皆さんもうパンジーやビオラの苗を購入しましたか?園芸店、ホームセンターでは各種冬の花苗が10月から店頭に並んでいます。
Rhodesは10月に入って秋冬の花苗を少し購入しましたが、購入予定だったパンジービオラがなくひとまず2苗だけ買って待機しています。
上の画像はこの秋購入した苗です。ハリウッドは紫ではなくシルバーですが秋の小ぶりのフリルパンジーは「 シェルブリエ 」 。左端のシルバーリーフが素敵なシクラメン「 アフロディーテ 」は数年前にも購入したもの。このブログにほとんど登場していませんがヒューケラは紫が好きでつい見かけると買ってしまいます。上の画像下に並んだヒューケラは左が「 ブラックベリータルト 」、右が「 ハリウッド 」です。
今日はパンジー・ビオラの関東近辺の入荷状況などを、その他の秋冬の花苗にも触れつつ、書いてみたいと思います。
パンジー・ビオラ
今年のパンジー&ビオラは今のところ、上でも触れたパンジー「 シェルブリエ 」をとりあえずシャビーな水色(左)とアイスブルー(右)の株の2株を購入↓
水色といえば クリスタルマーメイド も10月半ば前にはホームセンターにも並び始めていますがまだ本格的な寒さになっていない今は色がはっきり出ていない株が多くて現在はまだ買わず保留検討中です。スペース上買える数も限られ水色系ばかり買う事はできないので今年は買わないかも。
シェルブリエ に話しを戻して、 シェルブリエの花色は株によりさまざま。淡い色が多いようですが七色やアンティークカラーの花など多種多様で選ぶのが大変でした。加えて園芸店ではどこでも株を多数揃えていて、ロイヤルホームセンターなどのホームセンターでも沢山並んでいます。
続いて個人的に毎年買いたいビオラNo.1の江原さん育成・サトウ園芸のビオラ「 ヌーヴェルヴァーグ 」。ヌーヴェルヴァーグを取り扱うお店はなかなかなく、一昨年買ったお店にも置いていないので全国人気も数が少なくお店同士で取り合いになっているのかなと思ったり。まだ少し出回るには早いかもしれませんが、入るお店にはそのうち並ぶのでしょうね。 ヌーヴェルヴァーグ は種蒔きして色々な花色を楽しみたいくらいですが種まきとその苗の管理は狭い敷地のベランダで管理に困ったトラウマがあり種からの栽培にはなかなか手が出ません。
上下↑↓の画像の2種のビオラは2年前に購入したヌーヴェルヴァーク。他の軽やかなフリル咲きビオラと比べると花色展開に重みがあります。ビオラですがパンジー シェルブリエ をちょっとだけ小さくしたような大きめの花です。
どの ヌーヴェルヴァーク も繊細な色合いで、絞り模様の花などは他にないような絶妙な色合わせで魅惑に満ちたビオラです。
見元ビオラも園芸店に並んでいましたがここ3年連続で入手し秋から春まで楽しんだ「ライジングアイス」など今年も購入したかった品種は今のところ見当たりません。もう少ししたら出てきてくれるかな?
他にもビオラは 恋みやび や 華あられ に目を奪われましたが置く場所も限られているので買っていません。
八重のフリルパンジーの最高峰の一つ「 ドラキュラ 」↓は去年、割と充実した園芸店を3つ回っても「今年は入荷できない」と言われ、何でもどこかのエリアのお店によって買い占められ入荷できなかったとか何とか。本当かどうかわかりませんがもうそういう事を聞くとガックリして園芸店をこまめに回ってまで探し求める原動力が出てこなくなりますが、個人の育種家さんに頑張って頂いていますので規模が大きくなくなかなか全国に相当数が出回らないののは当然。関東に少しでも流通してくれるだけで本当にありがたいです。
今年も行き当たりばったりで出会ったビオラ&パンジーをちょっとだけ買って、 稀少ビオラ 稀少パンジー を入手するために探し回るのはやめます。ドラキュラは他のパンジーより少し遅れて出回るのでお店に並ぶのはこれから。白ベースに中心あたりに濃紫mixの花びらのタイプを見たら即買ってしまいますが、お店巡りはせず運よくたまたま出会えたら買うくらいの感じでいます。
「 ローブ・ドゥ・アントワネット 」↓ はまだドラキュラに比べたらまだいくらか出荷される苗の数が多く、これから出回ると思いますが、どこかのお店でぐっとくる花に出会えたら買ってしまうかも。どちらかというと渋めの花色やコントラストの効いた個性的な花色が好みなので優しい花色が多いローブ・ドゥ・アントワネットにはそういった花は少し少ないですがアンティークカラーも大好きなので出会えたらチェックしたいと思っています。
