前回アップした、今年はボルドーカラー×寒色系でまとめた白い横長ブリキプランター鉢ですが、
この鉢の前シーズンの姿(前シーズンの寄せ植え)はこんな感じの寄せ植えでした。
中大サイズのパンジーが1個の鉢の中に詰まっていて少しバランスが悪いですが、買ったパンジーの余り物を詰め込んだ鉢です。上の画像のようにシルバーレースの葉がふんわり伸びて後ろのピンクの八重パンジーが少し隠れるくらい↑の方がバランスが取れているように見えます。
庭に咲いている花を適当にバサバサ切って何も考えずそのままブーケにしたみたいな寄せ植えですが、これくらい何でもないくらいお花を詰め込んだ寄せ植えをよそのブログやお宅ではよく見かけるし、全然派手ではない方だけど、Rhodesの中ではこれでもかなり派手な寄せ植えです。世の女性とセンスがずれているのかも。人が作ったピンクやオレンジなど可愛い色合いの華やかな寄せ植えを見るとかわいいと思うのに、自分がいざ作ると落ち着かないです。
鉢も身近な場所で買える軽くてある程度ポット苗が入るものを買いましたが、実はホワイトやクリームカラーの可愛らしい鉢が苦手で使いこなせていません。
寄せ植えというか前シーズンは今季と違って花苗を買いめぐる機会に恵まれ、パンジーが沢山になってしまいこれらも2~3鉢に分けてネメシアなど他の花苗と一緒に寄せ植えを作りたかったのですが鉢を置く場所がないのでさほど組み合わせを考えずに全部まとめてこのプランターに放り込みました。
(それでも去年の冬は草花のポット苗を買いすぎてこの段階でまだ他にも余ったポットが残っていました)
自分の中の寄せ植えの法則を無視して雑に作った寄せ植えですが、実物を見ると華やかで見てくれる方々には人気でした。やっぱり華やかな方が女性受けがいいですね。
うしろの背丈のある淡い桃色のお花は八重パンジーのラブリーシュシュ(chouchou)、手前はパンジードラキュラと、名前は分からなくなってしまったけどセピアミックスカラーのミニパンジーです。
更に横にして見ると、、フランス王妃マリーアントワネットの時代に宮廷貴族の間で流行った高さのある後ろに反り返ったヘアアップスタイルみたい↓
リーフ系も使いきれず余っていたものの一部をポンポン詰め込みました。シルバーレース、ロニセラ・ニティダ(ホワイトマジック)、ヒューケラ「フォーエバーパープル」両サイドには斑入りクレゴマも数節ずつ植えつけ、向かって右端に斑入りヤブコウジの残りが1本放り込み。
本当はこのよく見かけるビオラと言ってもいいようなミニパンジー↓は、この色に合わせた葉牡丹やネメシアなどの小花と一緒に濃いめグレー系のシックな横長鉢でもう少し小ぶりな寄せ植えを作りたかったのですが、それぞれのパンジーに沿った寄せ植えを置く場所がないのでこちらに入れてしまいました。
下の画像↓は1月末になって最後に余った花苗を全部放り込んだこの寄せ植えを作った翌日ごろ。
作成直後は少々アンバランスですが、この時既に2月も目前。植え付け後割とすぐに全体的にムチムチして良い感じになってくるのでそれを考えあまり神経質にならずに寄せ植えが作れます。
この↑およそひと月後にはこんな感じ↓に丁度良くモリっとまとまってきます。
4月に入るとシルバーレースが伸びて後方に植えた良く伸びる淡いピンクの八重パンジーを隠してしまいそうになるのでシルバーレースの伸びた葉枝を少しだけ摘み取る必要が出てきます。
淡ピンクの八重パンジー、ラブリーシュシュは花びらが焼けて縮れやすく傷んだ花を取って写メを撮っていて、本来はもっと沢山の花が咲いています。ラブリーシュシュは淡いピンク以外のカラー展開もあり、他の花色はこの淡ピンクのように花焼けしないものもあります。
