって地下茎で広がる宿根草を植えられる空間っていいですよね。
やっぱり背丈といい、広がりといい、オカトラノオですね。
続いてユリ科ヘメロカリス。
ニッコウキスゲやユウスゲを暖地の関東で群生させたいのですが私が管理している場所では少し厳しそうなのでヘメロカリスが沢山植えてある風景が見れるのは羨ましい!
歩道にヘメロカリスが沢山植えてあるのはとても嬉しいですね。香りも優しそう。
こちらはヘメロカリス「ステラデオロ」?
ヘメロカリス「ララバイベイビー」
ヘメロカリス「エドナ スポールディング」
品種不明
このあたりは北海道大学植物園のもの。
ヤブカンゾウ
眩しすぎます。
ヘメロカリスの奥で紫陽花も見頃を迎えていたのが分かります。
ヤナギラン
エゾミソハギ
これはオオウバユリ?
他にもアイヌの生活になじみ深い植物が沢山植えられているコーナーがあったり、バラ園もあるそう。
北海道大学の温室コーナーではネペンテス(ウツボカヅラ)が結構充実しています。
大学の温室という事もあり鉢が沢山並んでいてやや殺風景ではありましたが展示してある品種が結構多いですです。
北海道では温室栽培の植物はより大事だと思うので欲を言えばもう少し温室を広くして整えて貰えたら嬉しいかもしれないですね。
元々温室が大好きな管理人も札幌在住だったら今より更に温室植物が好きだったと思います。
ハイビスカス「バイロンメッツ」。管理場所があれば管理人宅にも迎えたい大型の白花ハイビスカスです。
植物園入り口のまだまだこれから伸びてゆきそうな縦ジマススキ?
スイートアリッサム。
東京だったらこの時期露地植えのアリッサムはとっくに傷ん花もほとんど咲いていないか枯れているか。
北海道にはアキタブキという雨傘にできそうな大型のフキがあちこちに生えていて、長いものでは大人の身長を超える高さにまでなります。
↓自生していた白いノコギリソウ
これはガラス越しのホスタですが、北海道では日向でホスタが綺麗に楽しめるのでどれも大型で立派です。
こちらは斑が広いのが皇帝(リバティ)、まだ狭いのがサガエの若い株か似た別種…かな?
↓ガラス越しの景色でさえ緑がとにかく綺麗で眩しい。
北海道は梅雨疲れもないし新緑に近いグリーンにうっとりします。
続いて札幌 大通公園ではちょっとした宿根草のコーナーもあって、地元の園芸店による植栽が綺麗です。
下の画像でアーチに伸ばしているのはホップだそう。
関東ではこの時期とっくに枯れているキャンドルリリーや春咲きアリウムの実付きの花茎もまだ緑色で残っています。
キャンドルリリーの奥はリグラリア「ブリット マリー クロウフォード」?、更に奥はアリウムと黄花のルドベキア。
暖地では夏に向で育つルドベキアと、日向だと綺麗に育たないリグラリアやホスタを日向で混植できるなんてさすが北海道。
カレックス、トラノオ、アナベル、銅葉サラシナショウマ(キミキフガ)、斑入りアシの仲間、などと思われるもの。
北海道で見るフウチソウとホスタはとても大型で元気です。
こちらは斑入りフウチソウ。関東で見かける斑入りフウチソウより色が明るくて銅葉キミキフガとの対比美♡
関東の斑入りフウチソウより斑が広く明るく入り黄色が強く出ています。
北海道もエキナセアが元気に咲いています。
暖地ではこの時期既に散っているクロコスミア、ヒメヒオウギズイセンも元気に咲いています。
セダム「フロスティモーン」は札幌ではこれから開花というところ。
東京では今年は6月半ば前頃に丁度これと同じような蕾の状態でした。
リアトリス「スピカータ」
アガスターシェ(アガスタケ)「ブルーフォーチュン」。
バックにはピンクアナベルやエキナセア、シマススキ、リアトリス。
ススキ「モーニングライト」
グラス類も葉焼けする事なく夏に綺麗に育ってうらやましい。
このシマススキらしいものもモーニングライトとかいてある…(^^;
こちらは赤レンガ庁舎として知られる北海道庁旧本庁舎の庭園の温帯性スイレン。
遠目ですが池に直植えなので鉢栽培の睡蓮より何倍も大きな花のはず。関東では今の時期日照不足で温帯性睡蓮の花数は少なめですが、北海道の7月は温帯性スイレンの見頃の時期だと思います。
「シダレカツラ」(↓)が池のほとりに植えてあり遠目では柳の枝にみえるため、道路側から見ると柳×温帯性スイレンの池という図になりまるでモネの絵画のような世界です。
北海道の7月の紫陽花についてはこちらのページに少しだけ載せています。
上の方でも少しだけアップしましたが普通の紫陽花も札幌では7月に入ると見頃を迎えるようです。
北海道では夏でもクレマチスが綺麗に咲いていると思います。
春のモンタナ系やアトラゲネ系、その他の湿気と暑さが苦手な品種が北海道で大株に育ち満開を迎える姿を是非見てみたい。
いつか色々落ち着いたらクレマチスやその他の植物を見に北海道に行きたいです。
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