このアントワネット↓のアンティークベージュの地×ダークなデニムカラーのベインの花も淡いカラーながら渋くておしゃれですよね。
パンジーでは「 ももこ 」を早い時期に購入予定でしたが園芸店を2店舗回った限りではお目当ての花色の株がなく全て薄い色でした。一株だけ素敵なアンティークなピーチピンクの花の苗があったのですがお店の方がオーダーで入ったリース作成で使うという事でキープされていたので当然その株は買えずじまい。下の画像は二年前に購入した色がはっきり出た株で、今年お店で見るももこはもっと薄い白に近い色ばかりでした。一昨年も去年ももう少し色がはっきり出た株が出回っていたのになんでなんだろう、、今年のももこのラベルは淡いピンクが混じった白に近い色の花画像が使われていたので本来はかなり淡い色味なのがももこの特色のようです。秋のさほど寒くない時期からしっかり花に色が入る株の方が規格外に近いのかもしれません。
パンジーでは他にノーブランドで アイスパープル のビオラも探していますが今のところ出会えていません。このシルバーがかった淡いピンクパープルのビオラが大好きで毎年探すのですが売り切れだったりそもそも入荷がなかったりでなかなか買う事ができません。
パンジー・ビオラは同じ品種でも微妙に色が違ってくる事も多いのでカラーバリエーションが幅広い品種などはもう本当に一期一会です。それでも毎年いつも同じ色合いの株を購入してしまうんですけどね。
パンジー・ビオラの今後の入荷予定・予測 (関東)
お店にもよりますが、パンジー・ビオラの今後の入荷予定は、ヌーヴェルヴァーク 、evolve ( エヴォルベ )、ビオラレディ 、うえだオリジナルビオラ 等は既にお店に並んでいるところもありますが11月前半に出回るお店も多く11月中旬頃までにかけて出てくると思われます。
少し遅れてローブ・ドゥ・アントワネット は11月中旬以降、ドラキュラはいつも流通するのが遅いので11月後半~12月前半頃に出回るのではないかと思われます。扱うお店によって入荷する時期が全然違ってくる事もあります。
ちなみにヌーヴェルヴァークとローブ・ドゥ・アントワネット、ドラキュラは佐藤園芸さんのパンジーです。この3シリーズに限ったことではありませんがそもそもの株数が限られるので、全国に出回る苗もあまり多くありません。例えばこの3シリーズに限っては佐藤園芸さんと取引のある園芸店でのみ販売されます。
パンジー・ビオラの季節は始まったばかりとはいえかなりのシリーズが既に流通していますが今年は夏が暑く苗の育ち具合が例年より遅いのでまだこれから入荷する苗も沢山あります。スペースの都合で数株しか買えないのでお店に行ける時があればその時出会ったものの中からじっくり考えて選ぼうと思っています。
追記:その後購入したパンジーの中で、落ち着いた雰囲気のピンク系のパンジーについてまとめました。
その他 秋の花苗
その他秋冬の花苗では、ネメシアやストック、ガーデンシクラメンなどは10月頭頃から結構早くに出回り始め、10月後半にはスキミアなども並び始めました。
普通のプリムラも10月半ば頃から園芸店にも並んでいましたが昨日ホームセンターに行ったら販売名が付いているタイプのプリムラジュリアンも並んでいました。これ系のシリーズは毎年微妙に販売名が変わったりするのでついていけなくなりますが色や香りに惹かれた株はつい買ってしまいます。花色がイエロー・アプリコット・オレンジの花にフリージアに似た芳香を持っている事が多いプリムラですが、このジュリアン↓はピンクの花でも香りがする株があります(個体差あり)。
去年に引き続き、ジュリアン「プリンアラモード」「マスカットジュレ」などのシリーズも今年もポツポツお店に並び始めています。こちらも香りが楽しめる品種があって鉢を置く場所がないのに毎年どうしても気になってしまいます。
毎年安定してまんべんなく全国に供給される特に流通名などのラベルのないジュリアンももちろん健在です↓
下の画像の下段の山吹色やイエローのごく普通のジュリアンがこの背丈低くキュっとまとまって咲くタイプのプリムラの中では一番しっかり香りますよね。下の画像は半八重のような花ですが普通に一重タイプの黄花系ももちろんしっかりめに香ります。なかなか選ばない色ですがこの香りにやられて毎年つい手に取ってしまいます。
アネモネやラナンキュラスはまだ見かけませんがそろそろ出てくると思います。
最後になりますが実は秋冬の花苗の中でRhodesがまず一番最初に買った今年の秋冬の花苗はアリッサム。ストックも買いたかったのですが思うような苗に出会えず冬に入っても定期的に入荷すると思うので年内にかけて買えたらなと見計らっている最中です。
