Rhodesの家のクリスマスローズの中でも最初に咲く「 キャメロット 」がかなり咲き進んでいます。下の画像は咲き始めてまだ間もない初々しい花色の頃のもので今からかれこれひと月前の姿↓
棚の上段の奥に置いていてあまり目が向かなかったのですが、蕾がふくらんできて咲き始めの明るい花がポツポツ咲き出す頃が一番ワクワクします。蕾がぎっしり付いています↓
咲き始めて1週間も経つと花色が次第に濃くなってきています↓
今はどんどん咲き進んで株全体の8割が抹茶色の咲き進んだ花色になってきています。5本ほど枝が上がってきて全てに花が咲きました。秋に株分けする時間がなく大株になりましたがこんなに花が咲くならちゃんと株分けして寄せ植えにも使いたかった。
かなり咲き進んだ今は結構ボリューム満載の開花姿です。既に可愛いクリーム×くすみピンクのバイカラーの花は少なく、赤黒くくすんだうぐいす色に変化途中の花が多くなってきています。
横~やや上向きに咲くので真横から見るとかえって花が少なく見えます↓
咲いたばかりのバイカラーの花。紅白の梅を表しているかのような5枚の花びら(実際はガク)と黄色い蕊が可愛いです。
この早咲きの子たちは12月に入る前から蕾が顔を出してきます。園芸日記的にこまめに成長姿をブログにアップしていないので、ここに過去にさかのぼって蕾の頃の様子をアップしておきたいと思います。
上のキャメロットは12月頭には既に蕾が出てきていて↓
ちなみに上の画像の出て来たばかりの蕾が咲き始めるのは約ひと月後です↓
早咲きの原種のニゲル(ニガー)は12月頭に咲き始めていました↓
ちなみに初夏から晩夏まで日陰で管理していたキャメロットは葉がこんなに広がっていました。本来なら蕾が出てくる頃に春~晩夏に出た古い葉は栄養が蕾に行き渡り、かつ蕾が太陽に当たりやすくなるようにカットする事が多いクリスマスローズ。キャメロットはダークリーフも魅力の一つなので開花の時に一緒に楽しめるよう少し葉を残したかったのですが、こうも葉が広がると置き場所に困るので蕾が出て来たところで全ての葉をカット。でもこんなに葉が元気に出てくれたおかげで全ての芽に元気な花茎が上がってきました。
横向き~やや上下向きで咲くので真横から見ても、斜め上から見ても、鉢を棚の上に置いて斜め下から見ても楽しめますが、真横から見るのが一番綺麗です。意外と上向きで咲く花も多いので地植えにして斜め上から見て楽しむのにも向く品種です。
(後日追記)…と思ったけど、どんどん咲き進んでいく様子を見てもかなり横向きに咲いています↓
やや斜め上横から写メを撮っても顔がしっかり見えます↓
真上に近い斜め上からでもこんなに花の顔が見えます。地植えでもしっかり楽しめる品種だと思います。(追記ここまで)
我が家では上のキャメロットに続いて咲くブラック系ダブルの「 ブラックスワン 」↓も1月後半から咲き始めています。
このブラックスワンもやや早咲きで蕾がちょこんと出てきたばかりの12月頭↓
このブラックスワンの株は、二年前の夏の留守中の水切れを心配して過保護に受け皿を使っていたら夏に根腐れさせてしまった先代のブラックスワン↓の代わりに、その年の晩秋に小苗を買い直して栽培し直したものです。小苗ゆえ1年目の冬は咲きませんでしたが2年目の今年に開花。株に個体差があるせいか、今回のブラックスワンは以前育てていたもの↓よりも花びらが少なめでまだ株があまり充実していないせいもあるかもしれませんが花も前に育てていたものより小さめです。
この他にも画像は撮っていませんが斑入りリビダスもまだ小さな株ですが花が咲き始めています。それ以外のクリスマスローズも今のところ蕾で、よその家に地植えにしたクリスマスローズは開花が始まっています。
続いて、ブルーのビオラ&パンジーの寄せ植えの話です。
