一気に春めいてきました。PCに画像がアップできなくなってしまいちょっと前の画像になりますが、ブログ更新ができていないRhodesもラナンキュラスやアネモネ、その他2-3月に見頃を迎える植物はちゃんと家にお迎えしています。
こちらはローダンセマムが主役の寄せ植え。まだローダンセマムが充分咲いていない少し前の画像になります。手前のプリムラはロココ姫のアプリコットレッドカラーの株です。
1月末日に購入したローダンセマム「アプリコットジャム」。結構前の画像ですがローダンセマムは沢山出回っていてどれも欲しくなってしまい悩ましい子のひとつです。
前面にはタイム「ハイランドクリーム」やプミラ「ミニマ」に、下の画像には映っていませんが今は銅葉リシマキア「ミッドナイトサン」も加えて垂らし、
その後ろの中腹あたりにはビオラ「ラブラドリカ」や見元クローバー、スイートアリッサム、タイム「フォックスリータイム」、斑入りアジュガなどを植え込み、この後、この鉢は小さく6号より土が少ないため根が張り地上部がワサワサ増えるローダンセマムを1株に減らして、中腹に斑入りワイヤープランツ「スポットライト」を足しました↓
前半分はこれだけ沢山(10種類)植えてもプリムラロココ以外はちょっとずつのチマチマ植えなため結構土にゆとりがあります。
もう少しローダンセマムの花茎が充実してきてからまた画像をアップします。この鉢ではローダンセマム一株でも土が少ないくらいなので3月に入ると乾きが早くなりそうな予感がします。
さて、今日は先日のアエオニウム・ベロアに引き続き、立派な傘仕立てに育てた植物の冬の災難の話や寒害や人害・獣害のこの冬の記録です。
初夏の開花を楽しみにしていたエキウム ファスツオスム ( カンディカンス ) Echium fastuosum ( fastuosum )。カシミアバイオレットに負けないくらい枝が沢山出てきて立派な傘状に広がり玉物のような樹形に着々と育っていました。
年越しあたりまでは元気でしたが重すぎる頭が風にあおられ地際から主軸の幹がぐいんと右に傾き、ロープで支えるも今度は左に傾き、それもロープで修正して今年の開花をそれは楽しみにしていたのです。
露地植え放置で去年の暖冬を難なく過ごし、ここ2年ほど比較的暖かい冬を過ごした暖冬ボケの気のゆるみで耐寒性が関東の冬はその年によって微妙な事をすっかり忘れ、昨年年末頃も元気な姿を確認していましたし、年越しくらいまでは問題ないだとうろ放置していたところ、年が明けて気づいたらこんな姿に。
霜が降りて睡蓮鉢がよく固まって朝方は幻想的な姿を見せてくれるようになってきて、午前中に凍った睡蓮鉢を撮り忘れないようにしたいと思っていたところでしたが、向かいの圃場に行ってみると、、
年末年始、睡蓮鉢は連日毎朝凍っていて、
1月はほぼ毎日凍っていました。
どう見ても復活できるとはとても思えない程のダメージ。
地植えなので危険性ははらんでましたがせめて不織布をしっかりかけて様子を見るくらいしておけばよかった。暖冬続きでぼけてしまい、つい年始くらいまでは大丈夫だろうと高を括ってました。手が回らなかったのもありますがちゃんと最低限の対策は欠かさずしないと駄目。
実はエキウム ファスツオスムを苗から育てたのはこれで3回目。2018年4月に苗を購入し、その後ある程度充実した大きさに育ったところで移植の必要がでてしまい、移植に向かないため当然失敗して枯らしてしまい、その後もう一度苗を購入し再び移植の必要が出てきて定植後すぐだったこともあり急いで慎重に移植したものの枯れてしまい、今回は移植の必要が出てこない場所を確保して3度目の正直で植えたものでした。
エキウムカンディカンスは耐寒性はやや弱いものの、北風をある程度防げる場所に植えたものは千葉・東京・神奈川では2018年2020年、2021年は無事越冬できました。西日にガンガン当たる場所でも地植えで水はけも良い場所でも根が張っていれば特に水切れする事もなく週1~10日に一度程度の適当な水やりで難なく夏を過ごしてもいました。
