当ブログで使っている画像はスマホの写メですが、ただでさえ画質が良くない画像を縮小表示する事で更に低画質にした状態で今までずっと当ブログに画像をアップし続けていた事に今さら気づきました。。
クレマチス「グリーン パッション」は去年初めて我が家に迎えてから、まだ開花2年目の、我が家では若いクレマチスの一種です。
葉のような緑のグリーンの花びらで、どこが花でどれが葉か分からなくなるような雰囲気のおしゃれで面白いクレマチスです。
2019年は真緑色で咲き、2020年はグリーンにアイボリーが混ざった花弁で咲きました。
そしてグリーンパッションは珍しいグリーンの花だけではなくちょっとだけ特別な一面を持っています。
それは何かというと…この画像↓を見てそれが分かります?
花びらが散らずに咲いた状態のまま中心に実った果球のふわふわした様子が特別なのではありません。
クレマチスの多くは種子が実る前に花びらが散って果球だけ残されるものが多いため、このように花びらが散らないまま種が成長して果球になる様子は一風変わっていますが、花弁を付けたまま果球が育つ事は他のクレマチスでも割と起こるため(特に花もちの良い八重のクレマチスで多い)、そう珍しい事ではありません。
そうではなくて、、この果球の色です↓
実物はもっと綺麗なのですが雰囲気が少しでも伝わるでしょうか?
この夜の画像なら分かるかな?
まずはフラッシュなし暗い外灯のみで。
続いて写メのフラッシュで。
そう、ふわふわした果球が金色に光るところがちょっと珍しいのです。
他のクレマチスでも果球が淡く金色に光るものが多いのですが、グリーンパッションは特に綺麗に金色に輝くような気がしていますが、玄関に置いていてよくチェックでき気付きやすいだけなのかもしれません。
光の具合によってゴールドが出たり出なかったりしますが、晴れ間のある日中では金色に光っているのが分かりやすく、普通の曇り空の日中や日没頃の太陽が見えない時間帯でもよく見るとほのかに光っています。
グリーンの花びらに、金色のフワフワのついた、熟すごとに付け根がダークブラウンになってゆく果球の、コントラストの効いた組み合わせもなかなかおしゃれで独特の雰囲気です。
ゴールドに光る果球が出てくる前はクリームの蕊で楚々とした大人しい感じですが↓、ここからはおしべが落ち、結実しためしべがフワフワした金髪をまといながら黒っぽく熟してゆきます。
でもこの頃から既に花芯は金色に輝いていたりします。
花びらの色も白くなってきて雄蕊も少し茶色っぽくなってきたからと言って、花をカットしてしまうのはもったいないです。
グリーンパッションは花びらを付けたまま果球が育つのを待って、自然に花が散るまでそのまま楽しむのが一番です。
何となくオシベが汚くなってきて花びらが古くなってくると、つい花をカットして花瓶にでも飾っておこうと思いがちですが、八重のクレマチスの場合はここでぐっと切り戻しを我慢してそのまま果球が熟してゆく様子を見守るのも楽しいです。
早めに花を切り戻すと晩夏頃に二番花が咲く事があるので、切り戻す時期を決めるのも悩ましいですが、我が家ではパテンス系八重はよほど花びらが雨などで傷んで汚くならない限りは一番花は切り戻さずに果球を楽しみたいと思っています。
地植えなどの場合は初秋の二番花も重視したいですが、このグリーンパッションは鉢栽培で夏にはこの場所から移動させてまた来年の春先にこの場所に戻すので、二番花は咲いても咲かなくてもどちらでも大丈夫。
今ではこのグリーンパッションの花は触ると花弁が落ちてしまいそうなほど散る間際ですが、もう少しの間花びらが付いたままこのふさふさした金色の果球を楽しみたいのでこれ以上花びらを落とさないように気を付けています。
↑上の画像はピントを暗い場所に持ってきていて明るく写っていますが、果球の奥の黒い部分が暗く渋く見え、果球が育ったグリーンパッションの花は結構シックなんですよ。
ところで、、一つ残念な事がありました。
今回仕事を終え、久しぶりに自宅に帰ると、「グラス ホルデューム ジュバタム」が鉢ごとカラっカラに乾燥していました(*´Д`)
かろうじて穂だけが残っている茎もありますが、葉が枯れてしまっていてみすぼらしい雰囲気になってしまいました。
穂の色艶も悪くなっている。。出発前までは穂がこれから出そろってきそうなところで楽しみにしていたのに、戻ってきたら穂が全部出てしかも傷んで枯れかけているなんて悲しすぎる。
今回アップしたこの玄関先の寄せ植えコーナーに丁度穂が綺麗な今時から「グラス ホルデューム ジュバタム」をしばらくの間使おうと思っていたのに(*´Д`)
出張が頻繁にある当ブログ管理人には自宅で地植えができず鉢植えメインのガーデニングなんて無理、と弱気になってしまいますが、気を取り直してやっていこうと思います。
不在中の水やりは家族にお願いしていましたが、鉢栽培がメインで、大して植物に興味がない人に水やりをお願いするのは、これからの季節どんどん厳しくなってゆきそうです。
気を取り直して、大好きな原種クレマチス「レペンス」のやっと黄色く色付いて開花し始めたおちょぼ口の花画像です。
開いたばかりなので口がすぼまっていますが、これから花びらの先がもう少し反り返ってきます。
蕾の表面のグリーンがまだ完全には抜けきっていない先始めの初々しい黄色の花も可愛いんです。
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