藤の花やブドウの新芽などを天ぷらにして食べました

やっと自宅に戻ってきました。

アップしたい事が溜まりすぎているのに更新が全く追い付きませんが、今日は春の天ぷらなどの記録をざっとしたいと思います。

いつも桜の咲く時期になると知り合いの畑の脇に自生している天然のセリやノビルを採ってきては気軽な山菜食を楽しんでいます。

セリは胡麻和えや天ぷらにしたり、軽く湯通しして刻んだものを白米に混ぜてセリごはんにして。
ノビルは刻んで酢味噌和えにして炊き立ての白米にかけて。

自宅で春に採れるものではユキノシタの葉っぱを天ぷらにして。
庭付きの家に住んでいた時によく食べていた柿の新芽の天ぷらも、ツヤのある柔らかい新緑が柔らかくておいしいのですが、残念ながら今は柿を植えれる庭がなく食べる事ができません。

2020/3/29 セリの天ぷら

今年はこれらに加えてずっとやってみたかったけれども食べ損ねていた、藤の芽と花、それにブドウの芽かき、この2個と、またいくつかの冬の花の天ぷらをしてみました。

天ぷらの画像はほどんどないのですが、採取した時の画像を中心に載せます。

まずは藤の葉の天ぷらの事を。我が家の藤の中で一番早く葉が出てくる九尺藤の新鮮な新芽を刈って天ぷらに…と思っていましたが、それには間に合わず新芽が少し伸びて葉を広げ始めたものを採って天ぷらにしました。

2020/4/16

これはこれで全くくせもなくおいしかったのですが、葉についている軸の太い部分が少々固く口の中で邪魔になりました。軸の下から1/3の太い部分は取り除いてから天ぷらにした方が良かったです。またはもう5日前に刈っていたら軸も全体が柔らかかったかも?

続いて「ユキノシタ」の葉っぱです。
これはよく春になると天ぷらにしますが、今年もいつも通り柔らかく美味しかったです。
この春は2回天ぷらにして味わいました。
ユキノシタは生まれ故郷の都心の家であちこちに沢山生えていたものを持ってきたものです。狭い我が家の小さな隙間に少しだけ生えています。

2020/4/23

続いては「野田藤(ノダフジ)」の花の天ぷら。
蕾の天ぷらは以前も食べましたが、今回は少し花が咲き進んだものを、少し遅いかなと思いながらもせっかくの機会なので天ぷらにしてみました。
やはり九尺藤の葉と同じように、軸の太い部分があまり葉ざわりが良くなかったです。8分咲きまで咲き進んでしまっていたので、軸を太い方から1/3ほどカットしてから天ぷらにした方が良かったかもしれません。または1~2分咲きの頃ならそのまま天ぷらにしても美味しく食べれたでしょうか。
ちなみに黄藤(キフジ)や黄花藤(キバナフジ)と呼ばれる事もある「キングサリ」は有毒植物であるため食べる事はできませんのでご注意を。

2020/4/23

最後に我が家のぶどう「ヤマソービニオン」
新芽を摘んで洗ったところ↓ですが、もう蕾が出ています。

2020/4/16

ブドウはもう蕾も見えて芽かきには少し遅くなりましたが、この状態で茎まで生で食べても瑞々しく天ぷらにする前から成功の予感が。

生では葉も茎も熟す前の青いブドウを食べた時の酸っぱさがしましたが、天ぷらでは酸味はほどほどでユキノシタの天ぷらと同じく柔らかで歯ごたえもよく、天ぷらにして良かったと思えるものでした。

実の栄養価が高いと言われるヤマブドウを片親に持つので、葉もポリフェノールなどが多く含まれていたりするかも?と思いながら春の味を堪能しました。

他にも、気温が本格的に上昇する前(虫がつきにくい時期)に一度はと思っていた我が家の冬の花達を天ぷらにして味わいました。
これはいずれもくせもなく柔らかく美味しかったです。
画像から分かると思いますが、農薬は使っていないものの食としては非推奨で、あくまで自己責任で天ぷらにしたものなので、品種などはここでは載せません。

2020/3/29
2020/3/29

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