アリッサムはいつも白花よりアイボリーやピーチベージュなどの花色のアリッサムを選んでいましたが今年はいつも避けていた白花を初めて選んでみました。
これを昨日剪定しようとしたら、中央の一番太い茎が縦に真っ二つに割れていたのでその下の根本付近で強剪定し、今ではかなり地際付近までカットされ葉がほとんどなく短く太い茎が残るばかりの丸裸に近い状態になっていて本当に新しい葉芽がワサワサ生えてきてくれるかどうかも心配な姿になっています。カットした枝先はガラスの器に入れて屋内外に飾っておきます。
アリッサムの斑入り種はクリームイエローの斑入りで他の花苗と合わせると色調賑やかになりすぎると思い素通りしていましたが今年は購入。ガラスの器に剪定枝を入れると清々しいです。
葉牡丹も色々な株が並びつつあります。もう少しすると萌花ショコラ系やブラックルシアン 「 ベルサイユ 」などの欲しい品種も出て来ますが少し遠方の充実した園芸店まで足を伸ばさないとならず身近で手に入るものを使おうかなと思っています。
まだまだ冬の花苗はこれからお店に並ぶものも多いですが、Rhodesの家は狭くてあれこれ買えなくてもお店に行くと今から沢山並んでいて見ているだけで楽しい季節です。
秋のピーチ&レモンカラーのキンギョソウ
ビオラ&パンジーは既に結構お店に並んでいて気が逸りますが、上に書いた通り思う苗に出会えておらず保留中。代わりに?と言っては何ですけど可愛い色のキンギョソウを2株購入しました。
黄花のキンギョソウによくあるビビットイエローではなく爽やかな淡いレモンカラーの花と
淡いアプリコット、ピーチピンクの花を買いました。どちらも良く見ると八重ですね。
綺麗カラーで2色ともに1ポット200円でした。これは…八重咲きキンギョソウ「トゥイニー」ではないかな?
レモンイエローは逆光だと色が飛ぶ少し淡い花色です。まだ葉色が綺麗なホスタと合わせても爽やかで悪くない感じ。
寄せ植えにするつもりもなくとりあえずの仮置きですが水色パンジーやブルーグリーンのリーフやグラスと合わせて爽やかな感じに。淡い色で反対色のコントラストなのに柔らかく爽やかな印象です。寒い時期に楽しむ寒色系の花も結構好きで、寒い中、いかに涼し気に寒々しく見せるか考えるのも楽しいですよね。シルバーリーフともよく似合いそうですが今回は夏を懐かしんでブルーがかったグリーンのグラスやホスタの葉と合わせて遊んでみました。今はまだ元気な夏のリーフを楽しんで、もう少ししたらシルバーリーフと合わせてもっと寒色を極めたいです。
アプリコットの方はペニセタム「パープルファウンテングラス」やカレックス「ブロンズカール」、そしてレモンカラーのキンギョソウと同じく青葉系のホスタと一緒に。青葉系ホスタといっても秋なので青い色味はほとんど抜けて緑が濃く出ています。
上の画像では冬咲きクレマチス アンスンエンシスの葉の影に隠れて見えませんが、松虫草(スカビオサ)「 エースオブスペード 」の蕾付きのポット苗もひとまずここに入れてあります。この初夏もエースオブスペード のブロンズカラーのお花を堪能したのに全くブログにアップしていませんが初夏の開花終盤の留守中に水切れで枯らしてしまい、この秋にも苗に出会ったので再購入しました。Rhodesの家は庭と言えるものがなくしっかりした鉢で育てたりすることもできず結構ポット栽培が多いです。いくら宿根性のある品種とはいえスカビオサをポット栽培でキープするのはそもそも夏越しなど特に難しいかもしれませんが今回は何とか枯らさないように育ててあげたいなと思っています。
何か足りないので 万両 ( マンリョウ )「 紅孔雀 」をこの エースオブスペード の後ろに足しました↓
ここ数年2.5号ポットのまま隅においやられるも何とか水やりのシャワーのおこぼれがふりかかって生き延びていた紅孔雀です。
一時は水切れで枯れかけたパープルファウンテングラスも再び穂が少々出てきています。この寒さで穂も出てこなくなりそうですが、いつも室内で越冬させていて室内に取り込むと再び穂が盛んに出てきます。パープルファウンテングラスは盛夏頃に苗が出回り始めますが室内越冬させると早い時期からブロンズリーフとして活躍し穂も楽しめます。
キンギョソウでは宿根性で銅葉のブラックプリンスなども育てていて今花が綺麗に咲いてきています。また追ってアップ予定です。
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