夏に返り咲く四季咲き性クレマチス・その1

 
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先日は夏咲きの一季咲き性クレマチスの開花記録をアップしましたが、今回は四季咲き性のクレマチスで現在2番花や3番花が咲いているクレマチスの中の一部の開花記録、前半です。

8/8撮影 リトル・ネルとメアリー・ローズの2番花

四季咲き性のクレマチスは主に春から秋まで繰り返し咲き続けるクレマチスの事。多くは現在二番花が咲く頃で、春に既に沢山の一番花を咲かせているクレマチスです。

品種にもよりますが、まず春から初夏に1年で一番の見ごろを迎え(春が一番花数が多い)、その花後の剪定のあと50~60日ほどの丁度今頃に2番花が咲き、品種によってはこの2番花の花後の剪定の50~60日後に再び3番花が咲きます。

一季咲き性クレマチス の中には4M以上ツルが伸びる大型のクレマチスもありますが、四季咲き性のクレマチスはその多くはツルの長さは4メートル以内に収まるものがほとんどです。
伸び放題にすれば4メートルを超える事もありますが、3メートル以内に収めると咲いた時に綺麗にまとまるものが多いです(木立性や半木立性、ツル性のものもあり、背丈は品種にもよります)。

【 四季咲き性クレマチス 】
ジャックマニー系(四季咲き性クレマチスの中では早咲きタイプ)、フロリダ系、ビセチラ系、テキセンシス系、ビオルナ系、インテグリフォリア系、タングチカ系、 アトラゲネ系 (※) など

※アトラゲネ系は一季咲き性が強いが四季咲き性の品種もあり秋にかけて花が少し咲き続ける事もあるため、ここでは四季咲き性・一季咲き性のいずれの性質も含むと捉えている。

今日は我が家で現在咲いている四季咲きクレマチスの一部の記録です。
本当はもっと多種咲いていてもおかしくないのですが、小さな鉢で南向きの灼熱のベランダで管理している中型クレマチスはなかなか夏の花が咲きにくいため、我が家の夏に咲く四季咲き性クレマチスの品種は少なくなります。

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早咲き大輪系(パテンス系)

パテンス系は基本は春に豪華に花を咲かせる品種ですが、株が成長してくると返り咲きしやすくなります。
2年苗を植えて数年もすると2番花や3番花が初秋頃までちらほら咲きます。
ただしパテンス系の2番花、3番花は、数が少なく、春の1番花よりも小ぶりだったり、八重咲きは花弁が少なかったりします。
ビセチラ系、ヴィオルナ系、インテグリフォリア系などの2番花、3番花とは花数が大きく劣りますが、それでも株が成熟してくると初秋まで数個以上の花が返り咲きます。
四季咲き性クレマチスの中では1番花の咲く時期が比較的早く、花後の剪定も早くできるため、2番花、3番花に続き4番花も咲く事があります。
(中でも特に返り咲きしやすい品種は2番花の数が少し多いです)

‘ベルオブウォーキング’の2番花は八重カザグルマを彷彿とさせる楚々としたナチュラルな花
春に咲いた’ベルオブウォーキング’の1番花は毎年豪華絢爛

夏でも花数は春に劣らないビセチラ系

ビセチラ系のクレマチスは秋まで繰り返し咲きます。咲き出しは早咲き大輪系(パテンス系)よりも一足遅いのですが、 返り咲いた時の花数は春の一番花を少し少なくした程度で、春から秋まで、花後の剪定と追肥で沢山の花が咲きます。
春から秋まで繰り返し、と書きましたが、現在2番花が咲いていて、次の3番花はその年や品種によって咲く事もあるし咲かない事もあります。1番花の花後の剪定の時期にもより、早く剪定すれば早く剪定するほど2番花の咲く時期も早まります。
今年は1番花が5月の半ばに咲き揃い、花後の剪定が6月末頃と遅くなってしまったので、今頃2番花が咲き揃い、1番花の時はまだ咲いていなかったヴィオルナ系「カイウ」とのコラボも楽しめています。

8/8撮影 ビセチラ系 ‘リトル・ネル’と’メアリー・ローズ’の2番花と花後の剪定をせず咲きっぱなしのヴィオルナ系’カイウ’
8/7撮影 1番花と比べ花の色艶・形は少し劣るが花数はさほど変わらず。
1番花の時は見られなかったカイウとの競演が嬉しい

ちなみに同じ場所で春の一番花が咲いた時の様子は初夏にアップした以下の生地の通りです。
今咲いている2番花もこれからも花数が増えて沢山咲きますが、やはり春の一番花の方が花の色艶や形が活き活きとして元気に見えます。

ビセチラ系クレマチスの2番花の端緒は、1番花と比べると、花色が色あせたり、花形がやや貧弱である事(他のパテンス系なども同様)。クレマチスが苦手な夏の暑い気候と重なるとその短所は顕著に現れる。
2番花の長所は、1番花は咲き進むうちにうどん粉病が酷くなり葉が粉を吹き景観の悪化を招く事が多いが、2番花は1番花の時の薬剤散布が効いてか、気候的になのかは不明だが、咲き進んでもうどん粉が顕著に表れにくく比較的葉も綺麗なまま咲き進む。

