5月前半の玄関左の宿根草の寄せ植えコーナーとその周辺の植物(後編)

先日玄関に向かって左にある黒いスクエア鉢の寄せ植えの5月前半の様子の記事をアップしましたが、今回はそのスクエア鉢の周辺の植物の5月前半の記録です。

画像が多くてすみません。
本当は記事をもっと分けて更新したいのですが、なかなか更新できないのでまとめて更新しています。

もう少し引いて見ると、寄せ植え鉢の後ろに置いてある棚が見えます。
棚にはこの時期置いている植物も少なくしていてちょっと中途半端な感じですが、日常をそのまま切り取ってみました。
棚には黄色いビオラが伸び放題になっていて訳あってあえて放置してあったりします

2020/5/11

今回は、全開記事にしたブラックスクエア鉢の宿根草の寄せ植えの、周辺の植物の5月前半の様子の記録です。

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寄せ植えの左隣の壁沿いトレリスのクレマチス

寄せ植え鉢の隣の家の壁沿いにはクレマチスを複数品種這わせているトレリスがあります。
このトレリスで今咲いているクレマチスのうち、寄せ植え付近のものだけピックアップしてご紹介します。

パテンス系一重クレマチス 「美佐代(ミサヨ)」

玄関先左の寄せ植え鉢のすぐ隣には美佐代が花を咲かせています。
あまり茂らせてあげられないので小さな鉢のまま足元で咲かせて管理しています。
隣で咲いている濃い紫の花は新紫玉です。

2020/5/7

出張から戻ってきたら、見ごろを終え花びらが痛み始めていて(↓)、5/16現在は半分散っています。
一方、隣の新紫玉は八重で花が長持ちするので5/16現在も綺麗に咲いています。

2020/5/11

パテンス系八重クレマチス 「新紫玉(シンシギョク)」

新紫玉は4月に4~5輪ほど咲き、この春も何度かブログに登場させていますが、今回5月に再び4輪咲きました。これは一番花の花後剪定で返り咲きした2番花ではなく、遅れて出てきた蕾たちが咲いているところです。

画像(↓)は18時過ぎていて暗いですが、新紫玉は2色に分かれて写っています。
写メの場合真ん中が赤紫っぽく写ってしまいますが、実際は左端の青紫の花に近い色味です。

2020/6/11

トレリス上段の『ビセチラ系クレマチス 「リトル・ネル」&「メアリー・ローズ (マリー・ローズ)」』、『ヴィオルナ系クレマチス「カイウ」』

四角い寄せ植え鉢の隣のフェンス風トレリスには遅咲きタイプのクレマチスが沢山蕾を付けて少しずつ咲き始めたところです。

白い地にブルーベースの淡いピンクの縁取りの小花「リトル・ネル」と濃いくすみ紫の八重小花「メアリー・ローズ」の2種が咲き始めています。
3月の季節外れの雪の時にほとんどの枝が地際付近で折れてしまった白花の「カイウ」は無事新しいツルが出てきて小さな蕾を付け始めたところです。

これらの小花系クレマチスは可憐で主張は強くなく、小さく可愛らしいだけに留まらず大人っぽさと自然美を持っています。さり気ない感じとゆる~くおしゃれなところが気に入っています。

難点はリトルネルとカイウのうどん粉病へのかかりやすさと、微風にそよぐのでほとんどがボケてしまい写メが上手く撮れないところ笑

蕾がこれくらい育ってくると、、

2020/5/15

大きな蕾は翌日にはもう咲いています。

2020/5/16

5/17から再び出張になってしまい、不在中にこの花達が見ごろを迎えてしまいます。
毎度の事ながら悲しい(T_T)

2020/5/16

「リトル・ネル」(↓)は1番花が咲き進んだ頃にうどん粉病が発生しますが、今年は咲き始めからうどん粉病が少しずつ発生しています。
下の画像では花茎の部分がうどん粉病になっているのが分かります。
花のピンクの縁取りが白っぽく見えますが、これはうどん粉病ではなく、元からパウダーがかったような淡いピンクの縁取りなのです。

2020/5/16

この2種類の小花クレマチスを這わせている大人の頭の位置にフロリダ系カシスを伸ばしてきたかったのですが、カシスは多花性なので沢山咲かないようツルの制限をしてしまったせいで現在低い位置で咲いています(↓)。

この小花クレマチス達にはないほどほどの大きさ加減で色味も2種の邪魔をせず3品種それぞれが引き立ちます。
来年は同じ位置で咲かせてあげられるように調整したいと思っています。

