秋冬の香る花苗 その2 ~ パンジー&ビオラ ~

 
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あまりに品種が多すぎるパンジーとビオラはごく一部を除いて花に顔を近づけないと香りを感じない程度の微香性のものがほとんどですが、春にはほとんどすべての品種が香りますし、中には冬から強い香りを放つタイプの品種もあります。

単体ではさほど香らない微香性のパンジー&ビオラでも、気密性があり温かいハウス内では沢山の花からの香りが充満するそうですが、ほとんど香らない品種も中にはありますが顔を近づけると真冬でもそれなりに香る(特に温かい日中)株が多いので納得です。

美人かつ良い香りとなると購入してしまう

また、咲き始めの時に強く香る(逆に香りがない)もの、枯れる頃まで香るもの、数輪しか咲いていない状態では香っても弱く感じるものなど、寒いうちはほとんど香らないものなど、香るタイミングも微妙に異なるため、花が数個咲いているだけの株をお店で手に取り花の香りを嗅いで全く香りが無いと感じても、翌日はその花が香っていたりすることも。

香るタイプであっても一部の香りの強い品種を除いて真冬の厳寒期は香りが弱く温かい日中でないと香りを感じる事は難しいですが、温かい秋口や3月になり春の気配を感じ始めると夕方や夜間でも香る事が多いです。

また、私が嗅ぎまわった範囲では、パンジーよりも花数が多いビオラの方が香りを感じる事が多いのですが、ビオラの方が香りが強いという訳ではなく、香りの強弱は香りを発する面積・香る元となっている物質の量により強まったり弱まったりするので、花数が多いビオラの方が香りを感じる事が多いのかもしれません。もともと香りのある品種の花が沢山咲いていればいるほど顔を近づけるとしっかり香ります。

冬は昼時、夏は夜(お店では夕方または午前中の一番早い時間)にが香る事が多く、秋や春は花により香る時間は様々なので、お店で花の香りを確認する時は季節に応じた時間に香りを嗅ぎ、また他の株と香りを比較する場合は花数の違いを考慮する必要があります。

注意:紹介する品種は必ずしも作出元から香りのする品種として販売されているものではありません。私が個人で入手した株や、園芸店などで手に取った株の中で、香りを感じたものを紹介しています。同じ品種でも香りの有無や強弱に個体差もありますし、香りの感じ方はひとそれぞれ異なりますので、以下に案内する品種が必ずしも香る花であると約束するものではありません。

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ビオラ

以下に挙げるビオラは、行きつけの園芸店数店のビオラコーナーで、他のビオラと比較してはっきり香っていたビオラです。実物と出会えていない品種も沢山ありますし、あくまで私がここ2年間でお店で出会った限られたビオラの中から手に取り他の品種と比べて香りをはっきり感じたものになります。
同じ品種の中でも香りの有無や強弱に個体差がありますが、下に挙げたビオラに関しては、同じ品種の他の株の香りも確認し平均的に同品種のどの株からも私の嗅覚の範囲で香りを確認したものになります。

見元園芸「ライジングアイス」:数あるビオラとパンジーの中で最強の香り??

昨シーズン新発売?だった見元園芸の「ライジングアイス 」 。
1年前の秋冬にも購入して見た目と香りを共に楽しんだ、毎年必ず入手したいビオラです。

抜群の香りだけでなく葉脈が浮き出たような繊細な模様の爽やかな姿も楽しめる

花苗は色・形・香りに個体差があるので店頭で手に取って決めたいのですが、今シーズンはお店に行くのが遅くなりどの店舗でも購入できず、仕方なくネットで3苗購入しましたが、遅植えの苗だったらしく根が十分に伸びていなくて花が咲きそろったのは1月に入ってから。
1年前はとても美しい白地にさわやかな紫のベイン模様が綺麗な個体を手に入れましたが、今年は全体的に紫色だったりと個体差があったものの、1月に入るとどの苗も白地に紫の筋が綺麗な花を咲かせるようになりました。

ライジングアイスは多花性で茎が背高く伸びるタイプですがあまり枝垂れる事なく長い枝をキープしたまま次々に花を咲かせます。他の花やリーフものと寄せ植えるのもいいですが、このライジングアイスだけをお気に入りの鉢に植え付けるのもおすすめ。多花性なので1鉢だけ飾ってもいいですが、複数苗植え付けるとさらに見ごたえがし、香りも強まります。

鉢への寄せ植えでは、寄せ植え全体のイメージや鉢によっては最前列に置いてもいいですが、ライジングアイスは少し背丈があるので中継に持ってくるといいと思います。手前にはコクリュウ、アリッサム、クローバー、あまり大きすぎない葉牡丹、背丈があまり伸びないコンパクトなパンジーやスミレなどを置きます。

茎が高く伸び枝垂れないタイプ。下花を摘んでしまい寂しい姿だが本来はもっと沢山の花が咲く多花芳香性ビオラ(根元の多肉は撮影のため斜めになった株をまっすぐに修正するために置いただけ)