ヴィオルナ系

本来なら花後の剪定で初秋頃に2番花を咲かせたいヴィオルナ系クレマチス「カイウ」。
見出しにはヴィオルナ系と書きましたが、正確には「カイウ」はヴィオルナ系クレマチスとヴィチセラ系クレマチスの掛け合わせになります。

今年は一番花が5月末頃に咲き始めてから一度も剪定をせず、ずっとツルを伸ばしながらずっとポツポツとノンストップで可愛いベル型の白花を咲かせ続けています。

( 私個人の嗅覚による感想ですが )ホワイトティー・グリーンティーなどのティー系の香料や、キューカンバー系の香料のような、爽やかな香りのする微香性のカイウですが、初夏よりも夏の今の方が良い香りがはっきりするような気がしています。

カイウはツルを結構伸ばして花を咲かせるので春の花の咲き出しも他のクレマチスに比べて遅く、2番花の咲き出し時期もツルが十分に伸びてからになり更に遅くなります。なのでいっその事、切らずにツルが伸びきるまで楽しみ、秋に葉が枯れてきてから剪定しても良いかなと思っています。
今年は幸いうどん粉病が酷いところを部分的にカットすれば見栄えも問題なさそうなので、このまま春に出たツルを切らずにおいて最後まで咲かせ続けようと思っています。

ツルが伸びに伸びて上の方で咲いているカイウと、伸びたツルをぐるりと下に旋回させて目線辺りで咲くカイウが咲いていて、珍しくビセチラ系やビタルバ系のクレマチスとの競演を楽しんでいます。

上ではビタルバ系クレマ’サマー・スノー’に追いつく勢いでツルを伸ばし続け
下ではビセチラ系クレマとの競演を楽しんでいるカイウ

寒冷地におすすめ・繊細な花弁と美しい花が楽しめるアトラゲネ系

アトラゲネ系クレマチスは根が細根で、排水性の良い山野草の土などで育てます。
暑さと蒸れに弱く、暖地では近年の温暖化で寿命が短いものも多い一方、中には耐寒性のある品種もあるので、モンタナ系などと一緒にぜひ冷涼地や寒冷地で栽培して貰いたい品種のひとつです。

アトラゲネ系は四季咲きクレマチスというよりも一季咲き性として分類される事が多いですが、実は春の1番花の後に新しいツルを伸ばしながら初秋までに何度か花が返り咲きします。他のクレマチスと同様、株が充実してくるとより一層返り咲きしやすくなります。

春にパテンス系より一足早く昨年伸びたツルから一番花を咲かせます。春は他のクレマチスと比較して意外と早く咲き出すところもこの系統の特徴です。

その1番花が開花してからその年の新しいツルを伸ばし始める旧枝咲きタイプなのですが、その新しいツルに初秋にかけて花をポツポツと少し咲かせるのです。
基本は昨年育った枝に春に蕾が付く旧枝咲きタイプですが、例外的に少しだけ旧枝咲きのように新しく伸びたツルに花を咲かせます。これを勝手に2番花、3番花と呼んでいますが、別に花後の剪定や追肥で返り咲いたものではありません。

我が家では「 マクロペタラ ウェッセルトン」や「 ホワイトレディ 」 などを育ててきましたが、植物で溢れ風通しがあまり良いとはいえない狭い我が家では3~5年で枯れる事が多いです。

下の画像は春先に咲いた「マクロペタラ ウェッセルトン」の一番花(上)と、7月に咲いた2番(下)の画像です。

画像の倍の花数が咲いた4月の一番花。
(開花間もない頃はこのように色が濃く徐々に色が抜けて下のような淡いブルーになってゆく)
夏に返り咲いた花は1番花と変わらない大きさ

アトラゲネ系クレマチスの剪定は、必要があれば伸びすぎた枝を少し切り戻す程度の弱剪定で、花後や晩秋・冬の剪定をしないで花後に花ガラを摘む程度でも大丈夫。冬は葉は枯れますが、枝は生きているので誤って切ったり枯れていると思って処分しないように注意します。
涼しくて風通しの良い場所を好むため、風が通る半日陰、かつ夏は明るい日陰になるような場所で管理するのが一番です。

アトラゲネ系では他にも「ブロートン ブライド」や「レモン ベル」、「クローシュテ プライド」、「メイドウェルホール」など魅力的な品種が沢山!
「 ホワイトレディ 」のように大株になると旺盛にツルを伸ばし沢山花を咲かせる品種もあり、独特に涼しげで繊細な花形もとても魅力的です。

アトラゲネ系の中には耐寒性のある品種もあるのでそうしたものは寒冷地にも向いています。暑さに弱い系統なので是非夏に涼しいエリアで育てて欲しいクレマチス。寒冷地で地植えにし沢山ツルを伸ばして大株に育て多数の花を咲かせたところを拝みに行きたい程です。

アトラゲネ系(やモンタナ系)は、夏に蒸し暑くなる暖地では長生きせず3~6年程度で枯れてしまう傾向があるので、暖地で栽培する場合は最初から大苗を購入し早めに多くの花を楽しむ事をおすすめします。

暖地ではなるべく風通りの良い涼しい場所で栽培します。3~4月に陽が当たり初夏・夏・初秋は明るい日陰になるようなヒサシの下や落葉樹の足元での管理がおすすめです。逆に南~西向きで陽がガンガン当たり夏の日中は素足で歩けないようなベランダでの栽培は不向きで短命に終わります。

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