9/4追記:その後見頃を迎えた時の画像はこちら↓

5/26

今年の1番花の見頃は5/20~6月頭でした。

一部のクレマチスのうどん粉病

一部のクレマチスのうどん粉は薬剤散布などで予防や治療をしてもどうしても発生してしまうので、これは仕方ない事だと思って最低限の事(消毒・風通しの確保・落ち葉花びらの掃除・傷んだ葉のカット&消毒)をやって、花が8割方咲いた頃に白く粉を拭いて傷んだ部分を含めて剪定して風通しをよくし、剪定後のうどん粉病を軽くします。

うどん粉病になったらなったで諦めて、土がおかしいのだろうか、土を総とっかえしよう、などと悩まない事。

ちなみに我が家では予防も兼ねて1番花の蕾が出てくる頃までに一度殺菌剤を薄めた水を、水やりの時に土にまいていますが、今年はすっかり忘れていました。

我が家の場合は過密すぎなのが原因の一つだと思いますが、うどん粉病は一部のクレマチスにとっては毎年なって当然と言っても過言ではない持病です。

なので購入したばかりなのに株全体が真っ白になるくらい重症のうどん粉病だったなど(買うときに気づきますが通販で届いて開封した時など)、よほどひどすぎる訳でなければお店にもクレームは言いません。

管理人宅でもうどん粉病がひどい年と、軽い年と、普通の年があり、「リトル・ネル」や「ロウグチ」などは毎年ほぼうどん粉病にかかりますが、年によって度合いが異なります。

フロリダ系 クレマチス 「カシス」

フロリダ系クレマチスのカシスです。
5/14~5/16に撮った画像が全部ボケてしまっていて、5日前に撮ったこの画像(↓)がまだましでした。今はもう少し開いています。
写メで撮るとピントが合っていなくても気づきにくい。

回りにはビセチラ系「メアリー・ローズ 」も咲き始めていますがこの画像ではまだ蕾です。

2020/5/12

満開状態の画像はまた次回に。

2020/5/11

玄関ポーチの棚

冬の間は沢山の植物をこの棚に置いていましたが、GWに入る前からこの棚の植物を減らし、本来この棚は道具置き場なので風通しよくあっさりと数少なめに植物を置いています。

今は少しの草花を置いていますが、毎年5月後半頃からはリーフ類を主にここにいくつか置いています。

今回は棚に置いている植物の中で今咲いている一部の花をご紹介します。

ちなみにここは年中置くものが変わってゆきます。
道具置き場も兼ねているので、道具類が写っていますがお許しください。

2020/5/4

限界を超えた伸び具合の小輪ビオラ 『神戸ビオラ「トロン」』 → 香りが良すぎてなかなか撤去できず

2020/5/1

棚の上に置いてある伸び放題の黄色の小輪ビオラ「トロン」は本当にとても良い香りで、10日前までは伸びていても何とか見れなくもない姿だったのですが、間伸びし放題・枝が垂れまくりになっても自然風と称して置きっぱなしにしています(^^;

玄関を通るたびにそのとても良い芳香を味わいたくてぎりぎりまで無理やり置き続けています。

出勤・帰宅・園芸活動中に香りを楽しめ、とても良い優しい芳香なのでどんな姿になってもここから取り除きたくないのが本音ですが、5月に入り玄関向かって右に置いてある「テイカカズラ」がかなり香り始めているのでそろそろこのトロンの香りはあきらめて撤去しないとと思いつつ、まだ種も育っているし、、といつまでも優しい香りを放つトロンを処分するのを躊躇っています。

2020/5/13 玄関で香り始めた「テイカカヅラ」

でもこのトロンもとても優しい本当に良い香りなのでこのままもう少しだけ玄関を通るたびに香りを楽しみたいと思います。

香りの強い我が家のビオラ「ライジングアイス」の方が「トロン」より香りは強いですが、「トロン」は「ライジングアイス」より一段優しい雰囲気の香りです。

温かみのある黄色のビオラは使いにくいと思っていましたが、小輪で季節によって黒紫~茶色も入り、合わせ方によっては大人っぽい雰囲気にもなり、香りがとにかくいいので来シーズンもまた家に迎えると思います。

フランネルフラワー 「リトルエンジェル」 & 「エンジェルスター」

春と秋にいつも玄関先に置いているフランネルフラワー。
アイボリーの地の花びらで、先端には青みの入ったグリーンがのる、という魅力的な花です。

色々な品種が流通していますが、何となく「リトルエンジェル」を手に取る事が多いです。
他にも昨年購入した株を室内で冬越しさせた「エンジェルスター」も育てています。冬越しして持ち越したせいか花は少ないですが、この春も咲いています。(冬の間も室内でポツポツと咲いていました)

