(スマホのカメラレンズの裏に気泡のようなものが全体的に入り込んでいて画質が悪くなっています。残念ですが解決まで低画質のまま失礼します)
我が家は庭と言える場所がなく、駐車スペースを無理やり狭めて車体後方を鉢栽培の植物でプチ庭風に仕立てたり、玄関先の寄せ植え鉢で寄せ植えを楽しんだりしていますが、そんな小さな庭先からも小さな秋の気配を感じるようになりました。
本当は観賞用トウガラシやケイトウなどで初秋の寄せ植えを作りたいのですが、寄せ植えコーナーは9月末までは夏のリーフものの寄せ植えのままキープするので、可愛らしい初秋の花壇の植物の記事はアップできませんが、長い年数育てている初秋の花や穂もの類の記録をアップします。
彼岸花 「オーレア」
まず最初に既にかなり咲き進んでいる彼岸花オーレアの事を。
そろそろ咲いてもおかしくないその彼岸花プランターを出さないとと思っていてやっと取り出したところ、心配通りかなり咲き進んでしまっていました(T_T)
家の両脇は幅が50cmしかないので人が一人通るのがやっとなのですが、そこにどうしても邪魔だった白・黄色・オレンジの彼岸花のプランターを地上部が枯れてしまう春先に移動させ、 初秋の開花の時期まで待機させていて、そろそろ出さないとと思ってはいたのですが、狭い場所に植物が沢山あり鉢を色々と移動させないとならないのが面倒でつい放置してしまっていたら、案の定2本は既に咲き散り、残りの3本も満開でもう花も終わり、残りの2本は今にも咲きそうな蕾でした。
白花の彼岸花はまだ出てきていません。
赤の彼岸花も今頃から咲いていますが、我が家は家の裏に植えているので少し遅咲きでこれから蕾が出てくるところです。
白萩
花はまだまだこれからですが、白萩にも沢山の蕾が付いて徐々に花開いてきそうな雰囲気です。
実は萩が好きで、普通の赤萩に白萩、ダルマ萩、黄金萩を育てていましたが、敷地が狭すぎて萩のようにある程度日当たりを求め葉が生い茂る植物はなかなか管理しにくく、現在は白萩のみ育てています。
パープルファウンテングラス
寄せ植えに使っているパープルファウンテングラスです。
こちらも夏から出ている穂ではありますが、より増えてきました。
日光が足りない場所に置いているせいか、綺麗な銅葉が育っていませんが、穂が沢山出てきています。
冬は室内で管理しないとならないのが面倒という方は、これくらいの小さな株でも良いのであれば、毎年8月に苗を買い直しても良いかもしれません。
コロカシア「ブラックコーラル」の花
先日もアップしたコロカシアに花が出てきました。
熟れたバナナの皮の色のような、ちょっと山吹色寄りの黄色です。
初夏にも一度咲いて、この秋口にも咲きますが、このバナナの皮のような黄色い色の花びら(実際は仏炎苞と呼ばれる葉が変化したもの )は開くとダラっと枯れたようにだらしなく垂れてきてしまい、中の円柱部分の肉穂花序と呼ぶ花の集合体の部分だけが残り、他のサトイモ科のミズバショウやアンスリウムのように綺麗に仏炎苞が開いた花姿にはならないので、コロカシアの場合はこれくらいの仏炎苞が閉じた蕾のように見える状態の時の方が一番綺麗です。
山吹色がかった温かみのある黄色く閉じた仏炎苞がブラックコーラルの穏やかな艶のある銅葉ともとても良く似合っています。
フウチ草( ウラハグサ )
フウチソウの穂は初夏から出ていますが、秋に葉が枯れた後まで楽しめます。
今の時期も初秋の雰囲気が出ていてとても綺麗。
矢羽ススキ
今年はまだ穂が出てきていませんが、矢羽ススキです。
肥料をあげると綺麗な縞が出てこないのであげていなくて、他の植物の影で日光も十分ではないので今年は穂が出てくるかどうか分かりません。
穂が出てきたら鉢を隠して寄せ植え風にして綺麗に飾ってあげたいと思っていましたが、そろそろ穂が出てきてもおかしくない頃なので、今年は穂が出てこないかもしれません。
長年肥料なしで植え替えもしていないので、春に忘れなければ植え替えをしようと思っています。
シペラスロングス(シペルスロングス)の穂
こちらも秋めいてきたから出てきた穂ではなく初夏からずっと生えている穂ですが、今の時期は雰囲気が出るのでささいな穂ものでも重宝します。
盛り返してきたテイカカズラとネムノキ
春から秋までの長い間良い香りの花を楽しめる常緑性の這性植物のテイカカズラ。7-8月は花数も少なく小ぶりの花を咲かせていましたが、9月に入って蕾が増えてきました。
春が花数多く一番豪華に咲き誇っていますが、9-10月も沢山の花を咲かせて目も鼻も楽しませてくれそうです。
9月前半 園芸やる事リスト・注意点( 我が家 にて)
・カラー彼岸花の鉢植えを表に出す(9前半にやるのではなく8月20日頃には行う)
・クレマチスの傷み始めた葉をカットする
・蓮や睡蓮など冬に地上部を枯らし休眠させる植物以外に追肥。
・3階テラス黒法師のシェードをまだ外さない。もう少し涼しくなってから
・9月頭から朝夕の日光が東南~南西のヒサシの下に差し込み始めてくる。暑い時期の直射日光に弱い観葉植物類やスキミアなどを避難させる
・藤の短枝に付いた芽に花芽促進剤をスプレーする(最終)
・秋冬植え球根の準備(植える品種を決め追加購入品種の選定)
・よそに移植させる宿根草の選定と準備
こうやって咲いている花などの様子をまとめていると、我が家には珍しい黄色系の花があって嬉しい発見でした。
栽培中の植物は個人の趣味が色濃く現れますが、私の場合あまり黄色やオレンジの花を育てておらず、長期間咲くパンジーやビオラなどの寄せ植え用の花でも黄色やオレンジを取り入れる事がほとんどありません。
黄色の花はあっても姫睡蓮ヘルボラのような淡く明るいレモンイエローや、上にアップしたテイカカズラのような淡いクリームイエローがほとんどで、うちにある鮮やかな黄色の花はクレマチスのレペンスとサボテンの碧瑠璃鳳凰玉、短期間しか咲かないジャーマンアイリスや多肉エケベリアやセダムの目立たない黄色やオレンジの花くらいしか思いつかなかったので、この時期は短期間ながらオーレアやコロカシアのややオレンジがかった温かみのある黄色い花が他にもうちにある事を再発見できて良かったです。
(追記:黄色ではリグラリア「ブリットマリークロウフォード」 やツワブキの黄色い花も我が家にありました。黄色い花を選んで買わないと思っていたけれど、葉で選んだ植物に思いのほか黄系の花が沢山ありました)
花の色はさておき、どの季節も香りのよい花があると嬉しくなりますが、先日もアップしたピンク花のネムノキも香りの良い花を咲かせ始め、マツリカは5~6番花を毎晩のように沢山咲かせてくれています。
我が家にはないですが、香りのよい秋の花では薔薇や、あとキンモクセイももうじき咲き始めますね。
コメント