先日、ちょうどいま咲いていたり蕾がでてきているクリスマスローズの記事をアップしましたが、今回は今年咲きそうにないクリスマスローズについて触れておきたいと思います。
敷地がなくバックヤードの涼しい半日陰のような場所も確保できない管理人の家ではクリスマスローズの夏の間の管理に特に気を遣わないとならない上に、年は1週間の留守と在宅を繰り返していました。なので不在中は家族に水やりを頼むも細かい注文をなかなか聞いてみらえず、水のやりすぎによる根腐れまたは逆に水不足で枯れる事も両方心配でした。で結局春から秋の間に過湿による危機と強乾燥による危機を何度か繰り返し、弱った品種が3種、枯れた品種が2種も出てきてしまいました。
まだ蕾が出てこず今季はもう咲きそうにないのがこの「エレガンスアイス」。何でお気に入りに限って弱らせてしまいました。葉は元気ですがとにかく成長期の留守中に強乾燥で一度死にかけ復活したので株が小さくなってしまい今も葉が少なく蕾が出てくるほど成長していません。
白花だけどアンティークな雰囲気もあって気に入っていました。
華やかなのにけだるそうなたたずまいが大好きで今年も楽しみにしていたのですが成長期に弱体化し葉数が少ないので次の開花は来年になりそうです。
ちなみに今季同じホワイトの八重~多弁種の「ホワイトプリマドレス」の小苗を場所もないのにどうしても花が見たくなってつい購入しました。
この「エレガンスアイス」と少しかぶるので「ホワイトプリマドレス」は来年開花した後でお嫁に出すかな?と思っています。
続いて弱って咲きそうにないクリスマスローズはこちら。
この品種不明のバイカラーで濃いダスティーピンク~クリームのグラデーションが気に入っていた子も2020年の成長期に一度弱って復活したので葉が少なく小苗にもどったも同然の状態で今年は咲きません。
小ぶりのアンティークカラーの花で気に入っていました。
日向で見ても味わい深い色は変わらず。
冬の午後の西日の下では暗ピーチカラーに。
この子もまた1年養生させるしかないですが、来年は元気に咲いて欲しい。
同じく弱って咲きそうにないクリスマスローズの最後は品種不明の「ホワイトダブル・スポット」。
野草…というかまるで薬草のようにも見える野趣を感じる花姿が気に入っていたのですが、やはり昨年の成長期に水切れで弱ってしまい復活するも葉数が少なめで花芽も出てないので今季の開花はなさそうです。
白・クリーム系のクリスマスローズは開花後グリーンに変色してゆくところも美味しいですよね。
庭もなく涼しいバックヤードもない家に住み、その上家を留守がちにする人間はクリスマスローズを育てるのに向かないかも、と思ってしまいますが、何とかクリスマスローズを栽培してゆきたいです。
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