ホームセンターの150円くらいの売れ残りの青いパンジーと、青山フラワーマーケットのコラボ商品でパピヨンワールドのような薄い青と水色の中間色のようなうえたビオラを使って青い花が主役の寒色の小さな寄せ植えを作りました。パンジーは画像より青が濃いですが照り返しで少々淡く写ってしまいます。水色ではなくてスカイブルーのビオパンの寄せ植えです。水色の寄せ植えはまた別に作ってあります。
鉢はアイボリーを感じない真っ白なホワイト。
使ったリーフはブルー系の花にはお約束のシルバーリーフ4種と、寒気を浴びて冴え冴えと輝く涼し気な斑入り葉1種の合計5種。作って写メを撮ってみるともっと背丈のある方のプラチーナの量を2倍にしてビオラの前にも使えばよかったなと省みています。でも後から直す事もできなくないけどどうにもめんどくさがりで今回はこれで良しとします。
本当はできるものならもう少し大きな鉢を使って後ろの方で白やアイボリーのボリュームのある小花やエレモフィラを散らして雪の女王っぽいテーマで寒々しい色使い満載でゴージャスかつボリューミーな雰囲気満載の寄せ植えを作ってみたかったのですが、エレモフィラは他で使う予定があり小花類もあるにはあるけど別の寄せ植えでも大活躍しそうなので今回は使わず、小さな可愛い雪の村くらいの小規模な寄せ植えになりました。
寄せ植えに使いたい鉢も植物もすぐに入手できる環境で暮らしていないのであるもので作ります。
今回はスイートアリッサムもアイボリー・ライムカラーではなくホワイトを使用。これまで近くのお店で購入できたアリッサムはどれもポットの中央に株が集中して株分けは根をブチブチ切ってしまい根崩れさせたくないアリッサムには散々でそうやって株分けした子達はその後の生育も当然悪く困っていましたが、今回遅くに購入したアリッサムポット苗はいくらかポット内の複数の株が離れていたためあまり根を崩さずに株分けして寄せ植えに使う事ができました。
アリッサム、今回こそ沢山元気に咲いて鉢からあふれ出て欲しい。
アリッサムの隣のクッションブッシュも涼し気に輝いています(*^^*)
アイスブルー×ホワイト×キラキラシルバー↓
ビオラは紫寄りの青かと思うと開き始めの頃はグリーン寄りのブルーでこの寒い盛りに見ると本当に冴え冴えと青く輝いてとても綺麗です。
主役は淡いブルーの大輪パンジーですがやはりうえたビオラのブルーの小花にも目が行きます。
風に舞ってなかなか静止した状態で写メに写ってくれません。
やっぱり可愛いですね。ビオラは同じ株でも色の濃淡やグラデーションが微妙に異なり1株で多彩な色彩を楽しめます。
咲き始め、花びらのふちに紫が残っている花とグリーンが残っている花が同時に存在↓
Rhodesはグリーン寄りの水色やブルーの方がどちらかというと好きですがどちらも楽しめるとダブルで嬉しいです。
本当にフワフワとよく風に舞います。そんな姿も可愛いけど写メになかなか収められず。
実はこの寄せ植えの隠れ主役の斑入りのマサキ、2021年に初めて購入したエオニマス「ホワイトスパイヤー」は冬に見ると冴え冴えと涼しく(寒々しく)輝いていて寒い雰囲気増でこの青い寄せ植えには欠かせない子でした。
先ほどからこのホワイトスパイヤーの手前でキラキラ輝くシルバーホワイトリーフは冬の寄せ植えの名脇役、プラチーナです。プラチーナは白やブルー系の花にぴったりですが他のどんな色の花とも相性がとても良い名プレーヤーですね。日光を浴びると増々シルバーがキラキラ輝いて見えます。少しずつ日照時間が伸びて来るこの時期にはプラチーナの新しい太く元気な枝も勢いよく出てきてちょっと早い春の到来を感じます。
寄せ植えの後ろでチョコンとしか見えていませんがホワイトスパイヤーの枝が実は何本も伸びています。
