ミモザのお宅で使った切り花、秋の穂と秋の花

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この1週間くらいでめっきり寒くなりましたね。先日園芸店でフリル咲きパンジー「Ciel Brier シエルブリエ」を2株購入しました。置く場所がないので毎年ビオラやパンジーを買うときは凄く悩みます。庭はないので基本鉢栽培になりますが5株も買うと置き場所もいっぱいいっぱいで他にも冬の花苗は欲しいのでパンジーとビオラだけで3株以内に収めたいのに2株も購入してしまったのでよそのお宅に持っていくかもしれません。Ciel Brier はまた後日画像をアップしたいと思っています。

秋も沢山の切り花が楽しめます。花はもちろんですが今年はどちらかと言うと葉や穂、そして夏の花のドライものを使っています。
まずはRhodesが管理しているお宅から。

Rhodesの家は玄関ポーチもとても狭くて身動きとるのも大変なくらいでこうやって雑貨を楽しむゆとりはありません。少しでもスペースのある玄関先はやっぱり羨ましい。

本当はアナベルや麦の穂などを使ってスワッグを作ってこの玄関の扉脇のライトに最後に吊るして帰ったのですがそのころは暗すぎて撮れませんでした。ざっくりその場で作ってちょっと不格好な粗削りの姿に仕上がったので、、次行った時残っていたら撮ってきたいと思います。

他にも、ベンケイソウ・高性セダムの花ガラ枝と、エケベリア 七福神 の花を水なしでそのままランプシェードにさしたり↓

2021/10/15

玄関ドア挟んで反対側でグラスや枝ものを使っています↓

2021/10/15

これね↓

2021/10/15

名前を失念しましたが出だしのピンクがかった穂がかわいい品種です。このあと展開が進むときつね色の穂になります。

この穂は雑草としてもあちこちで見られ、多分欧米?から渡ってきて繁殖したものだと思います。ある程度楽しんだら種で増えないよう処分しますが、ご近所さん所有の広い駐車場から貰ってきました。名前を思い出せないのでご存じの方いらしたら教えてもらいたいです。パニカム系かな?

赤みがかった穂やピンクの穂は秋に重宝します。大型の穂ともなると素敵ですが20坪あるかないかのRhodesの家ではなかなかこの姿で楽しむ場所は家の内外共に確保できません。このお宅はRhodesの家よりは広いですが特別ゆとりがある訳ではないので葉先を短くカットして使いました。秋はできるものならススキやパンパスグラスなどの穂を大がめにどばーっと活けて楽しみたいです。

手前の黒い実は造花です。若いころは造花が苦手でしたが造花を織り交ぜるスタイルも結構好きになりました。

2021/10/15

ミモザは大胆に蕾付きのものを。あえて切った訳ではなくカイガラムシや青虫、尺取虫を取っていた時に細い枝が折れてしまったものです。長い枝は大型の穂ものと一緒の花瓶に入れて。

2021/10/15

カイガラムシはともかく、モンキチョウがフワフワミモザの回りを常に5~6匹舞っているそうで、とても可愛いそう。葉とちょうちょの色の対比がまさにミモザの葉と花のそれでとても綺麗ですしね。
でも、、さなぎの抜け殻が画像左↓、モンキチョウの隣に見えますが沢山青虫がついて葉を食べられてしまいます。

↓葉を食べて大きく太った青虫(左)と、さなぎになる準備中の青虫(右)。他にも枝を見るとさなぎや青虫が沢山います。こんな風に葉を沢山食べられ春には葉が抜けたスカスカの枝に花が咲いてしまいます。花芽も取れてしまう事もありますし。普段ミモザの青虫たちはある程度放任だけどこの日はちょっと回収してきました。

虫退治中に折れてしまった短い枝は小さめの花瓶に小枝ものと一緒に入れました。春に花が咲く花木でハナミズキや馬酔木など秋から蕾が出て来るものが多いですね。

唯一の花ものはいちごの蕾つきの実枝と先月花瓶にさして帰ったペチュニアの蕾付きの枝にビオラ ラブラドリカの実付き枝を。どれも今日は咲いていません。苺の実も水切れさせなければこのままでも赤く染まってゆきます。

2021/10/15

4つ上の画像にある、ベンチの上の黒い実の籠には、見えにくいですがメリニス 「 サバンナ 」のピンクの穂↓もさしてあります。
下の画像でこのサバンナのピンクの穂の後方に見える銅葉は初夏から秋までグラスだけでなくツヤツヤした銅葉が綺麗な「パープルファウンテングラス」のもの。その前で青みがかった葉×青い小花の植物は サルビア アズレア です。上のアレンジの画像の1週間前にこちらのお宅に行った時の画像になります。

2021/10/8

サルビア アズレア は夏に一度だけ剪定したものの結構暴れてしまいました。しかも初夏に一度移植したのであまり花付きも少なめです。下画像のアズレアの後方のきつね色の穂は パープルファウンテングラス の穂です。

2021/10/8

更に引きで。これは10/8の画像ですがエキナセア「グリーンエンビー」は10月後半になっても綺麗に咲いています。夏の花は終わりましたが9月頃新たに出て来た花茎が秋になって活きました。

2021/10/8

メリニス 「 サバンナ 」のピンクの穂とパープルファウンテングラスの穂に話しを戻します。

こちら↓は我が家の玄関先でポット管理しているメリニス 「 サバンナ 」 のピンクでのかわいい穂。夏から晩秋までこの穂を楽しめますが、やはりスペースのある場所で楽しんだ方が綺麗です。

