春から秋まで毎日途切れる事なく睡蓮とネムノキの花が我が家では咲いています。
なるべくブログ更新できたらなーと思いながら、10記事分くらいを1つにまとめた長い記事を更新してしまうくせをできれば減らしたいと思っていますがなかなかできない、、写メは沢山撮っていて溜まってゆく一方です。
今日はそんな画像が他の画像に埋もれてブログに載せる事がなくなってしまわないよう睡蓮の様子をアップしたいと思います。
Rhodesの家では以前は熱帯性睡蓮、温帯性睡蓮、蓮をそれぞれ割と沢山の品種を揃えて育てていましたが現在は敷地がせまいため温帯性睡蓮を数種類だけ残して毎年初夏から秋まで神々しい花が咲く姿を楽しんでいます。
よくある色ではありますが一般家庭でも育てやすいよく咲く品種を残しました。
モネの「睡蓮」の絵のように、睡蓮の花は光を絶妙なバランスで拾うせいか画像に収めるのも難しく、晴れの日中は色が飛びがちで睡蓮の花色の繊細さを写メに収めのはなかなか難しいです。でもやっぱり光の中で輝く花なので何とかして綺麗に撮ってあげたい。
Rhodesの自宅は家の前に駐車場スペースがあるだけの庭無しの敷地です。その車の駐車スペースをむりやり狭くして車の後方を空け、そこに内径67cmの水連鉢を置いて温帯性睡蓮を3種育てています。
車の前のポストの横にもごく小さな水連鉢を置いて薄黄色の姫睡蓮(これも温帯性睡蓮)を楽しんでいますが今日は車の後ろに置いている睡蓮の画像をアップしています。
温帯性睡蓮にも白・ピンク・黄色・ピーチ系・オレンジピンク・ショッキングピンク・赤に近いピンク・黒っぽい暗い赤花など色々な花色があり、まだら模様が入った花が咲く品種やグラデーションの入った花色が綺麗な品種、花弁がとても多く見事な品種、大型品種、小型品種など沢山の品種があります。夜咲きスイレンや紫色の花が咲く品種は今のところ熱帯性睡蓮のみだと思いますが、温帯性睡蓮も沢山の品種があります。
花の大きさも結構大きくて目立ちます。水連鉢が大きければ大きいほど、植え付け鉢も大きく株が充実していればいるほど大きな花が咲きます。池で地植えで咲いていたらこの二倍の大きさは出ると思います。
二階のベランダから真下を見下ろしても大きく見えます。紫陽花より少し小さいくらいでしょうか。
ここが上述の駐車場の後方に無理やり作ったスペースになりますが、このスペース↓のせいで車を切り返しながら何とか駐車しています。ここが一坪ない2/3坪ほど(多分)の我が家の庭になり全て鉢栽培です。
ちなみに上の画像は2階のベランダからの写メで、ベランダの真下にありヒサシの下で写らない場所、画像の下部で切れてしまっている部分では家の壁沿いにテッセンなどクレマチスを3種這わせていたり南向きで日陰の植物は向かない家ですが鉢栽培の藤を隠れ蓑にしてツワブキなどの日陰の植物を少し育てています。
今年はこの睡蓮と一緒に咲く紫陽花やテッセンの花数が少なく、今頃出ているはずのガマの穂も今年はなくちょっと寂しいですがネムの花が梅雨の長雨で傷みながら良く咲いて睡蓮の花が閉じる頃に良い香りの花を咲かせています。
ガマは本来なら紫陽花が満開の頃に緑の穂が育って
どんどん穂が上がってきて次々に色付いてきます。
睡蓮、紫陽花、テッセンと一緒に初夏を涼し気に演出してくれます。
下の画像は去年のこの場所でネムノキが咲く直前の時期です。テッセン、紫陽花、青いガマ穂、睡蓮、咲き始めたばかりのエキナセアなど初夏の爽やかな花でいっぱいの頃。
本来は日陰のしっとりした小庭や和庭が好きで、日向の庭であればサボテン・アガベ・ユッカその他の肉厚・硬質葉物が好きです。自宅は南向きなのでここには日向向きの植物を置いていますがなるべく花いっぱいの花壇のようにならないように気を付けていますが5~6月はどうしても花が多め。
庭ではなく駐車場使用のコンクリの地面なので基本鉢栽培ですが鉢が目につかないようになるべく隠す配置をしています。
ちなみにこの去年の画像にあるガマの背景で夏らしい藤の葉をボリューム満点で展開しているキュウシャクフジの鉢は去年お嫁に出し、今年から代わりに普通のノダフジの鉢を置いて葉のボリュームを抑えました。庭もないのに鉢栽培の藤を4種類育てていてスペースがかつかつだったため泣く泣く一番大きなキュウシャクフジをお嫁に出しました。
ガマに話しを戻して。初夏の青い穂から気づいたら茶色になっているガマの穂ですが、夏の間茶色い穂を楽しみます。この雰囲気ある穂は花と違って長く楽しめるところが嬉しい。
今年はガマの鉢が根詰まりして穂が実らなかったので近いうちに株分けをしないとなりません。根がぎっしり詰まったガマのポット鉢はぎちぎちで取り出し株分けするのに骨が折れます。
株分けは春先にするのですがその年は穂が実らない事があるので本当は夏のうちにしたいところですがなかなか時間がとれません。株分けを来年の春先にすると来年も穂を楽しめない可能性があります。