八重パンジーといえばフェアリーチュールのグリーンホワイトを毎年のように買っていましたが、他にも八重パンジーはいくつかある中で前シーズンはパンジーシュシュchouchouも買ってみました。
別の寄せ植えになりますがこのパンジーシュシュはもう一色この可愛らしいバイカラータイプも買いました↓
他の八重品種に比べて花びらのフリルは強くない株が多かったけど中にはフリフリの八重パンジーもありました。個人的にはフリンジタイプじゃない八重パンジーが寄せ植えで使いやすくて良かったです。
ちなみに画像はありませんが、同じメーカー(ishii flowerさん)で八重咲きのフリル咲きタイプも売っていて、そちらはパンジーワッフルWaffleという販売名のタグがポットに刺してありました。
続いてこの寄せ植えの中でひときわ大きなボール状の花を咲かせているフリフリパンジーはドラキュラ↓
Rhodesが住んでいるエリアにドラキュラやローブドゥアントワネットを売っているお店がなくなってしまい、青山フラワーマーケットさんで少々お高め価格で購入しました。このちょい淡渋い紫に淡い黄色×濃赤紫系のドラキュラはフリフリが細やかなタイプが多くてお気に入りの方も見かけます。
Rhodesも前シーズン気になって購入し、単鉢にモリモリさせたいなと思いながら・・・後回しになってしまい最後の全部ぶっこみ寄せに投入してしまいましたがそれなりに楽しめました。
このドラキュラはボリュームのある寄せ植えの中で埋もれてしまうのはもったい。
実は普段あまり買わない花色のドラキュラでしたがその分新鮮でした。
今年もこのタイプのドラキュラを店頭で見かけましたが、フリフリが細かく、フリフリの中に更に細かいフリルが入るのでドラキュラの中でもこのタイプのカラーはフリフリの芸が細かい子が多かったです。
ドラキュラはこんもり綺麗に茂る上にボリューム感・存在感が抜群なので寄せ植えではなく単鉢にした方が好みです。ドラキュラその他の冬の花苗を単独で植えて楽しめるお気に入りの6~7号鉢を複数買って蒸れない冬の間だけでもいくつか並べられるスペースが家にあったらいいな。
どのパンジーも可愛いけど、あえてドラキュラを寄せ植えに使うなら今回みたいに割と華やかなビオパンと合わせるより極小輪ビオラやネメシアなど小さな小花と合わせて互いの特徴を引き立て合う寄せ植えがいいなと思います。
寄せ植えの強い味方、アリッサムは余っていた白を。白アリッサムにもいくつか種類があって、真っ白な花と少しグリーンがかったアイボリーカラーの花が咲くもの、斑入り種などもありますが、一年前の事なので記憶が定かではないものの画像から判断してここで使ったのは多分真っ白な花が咲くタイプのスイートアリッサムだと思います。
このミニパンジー?ビオラ?も存在感は大きくないけど3月半ば以降はモリモリ咲きます。
気になってついつい買ってしまったビオパンその他冬花のポット苗を使ってそれなりにこだわった寄せ植えを作るとどんどん寄せ植え鉢が増えていってしまいとてもではないけれども作業場所や管理・置き場所が追い付きません。
庭と作業スペースがなく使う草花苗のポットですら置く場所がないもので。寄せ植え作りの作業スペースもまさかまさかのリビングなのです💦
ついつい作りすぎてしまう寄せ植えを人にあげてしまう事もありますが、寄せ植えは作った人、自分で好みの寄せ植えをお店で選んでお金を出して買った人が頑張って最適な状態で管理して長く綺麗な姿を保つ事ができると思います。労力と資金、こだわりを詰めた分、管理にもちゃんと力が入りますよね。
頼んでもいないのに寄せ植えをあげた人には迷惑なケースもあるので今の庭無しの狭い家に住む限りは寄せ植えの数を減らす努力をしていこうと思っています。
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