前回に続き、季節外れのチューリップの記事です。
ヴェローナは前々シーズンから気に入って前シーズンも今シーズンも晩秋から年末の間に球根を植えたレモンイエローからクリームイエローに変化する八重チューリップです。
ちなみに買い物記録によると今季も球根を買って植えたらしく今季で3度目なのですが、年末に出勤前の大急ぎのやっつけ作業で沢山のチューリップの球根を慌てて植え付けたのでどこにどのように植えたのか全く覚えていません(^^;
当ブログではヴェローナのこの寄せ植え画像↑が人気ですが、このヴェローナ、実は良くも悪くも?意外な色の変化を繰り広げるチューリップです。ちなみに上の画像では中央斜め右上のクリーム色の八重チューリップがヴェローナです。
ヴェローナは蕾はグリーン×アイボリー、開花後は結構鮮やかなレモンイエローで、その後少しずつ優しいクリームイエローに色が変化するチューリップです。
どこを見ても芳香性と書いてあるのでもともと香りが少しあるチューリップの中でも香りが強い方なのかもしれませんが、管理人はあまり印象に残っていません。黄色の八重チューリップ「あけぼの」の方が香りが強く印象に残っています。
2020年の春に2度目のヴェローナを楽しんだ時、あれ、こんなに黄色かったっけ?と思う程開花して間もない頃は鮮やかなレモンイエローが表に出ていました。
2020年の春は管理人の自宅(鉢)・よその家(地植え)など3か所にヴェローナの球根を植えましたが、置き場所によって開花時期が違いました。以下のヴェローナの画像は咲いた場所・日時が異なるものが混ざっているため写メの撮影日が前後します。
八重のチューリップは咲く直前の蕾の姿が丸々していてとっても可愛い。
八重の中でも特にヴェローナの蕾は蕾のままずっと止まっていてほしいくらい可愛いです。グリーンが色濃く残っているところもいい感じ。
ホワイトの八重チューリップも数種育てていますが中でもこのヴェローナの開花直前のぷりぷり太った蕾が一番グリーンが綺麗に乗ります。
↓これは玄関先の寄せ植え鉢のヴェローナの開花初日に途中まで開いて夕方閉じた蕾。日没時間で蕾が白っぽく写っていますが本当に可愛い。
↓上の写真から何時間か巻き戻して同じ日の玄関先の寄せ植え鉢、13時半頃。開花初日で完全開花していません。上の蕾の画像は開花初日に半開きまでしか開花しなかったヴェローナが夕方になって閉じて蕾になった時の画像、下の画像は同日の昼間に途中まで花開いた時の画像です。
↓こちらは別のお宅で地植えにしたベローナ。同じく咲く直前。
個体差や栽培環境にもよるのでしょうけど、咲き始めると黄緑色のようなレモンイエローのような不思議な色のチューリップが咲きそうに見えます。去年これを見た時は一昨年までクリームイエローの印象が強かったのでレモンイエローが強く出て驚いたのを覚えています。
画像はないのですが2019年の開花の時よりずっと黄色が強い気がして記憶に残っていたカラーと違いました。
咲いたばかりの頃は日陰で見ても結構黄色い。
↓これはヒヤシンスなどと一緒にポット鉢に植えたヴェローナが咲いて数日経ったもの。
冷蔵庫のバターケースの中でむき出しで放置し酸化して黄色くなったバターの表面の色に似ていますが、この黄色も開花後数日で抜けていって滑らかな白いバタークリーム色に変化してゆきます。
↓こちらは別のお宅の地植えのヴェローナ。西日の下で開花直後のヴェローナを見るとこんなに鮮やかなレモンイエローに見えました。前年の記憶ではこんなに強い黄色ではなかったのでびっくりしました。この前年の時(2019年春)は開花直後の強い黄色が出ている時期に仕事で家を空けていたためこの強い黄色を見ていなかったんだと思います。
一歩間違えると浮く色ですがこれはこれで華やか。ただ管理人宅に馴染まない色で玄関先の大きめの鉢に球根を植え付けてしまいどうしようと思っていました。
こんな色だったっけ…?と思いましたが光の当たり具合にもよるのと咲き始めの1-2日は黄色が強く出だけで徐々に退色してクリームイエローに変化してゆきます。
↓玄関先のこのヴェローナの寄せ植え鉢も咲き始めはクリームレモンイエローといった感じで黄色が強く出ています。
↓17時近くになり閉じ始めても花びらが多く閉じきれない感じ。
背丈はチューリップの中では中背でそこまで背が高くはありませんが頭が重くて初日からどうしても垂れてきてしまいます。前から見るとこんなにだらーんと。
でも長すぎない茎なので寄せ植えでは前から見ても横から見ても垂れ具合に味が出て良い感じになるんです。
垂れてくる前提で寄せ植えでは前~中位置に植え付けるのがお勧め。この鉢はヴェローナの前に植えてあるコクリュウに垂れてきたヴェローナが覆いかぶさっています。これが満開のパンジーだったらヴェローナが邪魔になりそうですがコクリュウなら特に問題なし。
↑紫×クリームイエローの組み合わせも嫌いではないですがちょっとくどく感じたので、この翌日、ホワイト&グリーンのパンジー(フェアリーチュール ドレスデン)やプリムラ(ライムグリーンフサコ)と合わせてもう少し爽やかに変更しました↓
ヴェローナの鮮やかな黄色が少し大人しくなってグリーン&ホワイトの清々しく爽やかな雰囲気になりつつあります。とはいえ開花している日中に上から覗き込むとまだレモンイエローが残っています。
↓前から見るとこんな感じ。実はこの鉢には他にもヴェローナの左右に3種のチューリップの蕾が出てきている途中です。
玄関先の寄せ植えのヴェローナは4/1から咲き始めてまだここで5日目。
今日はヴェローナの愛らしい蕾と、開花後5日間の鮮やかな黄色が残る花の様子を載せました。黄色が抜けてクリームカラーになった時の続きの様子は後日アップ予定です。
最後に、少し話がヴェローナから反れますが、↑この黒い寄せ植え鉢の後ろの黒いトレリスにはクレマチスのアンスンエンシスが最後の花を咲かせていましたが丁度この写メを撮った4/5にばっさり剪定しました。本当は強剪定する品種ではないのですが小さなトレリスに這わすしかできない場所なので弱剪定にすると伸びすぎてここでは管理できなくなるのでこの時期に強剪定をします。
↓管理人宅のアンスンエンシスは年明けから蕾が育ってゆき、2月半ばには枯れた葉を切り落としたむき出しのツルに蕾が沢山付いた状態で少しずつ咲き始めて4月頭には八分咲きになります。
我が家では8分咲きの状態で強剪定してしまいますが冬のクレマチスはゆっくり長く楽しめるところがいいですね。
今年もアンスンエンシスは同じ場所で今蕾を膨らませているところです。葉はもっと残っています。
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