こんにちは。
毎年3~4月にチューリップやムスカリの開花を楽しんでいますが、いつもブログにアップしそびれてしまいます。
自宅の花の様子も載せたいのはやまやまですが、今日は4月にどんどん芽吹いてくるシダの画像をアップしたいと思います。
早春から初夏にかけて次々に沢山の花が咲いてどのお庭も賑やかですが、当ブログ管理人Rhodesはどちらかというと花より葉が好きなので葉の芽吹きや新緑が綺麗な春から初夏はワクワクしています。
今日のシダの話で出てくるベニシダなどのシダ類を植えたまに植物のお世話にいくこちらのお宅ではハナミズキが見頃を迎えています。
先月末、蕾が開いたばかりの花もまだ小さかった頃。
ハナミズキは咲き始めの姿を見るとこんなに小さい花だっけ?と錯覚してしまいますが、完全に開くころには大きくなっています。
花が終わってから枯れ枝除去も含め全体の剪定をしたいと思います。変形型の中庭で日向とも日陰とも言えず微妙な時間帯に太陽が差し込むので植物が元気に育つ場所とはいいがたいこの場所では枯れ込んだ枝が出てしまい全体の枝ぶりが悪くなって花数も減ってしまったので仕立て直しが必要です。
実はこのハナミズキの株元に下で登場するオシダを植えていますがオシダ好みの日陰ではない上に土が乾燥気味なのであまり大きく育っていません。
(4/20追記:4/20現在早くももう散り始めていました。ここで追記終わり。)
屋外で楽しめるシダも芽吹きを迎えました。大体桜が咲き始める頃から4月頭にかけて多くのシダ類の芽吹きは始まります。
地植えの屋外シダでもニシキシダやコゴミ(クサソテツ)など小型のものはつい芽吹きを見逃してしまいがちになりますが、少し背丈のあるシダは目線が高いため割と観察できます。
本当は屋内栽培のシダの様子も載せたいのですが記事が長くなるので今日は育てている屋外栽培の一部のシダの芽吹きをアップします。
(樹木型のシダではなく草型のシダです)
オシダ
オシダはよそのお宅で地植えにもしていますが、今日載せる画像はRhodesの自宅の鉢栽培のオシダです。
去年の画像になりますがオシダは冬前に葉が枯れ切り取りますが、株の中心に残った芽はこんな感じ。
実際は毛むくじゃらで芽吹き前の株元は毛でおおわれて見えにくい事も。大株や、整備された株は冬のこの株元の姿も見えやすいです。
見方によってはタランチュラの脚のように見えて気持ち悪いとも捉えられますがとっても可愛いと思いませんか?
このギュっと中心に集うようにして閉じた複数の葉芽がある時ぽこっとげんこつのような枝先を出して茎を伸ばし始めます。
こちら↓の方が更に大株で毛むくじゃらです。
何日かかけて少しずつ茎を伸ばしてゆきます。
夕方になり明るさが足りず綺麗に撮れませんが雄々しい芽吹き姿です。乾燥時は明るい茶色の毛も水やりなどで濡れると毛が暗い色になります。
↓オシダの後ろに見えるのはニシキシダ バーガンディレース。いつも芽吹く姿を見忘れて気づくと葉っぱが展開しています。
オシダを植える場所などないので鉢で管理していますが日射管理と充分に根付くまでの水分管理も大事、かつ大きく育てるにはある程度の大きさの鉢も必要でなのでRhodesのように庭のない家で育てるには向かない植物ですが、無理にでも玄関先に置きたくて寄せ植えに使う事もあります。
本来は庭のシェードスペースの一角で数株以上群生している姿で管理するのが景観的にも理想的です。
大きなものは高さも1mを超え芽吹き姿も葉が展開した姿も共に見ごたえがあります。
できるものならシェードガーデンで1mを超える高さに育てて複数の立派なオシダを眺めたいものですが今の家には庭がないのでそうもいきません。
オシダを苗から購入して地植えにすると1年目は大きな姿で葉が出てきますが、苗にするために掘り上げた立派なオシダは根をかなりカットされるため2年目の葉は小さくなり再び根が成長して地面に根付くまでの間小さな株の状態で管理する事になります。苗を日陰の適した場所に地植えにして再び本来の姿のように大きく立派に育つまでには数年かかります。
ドリオプテリス エリスロソラ( ベニシダ )
植えたのはRhodesの家ではありませんが地植えのベニシダも芽吹きを迎えました。
Rhodesが日陰に植えたベニシダは東京では冬も常緑で最初は背丈の低い苗でしがた今では大人の女性の胸下あたりまでの1m強の高さがあります。
