藤と牡丹が咲きそう。そろそろ花が終わるクレマチス・アップルブロッサムの挿し木のコツも

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色々な植物たちの蕾が開いていって更新が全然追い付かない季節が過ぎてゆきます。

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一言園芸日記

Rhodesの家の正面の蕾が取れて横や後ろを向いている今年の牡丹たちが開きかけています。これは昨日の蕾なので今日は咲き出していそう。

2022/4/7

野田藤(ノダフジ)もあっという間に花房が伸びてきました。

2022/4/7

咲き始めそうな房も。

2022/4/7

もう咲きそう。

2022/4/7

この春一度もブログに登場してない今年の早春のラナンキュラスの寄せ植えのクレマチスピクシーも咲き始めています。初夏咲きのクレマチスたちも蕾がどんどん膨らんできていますね。初夏咲きのクレマチスと違ってこのピクシー含め早春咲きのクレマチスたちは芳香があり常緑の品種が多いです。このクレマチスたちの香りも春の楽しみのひとつです。

2022/4/7

今年のクレマチス アップルブロッサム(鉢栽培)

アーマンディーアップルブロッサムが咲き進みそろそろ見頃を終えようとしていますがまだ蕾もチラホラあります。だいぶ咲き進んで花も少なくなってきても玄関に入るとフワっと香ってきます。ちなみに地植え株を無理な移植で弱らせてしまった方は今やっと開花し始めたところ。日当たりの程度や元株の元気度合いにより開花時期は異なってきます。

2022/4/5

アップルブロッサムの見頃の頃の画像を載せ忘れていたのでここでざっと画像を載せておきます。
アップルブロッサムは大木のようなボリュームに育てると開花はじめから終わりまで1か月以上かかりますが、これくらいの鉢のボリュームでは見頃は3週間ほど。他の春の花木類とだいたい同じ期間開花楽しめます。
今年は3/20日頃から咲き始めました。

2022/3/24

アップルブロッサムの写真はどれも朝か日没前のもので暗くてすみませんが蕾がふくらんできているので開花はじめのころから結構楽しめます。

2022/3/24

うちは以前地植えで育ててかなり大株に育てましたが現在は鉢栽培です。

2022/3/26

ひっくり返して鉢の裏側も蕾ぎっしり。でも行燈仕立てのようにしているので蕾の1/3は真ん中に隠れて咲いてしまいます。できればフェンスなど壁面に這わせた方がいい子です。

2022/3/27

鉢の表。

2022/3/27

1日1日開花が進んで香りが強くなってきます。

2022/3/28

今年はこんなすみっこに追いやられているんです。ここから香りをふんわり発散してくれます。小さくてもいいからもう少しスペースのある場所においてあげたい。

2022/3/29
2022/3/30

暗いですがこのくらいが蕾と満開の花が入り乱れて一番の見頃を迎えていた時期。

2022/3/30

十分可愛いですが前に地植えにしていた木の方が蕾の発色がピンクが強かったかな?

2022/3/30

蕾の発色はその年の栄養状態などにもよって微妙に違ってくると思います。

2022/3/30

ボリュームに対して支柱の広がりが足りないので何とかしてあげたい、、

2022/3/30

アップルブロッサムの挿し木のコツその1

さて、最後になりましたがタイトルにも書いたアップルブロッサムの挿し木のコツについてちょっと書きます。
アップルブロッサムの挿し木苗を作るなら、鉢栽培ではなく地植え株が大きく育ってから。花が終わり5~6節以上伸びてた新しいツルの太い部分を使います。Rhodesの家の鉢栽培のアップルブロッサムの花の画像を上に乗せましたが、この程度の鉢栽培のボリュームで挿し木苗を作るのはおすすめしません。大株から出る、一般的な割り箸以上の太さのある成長ホルモン?みなぎる太い新ツルを使って挿し木苗を作ります。

挿し木にするのは地植えである程度大株に育った株から出る春から初夏のツルが最適です。鉢栽培でも果樹用のかなり大きな鉢などであれば大株に育てば挿し木にぴったりの太いツルが出て来る可能性もありますが地植えが最適です。

上の株から作った挿し木苗がこちら。これで1年苗です↓
ちなみにこの下の画像で見えている部分の細いツル↓は挿し木にしたツルそのものではなく、挿し木にしたこのツルより太いカット枝(ツル)の1節から伸びてきた元気のいい脇芽のツルで挿し木にした元のツル(画像の鉢の下の地際の方に少し見えているもの)より細いものです。挿し木用にカットしたツル(苗の株元に少し見えているツル)はこれより一回り太い挿し木ツルになります。なのでこの苗の上の方のツルを見て挿し木にするのはこんな細いツルでいいんだ、と思わないでくださいね。挿し木用のカット枝として使うのは一般的な割りばしの太い部分以上のしっかりした太さのツルで最低でも画像にある支柱の太さくらいは必要です。地植えで大株に育った株から花の終わりかけの頃から1-2か月の間に、新しいツルが顔を出してから1週間~10日ほどの間に一気に1メートル以上伸びてくるような勢いのある太い新しいツルの太い部分をツル間の長さにより2節前後使います。

2018/2/5

上の挿し木苗の花芽↓
初夏に挿し木にして成功したものは次の春にはもう花芽が複数付いています。この苗は葉芽も含め芽が15個は付きました。花芽も10個くらいあったんじゃないかな。アップルブロッサムの苗を買うなら花芽(と葉芽)が複数個以上ついたツルもある程度長く何節もあるしっかりした株を選んでくださいね。そのような苗は購入後の成長も早いです。

2018/2/5

今回アップした鉢栽培の中株程度のツルを使って挿し木苗を作っても発根はしますが大株の太い新ツルを使った苗とはその後の成長が著しく異なってきます。市販されているものはおそらく巨大な大株の元気な新しい太いツルを使って作られていると思います。
挿し木用にツルをカットする位置などコツは他にもあるのでまた追って書きたいと思っています。

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