今年は霜がよくおりたのでそのせいで枯れたのだと思いますが、去年も今年より霜が降る日が少なかったけどそれなりに睡蓮鉢は凍っていたのですが今年はちょっと違ったようです。夏~秋に地上部が大きく広がり枝数に耐えきれなくなった幹が左右に曲がってしまった事も多少影響しているかな?とも思いましたがやはり霜がきつかったせいかもしれません。
この子はどんどん葉が枯れていきもう完全に枯れていると思って昨日根本から伐採しました。
この冬、傘仕立てに仕立てた立派な株が次々に駄目になってしまい、植物的にも至難の冬でした。
他にもこの冬の寒さで駄目にしてしまった子達はいます。
プリムラは特に寒さで葉や花が痛みますがこの「スターフィーバー」はポットのまま浅いヒサシの下に壁にかけておいたら夜の寒い風に当たって駄目になりました。
何とかならないかなと思ったけど復活ならずこのまま枯れてしまいました。根までダメージを受けるときついですね。
おなじくポットのままベランダの薄いヒサシの下なら大丈夫だろうと寒い日に夜通し室外機の上に他のポット苗と一緒にケースに詰めて置いておいたパンジー「パルムディール」も一株だけ寒害に遭いました。他のパルムディールも寒さで花が痛んだりしたものもありますが今も復活できない大ダメージを受けた株がひと株あります。それはこのクルクル花びらが綺麗に巻いて咲いてくれる可愛い子↓で、地上部の生え際からごっそり枯れて根もダメージを受けたようす。
今もまだこの姿↓からあまり成長しておらず2月に入っても根が全然しっかり張っていません。パルムディールの中にも寒さに特に弱いタイプがあるようです。ちなみにポットのまま保管していたせいもあって傷みましたが、他の鉢に植えて根を伸ばした株は花は傷んでも株が痛む事はありませんでした。この子以外にもポットのまま外に置いて生き延びている子はいますがやはり花が寒さで傷みがち。そんな中でもこの子は特に寒さに弱かったようです。
敷地が狭くて車を出していた駐車場に広げておいた苗で家の車に轢かれて使えなくなったものもいくつもあります。
外で作業するから車が戻ってきても解るし大丈夫、と思って苗やら道具やらを駐車スペースに広げて作業していても、家の中と外に出入りを繰り返したり室内でお茶でも飲んでいる最中に車が戻ってくると、車の音が小さくて気づかずこのようにやられる事があります。道路に対して並列だと駐車スペースの前方にある小さなものには気づかない事があるようです。
家族の車に轢かれた苗はこの冬は寄せ植えに使おうと思っていたかわいい蕾満載だった羽衣ジャスミンと
パンジー「パルムディール」と八重咲きパンジー「シュシュ」が1株ずつ潰されました。
このパンジー2株は半分タイヤにつぶされ、地上部も根も半分なんとか生き残りました。下の画像左側のパルムディールの方がダメージが大きくて今頃やっと花が咲き始めました。死ななくて良かった、、
寒害とは関係ありませんが、ベランダの一季生りイチゴのプランターが飼い猫にトイレ認定されてしまいうっかり監視の目をゆるめると早速ホリホリされてしまいました。
悪気なく本能で土を掘ってトイレしてしまうから人間側がそうされないよう工夫しないと駄目なだけなのですが。
めちゃデカいちごがとうとう駄目になってしまいました。現在3代目めちゃデカの苗を植え付けてありますが昨日もまたトイレでホリホリされました。(ここは一季咲きいちごのプランターですがめちゃデカッ!だけは四季生りです。)
新しく植え直しためちゃデカッ!いちごを他の植物ポット苗を置いてガードしておいたら隣に植えてある「とちおとめ」の株が今度は同じダメージを受けてしまい、せっかく育ってきたいちご苗が次々にやられてしまいます。手で土を掘る時に葉が取れてしまうだけではなく根を掘り起こすものだからたまったものではありません。
こんなことをされても可愛すぎて許してしまう親バカRhodesです。
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