話は飛びますが、冬は特にグリーンネックレスの花↑もよく咲いて、大株にもなると沢山咲いて甘い香りを部屋に漂わせています 。

他のビオラやパンジーに比べ茎が長く伸びるため株元近くで切り戻した枝も花瓶に飾りやすい

ライジングアイスは自宅に最低3苗、人に寄せ植えを作ることも考え8苗くらいは欲しいビオラ。来年も再来年も、毎年入手する予定です。自宅用に種を採って蒔いてみたいのですが場所もないし、いまいち自宅利用の範囲であっても種苗法の規定が分からないので出来かねています。

特に、棚やガーデンベンチの上など、膝より上の位置にこのライジングアイスの鉢を置くと、通るたびに良い香りに身を包まれるのを感じます。特に強く香る時間帯は月によって変わりますが、日没後気温が低すぎるときは香りが弱い事もありますが、いつ嗅いでもほぼよい香りがするビオラです。

ビオラの中で一つだけしか買えないとしたら、私はこのライジングアイスを迷わず選びます。

↑しぼんだ花も水に挿しておくだけで何日にも渡ってよい香りを放ち続けるほどビオラの中では強い芳香を持つライジングアイス
基本的には丸弁花だが取り寄せた3苗のうち1苗はうさ耳タイプ気味の花を咲かせている

特に名のないホームセンターの紫のビオラ

続いて「ライジングアイス」の次に香りが強いと感じたビオラです。
1年前に育てていたビオラで無名の紫ビオラの一つ。ホームセンター園芸コーナーのビオラ苗の前を歩いていたら良い香りがフワっとしたので数あるビオラ苗の中から香りの主であるこの子を探し出してカートに追加してしまった子です。

ホームセンターにあった無名の紫ビオラは割としっかりした香り

ビオラもパンジーも品種が多すぎて、また同じ品種でも個体差があるのでその時の出会いを楽しむようにしていると、こうした意外な出会いがあるのも楽しみの一つです。

見元園芸「タンゴ・アモーレ」、「ガゼルのかけっこ」

画像はありませんが見元園芸の「ガゼルのかけっこ」も香りがしましたし、この 「タンゴ・アモーレ」↓も香りが割とするタイプのビオラです。

「ライジングアイス」よりもは弱い香りではありますが、冬の間は温かい日中に顔を近づけると香ります。お店で沢山のビオラが並んでいる中では割としっかり香りを感じる小輪ビオラです。

見元園芸「タンゴアモーレ」。シックなカラーの葉物と合わせるとおしゃれなくすみカラーの大人ビオラ

見元園芸「ココの夢」 …?だったかな

他にも見元さんでは確か「ココの夢」だったと思うのですが、1年前に購入したこちらのピンクベージュのビオラも香りがあり、こちらもライジングアイスほどではありませんが良い香りがしていました。

今年も買いたかったのですが、行きつけの園芸店でもタイミングが合わず買えませんでした。

見元園芸「ココの夢」

神戸ビオラ「トロン」

他にも今年購入したものの中では神戸ビオラ「トロン」↓も良い香りがします。1月は寒さで香りは温かい日中しかしませんが、12月上旬までは割と香っていました。黄色のベースに上の花弁に青みがかったグレーが入りだんだん抜けてブラウンになるのですが、先始めのころのブルーグレーが大人っぽい多花性小輪ビオラです。
店頭で見たものはどれも香りがしていて、一番香りがした個体をカートに入れてきました。

神戸ビオラ「トロン」。こちらは買ったばかりで花数少ないが沢山の花が次々に咲く多花性小輪ビオラ

江原ビオラ「ヌーヴェルヴァーグ すみれの革命」

魅力的なカラー展開に悩みに悩んだ「ヌーヴェルヴァーグ すみれの革命」。

どの個体も珍しい花色でいくつか入手したかったのですが場所的に制限があるため、’くすみスミレ色 ‘と’ クリアな水色と茶色の複雑な色 ‘の2株を買って帰りました。
2つとも花に顔を近づけると好い香りもします。

珍しい色味なので単品で鉢に飾って好きな場所で愛でるのも良いし、パンジーの「ドラキュラ」や「フリズルシズル」と同様背丈があまり伸びないタイプなので寄せ植えにも向きます。背丈は低いので寄せ植えに使うなら前景に。11月に購入してから一度も切り戻しをしていませんが、花数はどんどん増えてきています。

花びらが厚めで花もちもとても良いので、来年もぜひ買いたいビオラです。

「ヌーヴェルヴァーグ すみれの革命」その1

ありそうでないような、くすんだ紫色。大人のスミレ色の子です。
画像は一番花の咲き始めの頃で花数が少ないですが、今は何倍もの沢山の花が上がってきています。
香りは割としっかり香ってきます。

「ヌーヴェルヴァーグ すみれの革命」 くすんだスミレ色の個体
2020/2/5 コンパクトな背丈で花数も沢山

「ヌーヴェルヴァーグ すみれの革命」その2

続いてもう一つのすみれの革命はこの美人さんです。

本当に綺麗なカラーでつい見とれてしまう。
うえたオリジナルビオラの「パピヨンワールド」の中にも水色がとても綺麗に出ている個体がありますが、こちらは白地ベースに水色の葉脈がはっきり浮き出てメリハリがあるライトブルー。
加えて茶色や黄色に黒っぽい紫、縁にほんのり染まったマゼンダピンクなど沢山の色が絡んで一種独特のハーモニーを奏でている個性的な色展開です。