そして9月に入るとすぐに収穫しドライフラワーとして楽しみます。9月半ばを過ぎると穂が破裂して細かい綿毛が舞い掃除が大変なので必ず9月に入ってすぐに収穫しますが8月でもいいくらい。
以前は蓮の花托と一緒に収穫していましたが今はハスの栽培はお休みしています。
睡蓮に話しを戻して、温帯性睡蓮の葉は春や秋冬は水面にぴったり張り付いてプカプカ浮かんでいますが梅雨入り前くらいから夏の間は葉が立ち上がってくるためせっかく毎日のように咲いている花が葉の影に隠れてしまう事が多いです。
下の画像は6月頭、温帯性睡蓮の葉が水面から浮き始める頃です。
こうなると表から見ると葉で花が隠れてしまい花が咲いているのが分かりません。斜め後ろから見てやっと咲いているのが分かる程度です。
葉をめくるとこんなに綺麗に咲いているのですが通りからは見えません。Rhodesが自宅にいる日は葉をかき分けて花が見えるようにしていますが結構気づかれずに咲いている事も多いです。
↑不自然な角度に見えますがこれは葉の影に隠れていた花を南側(前面)に倒れるようにして葉の上に花を出したところです。
この睡蓮は綺麗なカップ咲きなので横から撮ると特に綺麗に見えます。
上は黄色~ピーチのマンカラウボン、下は淡いピーチピンクの花のコロラドです。
どちらもよく咲き育てやすくおすすめの品種です。
マンカラウボンは少しはなびらにヒダが寄りお椀のように広がって咲きます。コロラドはもう少し立体的に咲きマンカラウボンより開花頻度が少し高く毎日途切れる事なくよく咲く品種です。
本当は施肥を3月からほぼ毎月しないといけないのですが一度しかしていないので少し花数が少ないですがちゃんと追肥してあげると6~7月は毎日3個以上の花が水面上で咲きます。この日も葉っぱの影にかくれて咲きました↓
かき分けて葉の影から出してあげてもまた葉が寄ってきて花をかくしてしまうので本当は毎日葉をかき分けてあげた方がいいのですがなかなかできません。
光の当たり具合でも微妙に花色は違って見えます。黄色が強く出たりピーチが強く出たり。
↓去年の画像ですが雨や曇りの日に白浮きして写る姿も清楚です。スイレンの花色は時期によって微妙に違ってくるのも見ていて楽しいんです。
去年の6月は葉が立ち上がっていませんがこれは本来3月中に行う植え替えが大幅に遅れたせい。これで植え替え後ひと月くらいの姿です。植え替えをする時にワサビの根茎のような株を10cmくらいにカットして根もほとんど取り除いて植え付けるためひと月は成長に勢いが出ません。ちなみに今年は植え替えをしていません。
7月に入ると更に沢山の葉が立ち上がって花を隠してしまいますが開花の勢いも増しています。葉の影に花が隠れてしまうのがもったいない。
昨日はマンカラウボン1個、コロラド2個。葉陰の花に見落としが無ければ。
横顔ばかりなので真上からの画像も。
コロラド↓
マンカラウボン↓
コロラドとマンカラウボンばかり載せていますが、もう一種類「グレッグズ・オレンジ・ビューティー」という品種も同じ鉢で育てています。こちらは開花がコロラドやマンカラウボンより少なくて開花した時不在にしていたりでまだ今年は写メを撮れていません。
温帯性睡蓮には純白や綺麗な薄ピンク、濃いピンク、鮮やかなイエローなどの色の花が咲く品種もあるのに結局最後に残したのはイエローピーチ、ピーチクリーム、ピーチピンクなど遠目で見るとどれも似たような淡いピーチトーンの色ばかりになりました。色を優先的に考えるより咲きやすさを一番に重視して残す品種を選んだ結果です。
ちなみに5月の葉が立ち上がっていない頃の水連鉢の様子は以下の画像の通り。これだと花が咲いても見逃しませんが今は葉をかき分けないと開花に気付かない事も多いです。
ネムノキの事をもっと上げたかったのですが雨続きでなかなか良い画像が撮れませんが6月から毎日花数を増やしながら優しい香りの優しげな花を咲かせています。
我が家の合歓の木は四季咲きなので初夏から秋まで長く花が咲きます。家の前に庭があれば地植えにして2階のベランダに枝が差し込むようにして極楽の花のようにアゲハ蝶がフワフワ舞うネムの花をリクライニングチェアに寝そべりながら楽しみたいくらいネムの花が好きです。
よく咲く6月~7月までが初夏の見頃で、夏は少し開花の勢いがペースダウンしますが9月も彼岸花やススキの穂などと一緒に再び見頃を迎えて沢山咲き、開花する時間帯の夕方頃から午前中にかけて優しい芳香を長い期間放ってくれます。
水連鉢の回りにあるガマの穂や、テッセン、紫陽花は去年より少なく咲きましたが、今年は今年で新しい花が水連鉢の周りで睡蓮と一緒に競演してくれました。その様子はまた追って記事にアップしたいと思います。
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