リトルエンジェル

今年の株はやや肉厚にも見える幅の広い花弁です。

2020/5/11

横にちょっとだけ見えているのは「赤すじソレル」。赤い葉脈が浮き出るリーフで暖地では常緑で1年中楽しめます。

エンジェルスター

エンジェルスターの方がリトルエンジェルより株に高さがあり、ほっそりした花びらでナチュラルな雰囲気。管理人の寄せ植えには使いやすい品種です。

ネメシア「ミッドナイトブルー」とブルネラ「ルッキンググラス」

2020/5/4

シルバーリーフと、ネイビー・デニムカラーの小花の組み合わせ。
ブルネラ「ルッキンググラス」はこんな↓爽やかな空色の極小輪の花を咲かせます(背景の葉は別種です)。

2020/5/3

秋から咲いてくれていたネメシア「ミッドナイトブルー」は今季はこれで終わりにすると思います。
ミッドナイトブルーは芳香性ですが、同じメーテルシリーズでは「エレーヌ」の方が人気がありそうな華やかな香りです。

2020/5/4

ちょっとくすんだネイビー×明るいシルバーリーフの組み合わせは鉄板。

2020/5/13

冬から長持ちしてきた花が傷み始めた 「ウインティー ライムグリーン」

当記事の一番最初の画像には入っていませんでしたが、この棚の奥に5月頭まで置いていた新ウィンティー「ライムグリーン」です。
冬から長い間咲き続けてきたウインティーもGWを過ぎると花をカットして株は処分します。
4月の終わり頃から花が少しずつ茶色くなってゆき、茶色くなった花ガラをカットすればまだ綺麗な姿に整うのですが、花茎も十分に伸びて疲れてきます。

次の秋にもグリーンの花のウインティー新旧両方の苗を購入したいと思っています。

2020/4/23 疲れてきた新ウィンティー ライムグリーン

ちなみにこちら(↑)は新ウィンティーですが、旧ウィンティーは「ライムグリーンフサコ」。ふわっとした雰囲気で特に春先の寄せ植えに大活躍しましたが、こちらも5月頭に花を全てカットしました。カットした花は花瓶活けても結構長持ちします。

2020/4/12

マイベストクレマチスの1つ 『原種クレマチス「レペンス」』

全体写真などでは欠けて写っていませんが、寄せ植え鉢の後ろの棚の最上段にはクレマチスのレペンスの鉢が置いてあります。

2020/5/15

以前はおちょぼ口だった子も、綺麗に反り返ってきました。

2020/5/15
2020/5/12

レペンスは本当にかわいくて、常緑の少し艶のある葉で節々にぽつぽつとちゃんと2つずつ蕾を付けてくれます。
最初は仁丹くらい小さな緑の丸い粒が少しずつ長く伸びながら膨らんでゆき、緑色が抜けて黄色に色好きながら花開いていく様子が愛おしくて。

ハンギングに、行燈仕立てに、冬に寒くないエリアでは思い切って地植えにチャレンジしてみたり、色々想像は膨らみますが、クレマチスの中でもツルが細く繊細なので混植は避けています。

もうかなり前に冬の寒さで一度枯らしてしまった事があるので、気を付けて育てています。
我が家では深鉢に植えたり、背丈のある鉢に入れたり、鉢を高い位置に置くなどして、下に垂らして楽しむスタイルにしています。

クッスラ「斑入り花月(カゲツ)」

ごく普通の斑入りの花月です。
あえて画像を撮った事はなくすっかり収めるのを忘れてしまったので後ほど撮影してアップします。

2020/7/8

斑入りのカゲツはグリーン×クリームの葉が爽やかで、何年もこの鉢のまま育てています。
狭い我が家では、背丈が低く一定の広がりがあって枝が固い植物はどれも置き場を確保しにくく処分しがちになりますが、この子も居場所がなくて、欲しくなったらいつでも買えるからという理由で管理人(私)にしょっちゅう処分されそうになっています。

2020/7/8

手がかからず綺麗な斑入りの葉を1年中楽しめ、斑入り種の割には丈夫なので、植物に不慣れな人でも育てやすいと思います。
我が家では春先にある程度太陽に当てそれ以外は日陰の余った場所に置く事が多く、綺麗な葉を育てるには太陽も必要ですが日陰にもある程度耐性があるので助かっています。

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