その1と同様、今はもっと沢山の花が咲いていて、香りも意外とします。

「ヌーヴェルヴァーグ すみれの革命」もう一つの株。脈に沿って走る青いラインに茶色やピンク、黄色などの色が複雑に出ている個体
透き通るようなブルーのラインを花裏から見たところ。すごく綺麗!
つい見入ってしまう複雑な色柄の組み合わせ

咲き始めは地に黄緑色がほんのり乗り、マゼンダが縁取る。

実は「ヌーヴェルヴァーグ すみれの革命」ではもう一つ、濃く少し濁りのある紫色にところどころ真っ白な絞りが入った花のとても珍しい株もあって、悩みに悩んで買わずに帰ってしまったのですが、翌日やはり欲しくなり戻ったところ無くなっていました…。

希少品種は一期一会(;_;)
「ヌーヴェルヴァーグ すみれの革命」は絞りの入ったお花が出てくるようなので、来年も行きつけの園芸店で入荷したら早く見に行きたいです。

香るパンジー、色々

ビオラだけでなく、パンジーにも香りがあります。

画像は現在ありませんがパンジー「ムーランフリル」には香りがあり、「ドラキュラ」や「絵になるスミレ」等の中にも香りのする個体があったり、その他名もないパンジーに芳香のある個体がありします。

パンジーやビオラは香りがすると言っても、香りのある品種や個体に顔を近づけないと分からない微香性タイプが多く、ここで案内しているのも「ライジングアイス」などごく一部の香りの強い品種」を除いて微香性タイプのパンジー・ビオラがほとんどです。沢山栽培しているハウス内や、香りのある品種を沢山植えてあるフラワーパークの一画などではその場にいるだけで香りを感じると思いますが、個人宅で何株か楽しむくらいではその場にただ立っていても香りは漂よってきません。

今咲いている今シーズンの我が家のパンジーでは、背丈が出ず花後の切り戻しがあまり必要なく扱いやすい「フリズルシズル」や同じくあまり伸びない「ドラキュラ」も香りがしますし、名の無いパンジーにも香りがするものがあります。現在花後の切り戻しのため療養中で香り未確認のパンジーもあります。

コンパクトな葉姿で扱いやすい「フリズルシズル」も顔を近づけるとはっきりと香りが
今年入手した茶色・紫2種の「ドラキュラ」からもしっかり香りが
特に名のない小輪パンジーもはっきり香るものもあり
手前の名無しの中輪パンジーも良い香りが。奥の真っ黒な大輪一重パンジーは香りは感じられず
レモンがかったクリームイエローのビオラ(左)とパンジー(右)からも香りが

一方、香りがほとんどしないパンジーももちろんあります。
今年購入したものの中では「フェアリーチュール」が香りがしません。この子は香りよりも花姿で選んだため、お店に並んでいた他の「フェアリーチュール」の香りと比較するなど全体の香りの確認を忘れてしまい、たまたまこの子が香りのない個体だっただけなのかどうかは不明です。
悪者のようで可哀そうですが香りがなかったレポートの意味で。

【 →追記 】 「フェアリーチュール」は3月半ばになりやっと花数が増え、香りもちゃんと感じる事ができました。

ダブル咲きパンジー「フェアリーチュール」の白花タイプ。咲き始めのグリーンがかった色から緑が抜けて白花になる経過も素敵。香りはこの個体からは少なくとも香ってこない

香りを感じるパンジー・ビオラの多くが厳寒期の1-2月は日照不足や寒さの影響で香りが弱くなりますが、ライジングアイスは真冬でも陽のある内は比較的香り、また夜でも室内に取り込むと一晩中香っています。どちらかというと本来は夜のほうが香るけれど真冬は寒すぎて夜は特に香りが弱まってしまうのかもしれません。

パンジー・ビオラの品種はそれはもう沢山で毎年何を買おうか悩みます。入手困難なお目当ての品種を取り寄せるのもよし、園芸店に行ったときに出会った子を迎えるのもよし。私の場合は珍しい品種の収集はそこそこにとどめ、毎年シーズンを迎える頃に園芸店やホームセンターで一つ一つ手に取って色・形を見て出会い運命を感じた株をその年のコレクションに迎えています。

「ももこ」ひねりのあるピーチカラーに心惹かれ昨年に続き今年も購入。自己責任で食べたところめしべの奥にはっきりと甘味を感じた。現在剪定済養生中で香りは後日再確認

パンジーやビオラは苗が市場に出回るまでの農薬使用が不明なので非推奨でおすすめはできませんが、少なくとも購入後冬の間は農薬を使うことはないので自己責任でサラダなどに入れて食べています。ビオラの「ライジングアイス」などは香りが強くて口に入れるのにあまり向かないかなと思うほど。またパンジーの「ももこ」はめしべや種の赤ちゃんの部分に甘味をしっかり感じる個体があったりして面白いです。

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