敷地が30坪以下の狭いRhodesの家は庭がありませんがそれでも冬から秋にかけて冬の花苗のカットフラワーが日々出るので水連鉢に花や切り枝を次々放り込んでいます。
小さいお庭でもあれば素敵なバードバスを置いてそこに浮かべて楽しめますが、私の場合は藻が残る水連鉢に。この駐車スペースに無理やり置いている水連鉢は敷地内でもっともスペースを取るのでこれでも贅沢な方だと思っています。
色々アップしたい事も溜まっていますが、2月の作業で隣家との境にある生垣にみたてた藤鉢の壁面棚仕立ての細い竹垣を少し手直しして仕立て直した事を記録に残しておきたいと思います。
↓画像で分かるように、お隣さんの境界の柵に沿って立てています。お隣さんの了解済みではありますが、万一邪魔になったりなど何かあったら取り外せるような簡易的な垣根です。
草花用の支柱にも使えるような細い竹を使った柵で竹垣と呼べるほどのものではありませんが、竹と竹を結ぶ紐は竹垣に使われるシュロ縄を使い竹垣風に男結びにしています。↓画像は一列ですが、この下に二列、計3段横に竹を組みました。
ちなみに本格的なこの形の竹垣は縦の竹を交互に前後交差させるのですが、管理人宅は交差させるゆとりのない狭い場所に立てる事もあって縦の竹を前後にジグザグさせず全部壁際の後ろに揃えて立てています。
縦の竹は3年前に立てたもので煤竹の茶色い竹だったのがもうかなり剥げてきています。細いだけに劣化も早く替えないとならないのですが今回は交換をサボり横の竹だけ付け直しましたが、この様子だと1-2年後に再び仕立て直しが必要になりそう。ちなみに次回作り直す時は交換しなくていい樹脂製の竹を使おうと思っています。
立て方や丈の太さも本物とは違いますが一応四ツ目垣風の垣根で、唯一本物の竹垣と同じ男結びを見てはうっとり。四ツ目垣は普通の青竹に黒いシュロ縄の紐の男結びのデザインですが、Rhodes宅で使った煤竹×茶色のシュロ縄の男結びも1年もしないうちに変色してしまうので結んだばかりの色褪せていないシュロ縄の音小結が見れるのは今だけなのですが、こんな結び目を見て楽しむ人なんてほとんどいません(^_^;
ちなみに画像では横1段しか映っていませんが、この下に2段、合計3段横に竹を渡して男結びで結びました。隣家の表が思い切り入ってしまうため全体像をアップできませんが、縦9本、横3本の垣根で結んだ数は9×3の27個。竹垣の男結びは絶対ぐらつかせたくない派です。竹垣の男結びは濡らして湿らせたシュロ縄をギュギュっと揺らがないようにきっちり手早く結んでいくのですが、結構疲れました。
↓画像の左端に見えるのが門柱で、門柱の後ろの交差点を結ぶ時が結構大変。人が入るスペースはないので手を伸ばして何とか結びました。
3年前にこの垣根を作った時に横の竹を中途半端にしていたため、今回は家に予備で置いてあった新しい竹を使って横の3本だけ仕立てましたが、家に置いてある竹の在庫がもっとあれば縦の竹も替えてました。
白・紫の鉢栽培の2種の藤を這わせていたのでそれをひとまず取り除いての手直しになり、ついでに白長藤の方は根鉢をカットして植え替えをしました。春にまた花が無事付くといいのですが、開花数か月前に末端の根大胆にカットしてしまったので今年は無事開花するか微妙です。悩んだのですが、鉢を一度この場所から外す機会もなかなかないので竹垣の修理で鉢を外したこの機会に思い切って植え替えを断行しました。
大事な時期に根をカットしてしまったけど何とか無事咲いてくれますように。
上の画像もわざわざ車を一度道路に出しての撮影でした(駐車スペースの車が思い切り写り込んで背景を損ねるため)。
家の前に駐車スペースがあるだけの庭のない家なため、駐車スペースの前後で無理やり鉢栽培の植物を楽しんでいます。
ちなみに上の画像でシロナガフジの奥に普通の紫のノダフジも見えていますが、このノダフジの鉢はこの時一旦鉢をこの場から外した機会に車の後ろに持っていきました(今回アップした細い竹垣風の垣根は車の前方にある門柱の後ろに立てています)。
シュロ縄の男結びは一般のガーデナーさんはする機会も必要もないと思いますが、本格的な普通の竹の四ツ目垣の竹の組目の結び目はシュロ縄でこの男結びで結ばれ連結されてます。
竹垣を手直ししてからも早速例年のパンジービオラのカット枝やラナンキュラスその他の切り花を吊るしました。
ちなみに去年のカット枝はこちら↓全部写っていませんが全部で4瓶吊るしてあります。去年は竹垣というよりも這わせてある藤のツルにぶら下げました。
今年は新調した横に走らせた竹竿に3瓶吊るしました(2瓶しか映ってませんが)。
パンジーのカット枝のガラス瓶吊るしは沢山ぶら下げていたのですが、風でカットした花枝が沢山飛んで気づかないうちに舞い落ちて枯れてしまい、半分減ったところで慌てて写メに収めたものなので花も少なめです。
ちなみに今回横に渡す竹を更新しましたが、それまであった古い横竹もまだ一部残してあります。
じつはもう一つ修正が必要な竹垣が車の後ろにもあるのですが、それを這わせているクレマチスの取り外しが難しくなる前の近日中に直すか、来年に見送るか悩んでいます。そちらはできれば樹脂製の竹を取り寄せて作り直したいのですが、明日からまたしばらく自宅にいないしそちらは今季中の仕立て直しは厳しいかなあ-、、
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