2021/10/12

メリニス 「 サバンナ 」 はやや青みがかった細葉とピンクの穂が前方に垂れてくるので一番手前に植えてちょっと通路に飛び出すようにして楽しむか、少しだけ背丈があるので中段に植えても楽しめますが先述の通り手前に枝葉が垂れてくるのですぐ前に背の低い草花を植える事はできません。

続いてこちら↓はRhodesの家の玄関先でポット管理している数年もののパープルファウンテングラスの穂。 パープルファウンテングラス の穂はきつね色ですが出て来たばかりの頃はこんな風に赤みがかっていて綺麗です。これをなるべく早めに摘んでドライで楽しんでも使える色味ですが、きつね色になった穂も赤い穂もどちらも切り花としても長く楽しめます。

パープルファウンテングラス も前方に穂が垂れてきますが葉はやや曲線を描いて周囲に広がる感じで メリニス 「 サバンナ 」 より背丈があるので麻紐などで軽くまとめて少し縦に起こしてあげれば手前に背丈の低い草花を植えられない事もないです。

ドライ気味に使えるクレマチスの果球もカットして花瓶にさして眺めたいところですがこれはこのままもう少し楽しむ予定です。

2021/10/15

今の時期咲いている花で切り花に使える花としてはコレオプシスも植えてありましたがスペースの都合でこの日撤去してきました。

今の時期、このお宅で他に切り花で使えるものは他にもいくつかあります。
まず、先ほどもちょっと挙げた サルビア アズレア の青い小花

2021/10/8
2021/10/8

青みがかった葉と青い花×パープルファウンテングラスの銅葉との相性も良いのですがこの後ろも色々植えてありスペースがない上移植続きで根を度々ちぎり、夏はポットに上げて養生させていた時期もあり花数はいまいち。綺麗に茂らせる事ができたらとても素敵な秋の花なのですが。

2021/10/8

あと少し残しておいた秋色アジサイや

2021/10/8

ベンチの切り花の前の寄せ植えプランターのピンクベージュの花終わりかけのケイトウ

2021/10/15

春に一度ぱっと咲いてその後も晩秋までずっと細々とさいている リナリア ピンク

2021/10/15

初夏から秋まで全草香りの良い アガスターシェ アパッチ サンセット

2021/10/15

晩夏に出た新しい花芽が秋に綺麗に咲いてくれている エキナセア グリーンエンビーなどがあります。

2021/10/15

秋咲きのルドベキアもグラス類と一緒に植えたかったのですが、エキナセアで手一杯のスペースです。
本当は初夏から秋まで可愛い花が楽しめるリトルヘンリー↓をこの場所にパニカムなどのグラスと一緒に植えたかったのですがスペースの都合でパニカムもルドベキアも共に断念して場所をお借りしているご近所さんのお宅に植えました。

2021/10/11

チョコレートコスモスも地植えにできるスペースがないので小鉢で置いていますが何度か水切れして枯れかけこの日はあまり花数が多くありませんでした。

2021/10/15

暗くなってしまいましたが夏以外年中開花している キンギョソウ ブラックプリンス もこれから開花を迎えるところです。夏にだいぶヘタってしまいましたが来年の初夏には大株に育ってくれるはず。

2021/10/15

花ではなくて実ですが、このお宅の裏で先祖帰りして斑入り葉ではなくなった斑入りノブドウも青い実を付けるもこちらは日陰なので実付きがいまいち。たわわに実ったら切り枝にして飾りたかったのですが。斑入りのぶどうはよく先祖返りするそうですが、ここは日陰のせいで更に先祖返りしやすいのかも。日陰でも頑張って光合成しようとすると緑の葉に戻りがちになるかもしれません。

2021/10/15

花枝はあるにはありますが、飾る場所がないのとこのまま楽しんでもいいかなと思い今回は切り花にはしませんでした。

最後に元気すぎてまだ蕾が沢山残っている 萩 ( ハギ )。黄金萩とか朱金ハギと言われるもので初夏頃までかなり明るい葉色を持つ萩です。萩が巨大になりすぎて玄関の切り花が玄関ポーチに入るまでこの萩の影になって全く見えません。

2021/10/15

萩は水揚げが悪いので積極的に切り花に使う事はありませんが大株にもなるとかなりスペースを取りますがかなり長い間開花を楽しめます。

2021/10/8

花が終わった枝には実がついて、蕾の枝と開花中の枝と実付きの枝が同時に楽しめます。青虫も↓

2021/10/8

帰り際、暗くなって植え込みに植えてある宿根草の小花も全然写らずかなり寂しいカットになってしまいましたが、敷地の入口から見るとこんな感じ。
ちなみに植え込みの背景に見える黒いフェンスはお隣さんのお宅のものなのでクレマチスやら何やらツル植物を絡ませたいのを我慢。平行して目隠しのフェンスを立てて色々遊んでもいいなと思いましたがお隣さんから見て南側なこともあり真っ暗になってしまうと申し訳ないのでやめています。

2021/10/15

植え込みの手前は土が浅く充分に根付きにくいのですが、ビオラとアリッサムを数株だけ植えるスペースを開けておきました。
玄関ポーチの切り花は萩ですっぽり隠れて全く見えませんね。このカット↓の写メを撮るときも、片手で萩の枝を抑えながら撮りました。

このお宅ではこの10月、紫ブロッコリーやロマネスコにケール、そしてイチゴを来季用に株を更新してプランターに植えて来たのですが画像に収めるのを忘れてしまいました。

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