アフロディーテエレガフミナと流星の花の香り。栽培8年目で芳香を再確認

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犬の散歩で通る近所の公園では一重のクチナシが少し前から見頃を迎えています。

2021/6/13

クチナシはどこでも見かけますが、生まれてからずっと長く住んでいた都心の家の庭でも八重を育てていて、その近くの父の実家でも一重を大事に育てていたりと馴染みがあり暮らしに欠かせない花木になっています。Rhodesの家でも八重のミニクチナシを鉢栽培で育てていましたが場所がなくなりご近所さんの敷地にこの春植えさせて頂きました。

南天(ナンテン)の花も見頃を迎えていますね。花が横に倒れてしまっていますが庭に1株あるとこの時期の花以外にも常緑の葉を料理に添えて活用できます。Rhodesが管理しているよそのお宅でも植えていますが、Rhodesが再び庭を持つ事になったらクチナシに続いて植えたい植物のひとつです。

2021/6/13

ネジバナもあちこちで雑草に混じって咲く姿を見る季節になりましたが小さすぎてスマホの写メではピントがなかなか合わせられません。

2021/6/13

さて、今日の本題です。

Rhodes宅のポスト先で育てているクレマチス「アフロディーテエレガフミナ」と「流星(リュウセイ)」。この2種の花の香りについて記事にしました。

今年で栽培8年目になるアフロディーテエレガフミナの花の芳香は今までないと思っていましたが、時間限定で香っているのをこの春発見しました。今までも香りがするような?と感じた事もありますが翌日嗅ぐとなかったりするので気のせいかと思ってきましたがどうやら時間限定で香っている事が分かりました。微香性の芳香です。
個体差もあるかもしれませんが、東京及びその近郊で5-6月は午前中~午後15時頃までの日中明るい間に開花中の花に顔を近づけてみるとほのかな香りが確認できます。柑橘香のクレマチスもありますが、それと少し似た香りです。正確には柑橘香というよりオレンジジュースのようなほのかな甘い香りが弱く香る感じです。
散る間際で雄蕊が散り始めているような花よりも開花して間もない頃から綺麗に完全開花している花の方が香ります。下の画像で見ると写っている花全てが香ります。

2021/5/11

同じく「流星」も香ります。アフロディーテエレガフミナの花が香る時間帯と同じ日中の明るい時間限定で弱い芳香を放っています。流星は少しスッとしたミント系のハーブのような香りでそれにわずかにアフロディーテエレガフミナと同じ柑橘香がわずかに入ります。甘い香りというよりハーブ寄りの香りです。そして香りはアフロディーテエレガフミナと同様弱く微香性です。香る時間帯に花に鼻を近づけて香ると分かる程度ですが人によっては分からないかもしれません。

2021/5/20

今日はアフロディーテエレガフミナと流星の香りについてアップしたついでにこの2種の今年の開花の様子を咲き始めから終わりまで追って以下にまとめておきたいと思います。Rhodes個人の記録の為に載せていますが画像がかなり多く記事が長くなるためご訪問頂いた方はここまで読んでいただければ十分だと思います。

アフロディーテエレガフミナはいつもシロナガフジが咲き始め枯れかけアメリカフジ「アメジストフォール」の蕾が膨らみ始める頃に蕾が沢山出揃ってきます。

2021/4/24

アフロディーテエレガフミナのこの沢山の蕾が咲き始めるのはシロナガフジが咲き進み枯れたあと。

2021/55/5/15/1

流星(リュウセイ)はアフロディーテエレガフミナより少し遅れてシロナガフジが枯れアメリカフジの蕾が膨らみ開花する頃に蕾が増えだします。丁度アフロディーテエレガフミナが咲き始める頃に蕾が膨らんできます。