このホワイトスパイヤーは樹高70センチ程度にしかならず、成長もゆっくりで剪定などの手間がほとんどかかりません。下の方から分岐した枝たちがキュっと集まってスリムな樹形を保ち枝数を増やしながら充実した株にゆっくり育ってゆきます。広がらずコンパクト、常緑でほとんど病気にかからず成長もゆっくりで手間いらずとなると狭いRhodesの家の敷地で育てるのにもぴったりな子です。
ただ低木ながら根鉢が大きいためこの小さな寄せ植えに使う予定はなかったのですが、大きくなってくると増々寄せ植えに使えなくなると思い、エレモフィラやプリムラ・マラコイデスの白~クリーム花種を差し置いて今回はこの子を投入する事にしました。
ちなみにこのホワイトスパイヤーの両脇にシルバーリーフのシロタエギクの丸葉タイプを植えてありますが背丈がまだ低く寄せ植えを前から見ても今はまだ姿が見えません。下の画像の下の両端にちょこっと見えています。
輝くような斑入りの葉もとても綺麗です。ほんのり葉先が紅く紅葉している箇所もあります。
寄せ植えでは長く伸びた枝が数本見える程度ですが実は下半分に隠れて葉枝が伸びてきていてとても綺麗なんです。
本当は濃い青花のネメシア↓や
プリムラ「スフィンクス」や「モネ」や「エムズセレクション(松原園芸さんの花茎が高く伸びるタイプのプリムラ)」などのブルー~濃紫の花や濃い青も投入したかったのですが鉢が小さいので断念。
今回は濃いブルーを入れて同じブルーでも濃淡のメリハリをつけた寄せ植えにするのを諦め、ひたすらアイスブルー×シルバー×ピュアホワイトでおとぎ話の雪の国のような世界観の小さな寄せ植えにする事にしました。濃い系のブルーはまた機会があれば別の寄せ植えか今更リースで楽しんでもいいかなと思っています。
後回しにしてしまいましたが今回のもう一人の主役、淡いブルーの大輪一重パンジーです。この子はずっとホームセンターで気になっていた150円くらいの青花大輪一重パンジーで、買っても場所がないからなあと11-12月中横目で見ながらやりすごし、12月末頃に最後の一鉢になって売れ残っていたのを見てどうしても通り過ぎる事ができず買ってしまった可愛い子です。
ベランダは太陽の照り返しがきつく、青いパンジーが水色っぽい花色に見えるかもしれませんが、実際は上の画像のブルーをもう少し濃くした青花です。
青いパンジーの正面を向いて開いている花と、下の画像の左端↓にある一部の蕾のように、花びらの淡い色の部分が縮れているのが分るでしょうか。屋外のヒサシの下で夜出しっぱなしにして一応他の植物の影になって寒さと風から少し守る感じで置いていましたがこうなりました。ヒサシは薄い屋根幅なのであってないようなものなのでもっと広い屋根が必要です。
淡いブルーや水色、その他ピンクでも紫でも淡い色のビオラ&パンジーの花は寒さに弱く暖地の関東でも夜外に出しておくと花びらが縮れてしまいます。屋根がしっかり広いポーチの下に守られるといくらかましかもしれませんが淡い色のパンジー・ビオラはこの冬の夜間は不織布などでカバーした方が安心ですね。
この寄せ植えとは関係ありませんが、松原園芸ファルファリアNo.18のパープル×水色のバイカラービオラなども夜の寒気で花びらの水色部分の縁だけ縮れました。他にも紫のグラデーションがかかったビオラなどでも白に近い色のところがやられます。一方、花びらがわずかに分厚いビオラ・パンジーは淡い色の花びらでも多少の寒さに耐えます。天の羽衣も白に近い花色の株でも夜ポットのまま屋外に出しておいても特に花びらが縮れる事はありませんでした。
最後に、鉢の前縁にディコンドラを1芽植えこみました。5本ほとの枝が伸びているものを全面に広げているので短い枝も春になると伸びて来るでしょう。寒さで葉がいたみがちなディゴンドラですが寒さに弱い淡色パンジー&ビオラと共に夜間の防寒を忘れないようにして冬を乗り切って貰おうと思っています。
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