こんにちは(*^^*)
管理人宅の話ではありませんが、この春先に植えたツキミソウ「‘シルキー」が想像より種で増えてあちこちに広がっています。見つけたら抜くのはそう大変でもなく、地下茎で増える範囲は制限されるため、駆除・管理もドクダミほど大変ではありませんが、敷石沿いに植えると敷石に沢山伸びてきてしまいます。
お花は可愛いけどこの場所には不向きでした。
さて今日の本題を始めます。
今日は玄関先で楽しんでいる寄せ植えコーナーの今の様子、近況をアップしてゆきます。
玄関先にはいくつかの寄せ植えがありますが、今回は玄関に向かって左に置いてあるクレマチスグリーンパッションを後景として這わせている小さな寄せ植えの5月前半の様子です。
寄せ植えと言っても、春のチューリップの時期が過ぎるといつもの通り良く言えば自然な雰囲気にシフトチェンジ。
季節の寄せ植えや花壇用の華やかな花苗は使わず、素朴な宿根草がメインなので全体的にナチュラルな雰囲気になります。
寄せ植え用の黒いスクエア鉢には季節の宿根草を
ちなみに詳しい説明は今は省きますが、基本的に「寄せ植え」とここで言っているものは、寄せ植えとポット寄せのmixになります。
かなり濃いダークレッドの大人シックな花 西洋オダマキ「ルビーポート」
西洋オダマキは「ブルーバロー」「ブラックバロー」「グリーンアップルズ」を愛用していましたが、今年はブル&ブラックをお嫁に出してこの「ルビーポート」を新たなメンバーに加えました。
下の画像はまだ花が少ない咲き始めの頃のルビーポート。
日没前で陽が陰り薄暗いせいかなかなか綺麗に撮れません。
上の画像は花びら一枚一枚を撮りたくて少し明るくしすぎました。もう少し濃い赤色の花が咲きます。
咲き進むと花数がどんどん増えて綺麗です。
シックな花色で見慣れたブルーやブラックの西洋オダマキとは異なり新顔のせいか新鮮。
グリーンパッションともよく似合います。
紫~赤紫の他の宿根草、アリウムやハナシノブ「パープルレイン」と合わせても違和感ありません。
種ができるので採取して種まきしてもいいですが、管理人は種まきをする場所が確保できない為、散った花はすぐにカットします。
花のすぐ下の小さな葉の上でカットするとそこから新しい花が咲きます。種になる前に花首を切るか切らないかで花数も違ってきます。
繊細な花火のような花 アリウム「パープルレイン」
昨年12月頃にチューリップの球根をこの寄せ植え鉢に植え付けた時に一緒にこのアリウムの球根も植え付けました。
繊細な花火のような花です。
パッケージにパープルレインと書いてあった球根ですが日本語で検索しても全然ヒットしなくて表記が誤っているのかと思いましたが、ちゃんと存在している品種のようです。
↓
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実はカマシア「カマッシュ」と白花のアリウム「二グラム」の球根も一緒に植えたのですが、この鉢はいつも何かしらの寄せ植えをしていて他の植物の影で日当たりが悪くなってしまい蕾が出ても花開く前に消えてしまいました。
アリウムが好きでもう少しスリムなアリウムなどはよく植えこむのですが、品種を選ばないとこの鉢で咲かせるのはちょっと厳しいですね。
素朴で味のある紫の花に冬はカラーリーフとしても使えるタマシダのような葉 ハナシノブ (ポレモニウム) 「パープルレイン」
ハナシノブ「パープルレイン」は可憐で野趣ある姿で、葉は冬の間は背丈は低くなりますが黒に近い暗い葉色になります。少しギザギザした葉にも見え、シダの葉の代わりのような雰囲気の葉です。
涼しくなった秋から春先までは葉色が暗くなりブラックリーフの代わりにも使えますが画像に収め忘れたかも。画像を見つけ次第こちらのページに追加しますが、蕾の頃は上の画像の通り葉先の方に少し冬の間のダークな葉色の名残が少しだけ残っています。
花は少し淡く少しくすんだパープルカラーでツユクサの花の花びらが多いタイプのような柔らかい雰囲気の素朴な花です。
東京近郊では開花する頃には葉色から冬の間の黒味はほぼ抜けてやや渋く落ち着いた感じの緑色になりますが、もう少し気候が涼しいエリアでは開花時もまだダークな葉色をキープしているかもしれません。
↓ これは4月末に別のホスタ「グランドマーキー」と合わせてこの寄せていた頃のパープルレイン。
ブルーの葉やグリーンの花に良くなじみます。
↓ 寄せ植えの足元に葉がはみ出してもタマシダの葉のようにも見えます。
ハナシノブ「パープルレイン」はもう枯れ進んできているので、今日から寄せ植えの内容を変える予定です。
このハナシノブは年末頃に購入しましたが、実際はどちらかというと地植えの方が向いています。
自然な雰囲気で、葉が1年中使えるので、ボーダーガーデンの前~前・中あたりの位置に植え付けると良さそう。
6月から8月まで日差しを防げる場所か、半日陰で、暖地ではシェードガーデンにもぴったりです。
根が結構張るタイプに見えるので、入手年の最初の1年だけポット寄せにして、花が終わったら6号程度の鉢または地植えにして植え付けるのが良いと思います。
追記:3/31mの葉の画像が見つかりました(↓)。3/31にもなると暗いグリーンの葉になってきましたが、真冬はもっと真っ黒に近い葉色でした。これくらい背丈は低いですが、秋~春まで日差しがある程度当たるシェードガーデンなどで、ボーダーガーデンの前~中景に使うのにぴったりだと思います。