2021/4/27
2021/5/5

アフロディーテエレガフミナが見頃を迎えはじめ、アメリカフジ「アメジストフォール」が次々に咲く中、

2021/5/7

流星がやっと咲き始めます。

2021/5/7
2021/5/7

春の花と初夏の花が入り乱れる中ひとつまたひとつと咲き始める流星。

2021/5/11
2021/5/11

アフロディーテエレガフミナはこのころ満開を迎えています。

2021/5/11

流星が咲き出して、アフロディーテエレガフミナと流星の間の足元で鉢栽培のヤマアジサイ「藍姫」が咲き始める頃、アフロディーテエレガフミナが満開に。

2021/5/11

道路側に回ります。

2021/5/11

枝数があるので横から見ても厚みがあります。

2021/5/11

垣根の反対側、お隣さん側でも咲いています。

アフロディーテエレガフミナが満開に近いころ、正面から見ると↓こんな感じですがどうしてもアフロディーテエレガフミナが南の道路側に顔を向けてしまいます。
アフロディーテエレガフミナは大株に育つと1m~1.5mほどの長さのツルが沢山出てその節々に沢山花が付き地上1~1.5mくらいの位置で横に広がりフワっとボリュームが出ます(自主的に横にフワっと広がりながら枝が伸びる訳ではないのでツルが伸びたら人の手で支柱やトレリスにツルをワイヤーや麻紐などでとめてあげます)。
流星は上にツルが伸びるタイプで大株に育つと何だかんだで3mは伸びます。この後上にツルが伸びてからアフロディーテエレガフミナの上に更に伸びてゆきツルが伸びる方向に蕾ができて先へ先へと咲き進みます。大体ツルの地上50cm~1mくらいから咲き始めその後ツルが伸びる先端に向けて花が咲き進みます。こちらもツルを人の手で誘引してあげます。

2021/5/11

せっかくなのでこの翌日、まだアフロディーテエレガフミナが満開の頃の画像を載せます。
正面の一番密集しているところを切り抜いて。

2021/5/12
2021/5/12
2021/5/12

左下でヤマアジサイ「藍姫」が咲きそうに。

2021/5/12

咲き始めの流星は横(道路側)から満開のアフロディーテエレガフミナを手前にすると奥になってあまり見えませんが

2021/5/12

流星は最初の花が門柱の回りで8個くらい咲いたところです。

2021/5/12

2日後の5/14。流星が少し上に咲き進んできました。ツルはアフロディーテエレガフミナの上に向かって横に這うように伸びては新しい蕾を付けています。

2021/5/14

満開のピークから少しペースダウンしてきた流星ですがまだまだ花数は沢山。

2021/5/14
2021/5/14

この2種のクレマチスは初開花は少しずれるものの一緒に咲き進みやがて競演が楽しめます。

2021/5/16

このころは春咲き(初夏咲き)のアリウムやデルフィニウム、アメリカフジ「アメジストフォール」と薫り高いテイカカヅラの花を背景に咲いていました。

2021/5/16

パテンス系八重クレマチスの中でも遅咲きの「クレマチスキリテカナワ」も満開。

2021/5/16
2021/5/20

普通のノダフジや遅咲きのシロナガフジ、九尺フジはアフロディーテエレガフミナなどのインテグフォリア系クレマチスと開花期がわずかに重なる程度ですがアメリカフジ「アメジストフォール」はばっちり開花が重なります。
なのでアメリカフジのツルをもう少しアフロディーテエレガフミナの方まで伸ばそうと検討中。

2021/5/20

アメリカフジ「アメジストフォール」が咲き始めて間もないころに流星の一番花が遅れて咲いていましたが、アメリカフジが一番の見頃を迎える頃同じく流星も勢いづいてきます。

2021/5/20

またこの頃になると足元には淡い黄色の姫睡蓮「ヘルボラ」と午後からの日差しが厳しく当たる日向でも綺麗に咲いていたヤマアジサイを従えて一緒に咲いていました。

2021/5/21

この時期は睡蓮、紫陽花、その他初夏の花々の他に初夏の遅咲きタイプの多くのクレマチスも一緒に楽しめる時期で心躍る季節。
アトラゲネ系クレマチス「レモンベル」。こちらも芳香性の花が咲きます。微香性ですがアフロディーテエレガフミナや流星より強い香りでとても優しい良い香りです。

