6・7月の百合、ミステリードリーム&見頃を迎えたヤマユリ。キンギョソウ「ブラックプリンス」の夏の花と初夏の花

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高い位置で綺麗に撮りにくく画像にまだ収めていませんが鉢栽培のぶどう、ヤマソービニオンが紫に色づき始めました。
他の果実は現在収穫まで待機中のものばかりですがベランダで何種類か育てているいちごは日々数個ずつ、5月に比べると味は落ちますが夏の間も楽しめます。

2021/7/8
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百合

百合の国日本。Rhodesの家は狭くて百合など育てる場所はありませんが自宅とよそのお宅の家に百合の球根を植えて毎年わずかながら夏の百合をささやかに楽しんでいます。今日はその百合のうち6月~7/10に咲いたユリの画像を載せておきたいと思います。

スカシユリ

6月は色々なスカシユリが咲いていました。下のピンクのスカシユリはご近所さんのお宅で咲いていたスカシユリ。

2021/6/12

「ミステリードリーム」

Rhodesの家でもスカシユリと言えばリリウム「ミステリードリーム」が咲きました。
太陽がわずかに当たってしまったため蕾はどんどん落ち、1個だけ咲きました。
Rhodesは半日陰~日陰の庭がどちらかといえば好きですが自宅は南向きで日陰を確保するのは厳しく何とか鉢栽培の植物の影で育てていましたがそれでもここは午前中の日差しがたまに差し込む場所です。この子は本当に太陽に一切当てては駄目な子です。

2021/6/27

留守中家族に蕾を折られたり

2021/6/2

それでも葉はどの百合よりツヤッツヤで輝くよう。
栽培した百合の中で葉の輝きはぴかイチです。

2021/6/12

咲きそうでなかなか咲かない蕾を見ながら開花を待ちました。

2021/6/13

そうこうしているうちに曇り続きで油断していたら陽ざしに弱い花・蕾に太陽が当たって蕾がしおれてほとんど駄目になってしまったりと初年の今年はさんざんでした。

2021/6/19

それにしても開きそうな蕾の状態で開花まで2週間近く待ちました。
それでも完全に開花すつ事なく日当たりの問題で開花が止まり枯れてしまいました。
来年の春から初夏は鉢栽培のノダフジと鉢栽培のアジサイの影になるようにもう少し奥に移動させるか自宅以外で日陰の場所を確保できるところに植えたいと思っています。

2021/6/29

ミステリードリームは6月~7月頭で花終わり、続いてオニユリやヤマユリが見頃を迎えます。
Rhodesの家はオニユリはないのでヤマユリの画像を。

山百合 ヤマユリ

Rhodesの家にあったヤマユリは元々敷地が狭くボリュームの出るヤマユリの置き場所がなくなったため昨年末にご近所さんの敷地に植え替えました。

山百合(ヤマユリ)は6月頭には蕾が出てきます。

2021/6/2

ゆっくり蕾が育ってきて

2021/6/5

7月に入ると今にも咲きそうに。後ろ髪をひかれる思いで仕事に出ます。

2021/7/5

数日後帰宅すると綺麗に咲いていました。開花2日目くらいでしょう。大きく育った球根から出た1本からは6個の蕾が付きました。

2021/7/8

さすがカサブランカの元になったヤマユリ。頭が重そうです。

2021/7/8

本当は街中ではなく山中で見たい花です。住宅街より森のやや明るい日陰で見るのがやっぱり一番かな。

2021/7/8

家壁の前ではあまり雰囲気が出ませんがヤマユリが山野でポツリポツリとうつむいて咲く野趣ある姿が好きです。

2021/7/8

香りはカサブランカと変わらないような香り。真正面から見ると派手に見えますが山中で見ると野趣あふれる自然な雰囲気の花です。

2021/7/8

正面もいいですが斜め横顔も素敵です。

2021/7/9
2021/7/8
2021/7/8

斜め後ろで茂っているのはムラサキシキブ。花が終わり小さな種ができつつあります。

2021/7/11010

山百合も明るい日陰を好むためこのムラサキシキブの木陰に花が隠れるように球根を植えた方がいいのですが全く花が見えないのも寂しいので少し見えるように植えました。

2021/7/8

翌日も余裕で綺麗に咲いています。

2021/7/9
2021/7/9

その翌日、全ての蕾が花開きそうになりましたが今年最高の気温に晴れ間が出てこの後花焼けしてしまいます。朝日ならまだしも午後の太陽なのできついです。

2021/7/10

やっぱり日陰、せめて午前中少しだけ陽が差し込むくらいの場所に植えないと花が長持ちしません。
1本あたり複数の花が咲く枝(次々に複数蕾が開いてゆく花枝)で午前中に少し日が差すような場所で1週間前後、直射日光が当たらない日陰では10日前後の花もちです。