下の画像は去年までの葉の大半を切り取った後になりますが、ベニシダは春の芽吹きからしばらくの間赤身を帯びた美しい葉を展開しその後葉は緑色になります。
更にもう少し古葉を切りました。2年間葉を切っていなかったのですっきりしましたが、暖地では冬の間も常緑で緑色の葉を茂らせています。
オシダより茎は細いです。
↓水やり後で湿ったテカり方をしていますが株元は毛むくじゃらの新芽が沢山。
シダは沢山の品種がありますが普通に関東周辺で屋外越冬できる大型種の芽吹きを見るだけで太古の息遣いを感じます。
その後しばらく鑑賞して1週間後に行くとこんな感じになっていました。
新葉のオレンジ色と濃い赤の葉芽と茎が混ざって赤い印象です。
玄関前のアプローチを通って建物に入る時に通る際に見えるのはこの角度。
南の背面や上部はプリペットやケヤキが覆いかぶさっていて丁度12時ごろ木漏れ日がわずかに差し込む場所です。
写メでは綺麗に色が出ませんが絶妙な淡いオレンジの葉が開く様子はとても綺麗です。
5月頃までオレンジ色の葉で夏には普通のシダの葉のような緑色になります。
この続きの葉色の変化の様子はまた追ってこのページに追記したいと思っています。(追記:その後のベニシダの様子はこちらのページ)
月に3回くらいしか水やりできず回りは生育旺盛なプリペットの根に水を持っていかれ乾燥気味ですが日陰感が好きなようで大人の女性の胸下あたりの高さまで背丈が出ます。同じ環境でも西日が差し込む場所で乾燥と一時的な日射がきつい場所に植えたベニシダは背丈はここより少し低めに育つのでシダだけに日陰が好きなんだと思います。
オシダはこの場所のように乾燥気味だと旺盛に茂らず高さも太さも出にくいですが、ベニシダは根が張れば意外と乾燥にも耐えます。
まだ下の方から葉が芽吹いてきているのでしばらくの間芽吹きを楽しめそうです。
本当はずっと見ていたいのですが月に数回しか観察できません。次に行ったら全体的に葉が開いていそう。
お次は多肉泥棒の話です。
以前センペルを引っこ抜いて持っていかれる話をしましたが、その後も引き続き持っていかれます。
「ここだ!」とスマホ見ながら数名で車で乗り込んで持っていこうとしている現場も見た事があり、この場所がそういう方面の掲示板にでも載っているのかと思ってしまうほど。
丸いセンペルビウムの寄せ植え鉢。中心に植えたセンペルから綺麗な放射状に広がるように合計9種植えていましたが
道路側半分がほとんど持っていかれました。最初土の排水の問題で枯れてしまうのかと思っていましたがそうではなくて明らかにもぎられている跡があります。勝手に狩られています。
手前の建物側も被害に遭いましたが道路側に比べるとましで回りのセンペルを移動調整して手で抜かれてできた空きスペースが目立たないように整えました。
センペルだけではなく何本か植えた黒法師も枝がカットされます。
4本植えて全部切られているという。
通路側(表側)を切られるので姿が乱れてしまう。裏ならいいという問題ではないです。
公園の植物を抜いて庭に植えた人があっけらかんと話しているのを耳にしましたがそんな軽い感じでいい狩り場だと思われていますね。
他にも白牡丹やら七福神その他エケベリアやらセダムやら多種多肉を植えていますが気づいていないだけで持っていかれていると思い、エケベリアをいくつか避難させましたが置く場所もなく盗られるよりましですがそれはそれで別の問題が出てきます。
Rhodesの家には多肉を置く場所がない話を度々していますがこの場所に持ってきて空いている場所に植えさせて貰おうと思っていたのですがこれじゃおちおち多肉を植えられません。
室内観賞用の観葉植物的な多肉・コーデックス以外はエケベリアでも何でも基本なるべく暖地の屋外で越冬できる丈夫な品種の中から好みのものを集めて地植えで植えたい派なので合間に多肉を植えられるこの場所を使わせてもらう事ができなくなって残念です。
ユッカとアガベも植える予定だったのですがさすがに躊躇します。
泥棒続きなのは場所柄なんでしょうか。この邸宅のある都道府県には住みたくないと思うくらい相性が悪いです。
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