ブルー×クリームカラーが爽やかな ホスタ(ギボウシ) 「ブルー アイボリー」
ブルーアイボリーは最も好きなホスタの一つ。
青みがかった葉にアイボリーの斑が入り、とても涼し気、暑い時期に見るとクールダウンしてくれる葉色です。
これに似た雰囲気のホスタに「ファーンライン(Firn Line)」があります。
↓ 芽吹いて少ししか経ってない頃から活躍してもらっています。
程よい大きさの葉でどんな植物とも合わせやすいです。
ブルー系の葉×アイボリーの広い斑のクールで爽やかな葉ですが、我が家では夏の終わりには青葉特有の葉の表面のパウダーが消えてしまうせいか青みが消えてややくすんだグリーンになります。
1年通して大活躍の名脇役 オオバジャノヒゲ 「黒竜(コクリュウ)」
4年間ずっとこの寄せ植え鉢の手前に鎮座しているコクリュウ。
どの季節も綺麗な葉で寄せ植えを引き立ててくれ、実も新しいグリーンの実が生っても古いブラックの実は健在なため1年中楽しめ寄せ植えに味を添えてくれます。
他の植物を一切邪魔しないので、冬はパンジーなどの花苗、春はチューリップやヒヤシンスなどの球根、初夏はギボウシその他グラスに今回のような季節の宿根草、夏は夏のリーフを中心に夏に花咲く宿根草をほんの少し、秋は穂やトウガラシや多肉などと合わせて。
丁度よい画像が探し出せないので、後日こちらにコクリュウの画像を改めてアップしたいと思います。このコクリュウは全ての寄せ植え画像に写り込んでいるのですが、アップで撮った画像を探すのが大変で。
宿根草の自然な寄せ植えだけでなく、冬の花苗にも会いますし、多肉植物との混植にもよく似合います。
↓ エケベリア七福神、チューリップ、アネモネ、ヒヤシンス、ビオラなどと。
うーん、もっと良いコクリュウの画像があったはずなのですが、、今度作業の合間に探しておかないと名脇役すぎてなかなかコクリュウにクローズアップした画像も撮っているのに沢山の画像の中に埋もれてしまって見つけるのが大変です。
そもそも画像ばかりでブログの更新は全く追い付いておらずアップしそびれている寄せ植えや植物が多すぎて、生活スタイルがブログに向いていないのかもしれません。
この寄せ植え(↓)の記事もアップできなかったですが、春のチューリップの寄せ植えでもコクリュウが良い味を出しています。
コクリュウの真っ黒の葉の先から垂れている黒い実が見えるでしょうか?
宿根草やリーフ、グラスと合わせて地味に素朴に仕立てた寄せ植えの方が好きなのですが、冬から春の華やかな寄せ植えでも大活躍してくれるんです。
コクリュウは今は丁度新しい春の花芽が上がってくる時期です。今回記事にした寄せ植え鉢からも花芽があがってきました(↓)。
蕾はくすんだピンクのような薄く鈍い紫です。これから咲く大人色の花もなかなかおしゃれです。ただ小さいので本当に植物が好きな人でないとなかなか目線がこの花には行かないかもしれません。
これからもこの寄せ植え鉢の最前列からコクリュウを取り除く事はおそらくないと思います。
こちら(↓)は渋い色味の陶器製水連鉢の足元に植えたコクリュウ。白い石を設置し、自生シダという名の雑草のシダをあえて残しました。
コクリュウの花はこのよう(↓)に徐々に垂れていって、丁度見た目に対して裏側に花の集合体が向いてしまい、実も見える面の裏側にびっしりつくので、見た目は実際の実の半分くらいしか見えなくなってしまいます。
それでも新しい実ができる時期になっても前年の実が健全に残っているところは凄いの一言。
ヒサシの下なので夏の日差しや雨があたりにくい場所という条件によるところもありますが、実でここまで長くもつものは少なくとも我が家の他のジャノヒゲ・ノシラン・ヤブランの中にはありません。
後景に使った クレマチス「グリーン・パッション」
グリーン パッションは実際はこの四角いスクエアの黒い鉢には植え付けておらず、鉢の後ろの棚の最下段に、見えないように置いたグリーンパッションの植え付け鉢を置いて、寄せ植え鉢の背景に設置した細長いトレリスにまるで寄せ植えの後景のように這わせています。
グリーンパッションは咲き始めは葉と同じ色のグリーン一色で、その後徐々にアイボリーホワイトが混ざってゆきます。
ここだけ5月の様子から少しさかのぼって画像を載せます。
↓咲いたばかりの頃はどこが花か分からないほど葉のように見えるグリーンの花びらは面白く、画像を撮り忘れてしまいましたが咲く前に徐々に蕾が開いてゆくところも他の八重クレマチスと同様引き込まれます。
栄養状態によって、本当にグリーン一色で咲く時と、白が混ざってさく年と、色々です。
上と同一株ですが今年は白が結構混ざりました。
果球ができていない頃はグリーン&ホワイトの清涼感で青葉ホスタやシダ、スミレ色のハナシノブと合わせて清々しい装いに。
↓
めしべに当たる部分が黄金に光ってきました。
↓
光が当たると金色に光る羽を持った濃い茶色の果球ができてからはダークレッドの花と合わせてシックでモダンな何とも言えない雰囲気に。
触ったせいで花びらを一部落としてしまった「グリーンパッション」の果球付きの終わりかけの花もなかなか渋くておしゃれです。
変化のある花で見ていて飽きませんが、花が散ったらこの場所から移動させて、今は別の場所に置いてある斑入りアメリカヅタをこの場所に這わせる予定です。
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