2021/7/10

夕方になると茶色く花が焼けてしまったのが見て分かります。

2021/7/10

せっかく全て開花したのに太陽に当たる面が茶色く焼けています↓
こうなると花もち悪すぎます。半日陰~日陰のお庭が欲しい。

2021/7/10

ヤマユリが終わると次は夏のカノコユリやシンテッポウユリの開花シーズン。優しい香りの百合です。

宿根キンギョソウ「ブラックプリンス」

秋から春まで濃紅の花と黒いカラーリーフを存分に楽しんでいる宿根キンギョソウ「ブラックプリンス」が6月から再び咲いています。

夏の花

よそのお宅で使うときは地植えにしていますがRhodes家は地植えにできる場所がないのでもっぱらポット栽培で管理しています。そのポット苗の現在の姿。

2021/7/5

冬は黒っぽいダークリーフですが夏は少し暗いグリーンの葉です。

2021/7/8

春~初夏の花

昨年ご近所さんの敷地に植えて、今年の初夏に豪華に咲いたブラックプリンスの花画像を載せなかったのでついでに載せておきたいと思います。
ブラックプリンスのビロード質の濃紅色の花は暖地では1年を通して花が咲きますが、特に5月に沢山咲きボリュームが出て見ごたえがあります。

2021/5/7

地植えでは豪華に咲きますが暖地では5月中に一度全体の1/4~1/3くらいの高さのところでさっぱりと剪定します。下の画像ではつい躊躇してしまう咲きっぷりですが5月半ばをすぎてなるべく早めに剪定した方が梅雨入り後に疲れにくい気がします。剪定しても残りの花は切り花として楽しめばいいので7~8分も咲き進んだ時点で剪定します。
高温多湿が苦手なので暖地では6月以降は水やりを控えめに。暖地の場合5月に剪定したら地上部の葉がかなりなくなるので剪定後から水やりを控えます。地植えで根が張っていたら初夏~夏は極力水やりを控えます。

2021/5/12
2021/5/11

後ろのフェンスをツル系の植物や他の植物で隠す事もできますがやりすぎると奥のおうちの湿度が高くなってしまうのと管理しきれなくなりそうなのとでこのままに。
あまり凝った事はできないので圃場のような感じで使わせてもらっています。

2021/5/14

ワイルドチャービル「レイヴァンズ ウィング」と合わせて。キンギョソウは基本的に無支柱でも大丈夫ですが春の花は豪華に咲き頭が重くなるので花が咲き進むと花の重みで倒れてくる茎も出てきます。

2021/5/1

濃い赤の花はモノトーンまたは茶系やクリームカラーの花と合わせるとまとまりやすいですが、シックなダークレッドの花は青・紫・ピーチなどの花とも合います。

2021/5/2
2021/5/4

宿根性があるとはいえ暑さと蒸れに弱いため初夏~夏の雨と直射日光が思い切り当たる場所では地植えにしても暖地では夏越しが難しいことも。5月までに中~強剪定をして風通しをよくし夏は水やりを控えると夏越しできます。特に5月の剪定後は段々蒸し暑さが増してくる上に地上部の葉が剪定で少なくなる為過湿は厳禁。6~8月は雨降り控えめな場所で管理できると安心です。

秋~春先の花と葉

他の多くのキンギョソウと同様に秋冬も花を楽しめます。
冬は春夏に比べると花の咲き進み方が遅いのでこの後もしばらくこの花姿を保ちます。葉はこれから寒さに当たって暗い色に変化してゆきます。

2021/12/17

冬は暖地では花も少し楽しめますがダークなカラーリーフとして寄せ植えやお庭で活躍してくれます。花は他の四季咲きの宿根草と同じく秋冬より初夏の方が豪華に咲きます。

良く咲くスミレ・ソーダ後方(下画像右端)に見えるブラックリーフがこの宿根キンギョソウブラックプリンスの葉↓

2021/3/18

冬を越して春先の葉ですがダークな色味です。個体差があってもっと葉が黒に近い色になる株もあります。

2021/2/22

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