何度か過去記事でレポートしている四季咲きイチゴのデリーズがベランダ野ざらしの鉢栽培で今の時期も小さくなった実を楽しめます。さすがに実の数は少なくなったけど去年から食べごろになると鳥につつかれ、鳥の間でマーキングされてしまい鳥の食害は避けられなくなったので鳥にあげるくらいの感じでそのまま鉢を置きっぱなしにしていて、当然のように実が色付いて食べごろになるたびに大半の実を鳥がつついてゆきました。
デリーズの他には、こちらもまたビニールなどでの防寒なし野ざらし鉢栽培のとちおとめが結構立派な実を付けましたが鳥がまた美味しく食べてゆきました。
ところが最近、うちの猫がベランダでいちごを見に来た鳥を狩りの態勢(しゃがみながら監視し隙あらばいつでも飛び出せる態勢)で見ていると思うやいなや、窓の存在を忘れて鳥めがけて飛びつき、窓ガラスに派手に衝突して家族の爆笑を買うという出来事がありました。びっくりした鳥たちはベランダすぐ近くの電線に避難。鳥たち全員すごい声でピーピー騒いで「びっくりしたわー!猫いると思わなかったわー」「私は音にびっくりして腰抜かしそうになったわー!」みたいな感じの井戸端会議を長いこと繰り広げていました。
↑猫おつかれさま。あの雄姿を動画に撮りたかったよ。窓ガラスがあって鳥が襲われずに済んで良かったけど痛かったね。
これでしばらくいちごを鳥に狙われる事はないかな!?鳥がいちごをついばむ姿は結構かわいくて食べてくれても構わないけど、せっかく自分で育てたイチゴだし人間も食べたいですよね。
さて、ここから本題に入ります。
年明けからひと月近く、ラナンキュラスの寄せ植えを狭い玄関ポーチの左右に置いた鉢で楽しんでいます。ルージュルージュの画像はどうしてもRhodes家が受ける日差しで色が飛んでしまうのでまた薄曇りの日にでも綺麗にアップ写メを撮ってあげたいと思っています。
ただ、元々植え付けてあるちょっと大きなクレマチスの株が邪魔で、この赤いラナンキュラス「ルージュルージュ」の寄せ植えの方は、せっかくルージュルージュを2株買ったのにどうしても横に並べられず何故か前後に重ねて植え付け。鉢の中央奥のドーンとアンスンエンシスの6年目の大株が真ん中に鎮座していてそのため中央に植物を植える事ができません。これを克服するにはポット寄せにするしかないので今から一度植え付けたルージュルージュを掘り起こしてポットに植え付けてポット寄せに変えような悩んでいます。玄関は出入りして通るものなので家人はまったく違和感なく横から斜めから鉢を見て楽しみますが、通りから見ると(正面から見ると)ちょっとバランスが変です。
せっかくのルージュルージュが縦列で2株分のボリュームが正面からだと分かりません。
へーべ「アイスイザベラ」を松原園芸さんの葉牡丹「アッシュカールヴェルデロッソ」に変えてみる。色はいいのに背丈のバランスが駄目微妙です。でもこの鉢の左側は玄関を出入りする人でこすれる事があるのであまり背丈を出したくないのです。
手前左端に植えてあるルージュルージュに負けないくらい赤いプリムラは「ロココ姫」です↓
原色の赤はなかなか使う事がないのでなかなか感慨深い組み合わせ。地中海沿岸の街並みでは白壁&ブラックアイアンの門やベランダの家に真っ赤な花のゼラニウムが壁にかけられていて素敵ですが、同じ白壁でもうちの家はおしゃれな家ではないのであまり原色の赤は似合いませんが久しぶりに原色の赤に近い花を飾ってみたくなりました。
照り返しがきついか日が傾いて光量不足で綺麗に色が撮れていませんが、ラナンキュラスルージュルージュもプリムラロココ姫の赤花タイプもどちらもとても素敵な色です。
下の画像はまた別のロココ姫でピーチカラーのマムかラナンキュラスと合わせる予定のもの。たっぷり入ったフリルとボリュームのある花が特徴です。株により個体差ありますがほんのり良い微香もします。
ルージュルージュの寄せ植えの黒っぽいフリフリパンジーはパルムディール。
少しうつむき気味に咲くので顔を向けないと分かりにくいですがこんなベイン模様↓です。明暗くっきり黒っぽくて毒々しさを感じる妖艶で魅力的な花を咲かせます。もうちょっと花数が増えたらルージュルージュとの競演が楽しめると思いますが寒さで花数はまだ少なめです。
こうして顔を目線側に向けないと、一見黒っぽいフリフリパンジーに見えます↓
葉牡丹は黒系のミニ葉牡丹×赤すじのフリルと丸葉のミニ葉牡丹という大好きな組み合わせを寄せ集めてプチ寄せにしたものです。
赤すじのアンティーク葉牡丹はフリルが少なくて丸葉タイプが多めです。
それにしてもこの場所は午前中は暗く、日中から午後は眩しすぎて日差しがある日は原色の花色は写メで色がとんでしまいがちです。
まぶしくて写メを撮っているスマホの画面も見えないので綺麗に撮れたかどうかも分からずにパシパシ撮っています。
この鉢↓ですが、丁度黄金葉のカレックスが出ているあたりから鉢の中心まで、画像で葉が見えている冬咲きクレマチスアンスンエンシスの根が回っていてこのあたりは植物を植える事ができません。
このアンスンエンシスは今丁度蕾が膨らんでいます。
本当はもう少し早く咲くのですがRhodesの家のアンスンエンシスはいつも春に強剪定するためか遅咲きで3月頭頃に咲きます。
耐寒性は高い方ではないので12-2月に葉がどんどん黄~茶変して枯れてゆきます。
後ろのミニトレリスを通り越して上の方まで伸びます。上の方まで花が咲くので綺麗ではありますが冬は葉がいたみがち。この場所には大型すぎるのでシルホサに切り替えようか、またはいっそツル植物を取り除いてミニトレリスはハンギングを楽しむ場所などにして鉢自体はツル植物の根を気にせず季節の寄せ植えを純粋に楽しむ場所にするか悩んでいます。
一方、玄関ポーチに左右に並べた四角い黒鉢のもう片方の方では綾園芸さんのラナンキュラス「アミズミズ Amizmiz」を使いました。
その話はまた次回に。
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