2021/5/19

ヴィセチラ・ヴィオルナ系各種クレマチス。
白いつぼ型のカイウも微香性でかなり弱い香りですが爽やかな良い香りがします。
5月から6月にかけては他にもクレマチスが咲いていますが話が飛ぶので省略します。

2021/5/21

5/23、流星がどんどん上の方まで咲き進んできています。

2021/5/23
2021/5/23

正面から見るとアフロディーテエレガフミナの花がやはり南の道路側を向いてしまっているため実際より花数は少なく見えます。
アフロディーテもまだ沢山咲いていますが流星の花数も増えてきました。

2021/5/23

5/28、アフロディーテエレガフミナもまだ沢山咲いて流星も元気。

2021/5/28

アフロディーテエレガフミナの下の水連鉢のたもとでは黒竜(コクリュウ)の蕾が伸びてきています。

2021/5/28

ピンクがかって咲いたヤマアジサイ「藍姫(あいひめ)」も綺麗に咲きそろいました。
その手前の花菖蒲の蕾も育ってきています。

2021/5/28

5/29の流星。

2021/5/29

とアフロディーテエレガフミナ。

2021/5/29

5/30、流星が上に向かってどんどん咲き進み、アフロディーテエレガフミナもまだまだ元気。
その他の沢山の初夏の遅咲きクレマチスもまだ元気で下の画像では奥で白万重も咲いています。

2021/5/30

流星もびっしり咲くようになってきました。

2021/5/30

流星の花もアフロディーテエレガフミナの真上をぐるっと囲むように咲き進んできました。

2021/5/30

玄関ポーチ前の寄せ植え鉢も入れて。一番奥に写っていて見えにくいですがカラーやアスチルベなどが綺麗に咲く時期でギボウシやツボサンゴ、グラス類の葉も綺麗です。

2021/5/30

ヤマアジサイ「藍姫」も綺麗に咲き揃い、明日開花予定の花菖蒲「清少納言」も蕾ながら勢いがある頃。
一番花が咲く時に限ってこの日から留守にする、という事が多いです。

2021/5/30

6月に入るとヤマアジサイの手前に花菖蒲「清少納言」、姫睡蓮の鉢の手前足元にコクリュウの花も咲き始め、今年は小さなコンテナ風の鉢に植えたレースフラワー各種が咲きそろい夏咲きアリウムの蕾が開花目前に膨らみ初夏から夏に近づいてきます。そのころにはアフロディーテエレガフミナの初夏の開花の終盤で剪定する時期です。節々から蕾が出るタイプのクレマチスなのでまだ蕾が次々に出てきていますが剪定しないとならない時期を越えています。

5/30から少し留守にして戻ってきたら花菖蒲の蕾のうち1/4が咲き終わり、戻ってからシャッターチャンスを狙うも雨だったり菖蒲がたまたま咲かない日だったりしてなかなか写メの機会に恵まれません。
アフロディーテエレガフミナと流星は相変わらず綺麗に咲いています。

2021/6/2

留守にして戻ってくると大事な何かが枯れていたり折れていたりします。主に家族に水やりを頼んでその水不足や逆に水のあげすぎ、また水やりの際に知らずに蕾を折っている、など。
こちら↓はスカシユリ「ミステリードリーム」。本当に開花を楽しみにしていたので残念。たかが2個の蕾ですが留守にしがちなため蕾が少ないほど開花を見逃す可能性が高いのです。しかも今夜6/15から不在にするのにもう一番大きな蕾が明日にも咲きそう泣。果たしてどれだけ充実した開花が見れるか不明です。

2021/6/2

インテグフォリア系クレマチスに話しを戻して、帰宅すると流星は上の方に咲き進んで花が藤の枝葉に隠れてしまっています。

2021/6/3

まだまだアフロディーテエレガフミナも流星も綺麗です。

2021/6/3

花菖蒲と姫睡蓮のコラボを楽しむ時期に突然ですがレースフラワーや夏のアリウムなどを植え付けた大鉢の置き場がなくてインターホン前にどんと置きました。
思い切りレースフラワーを楽しめましたが花数が少なくなったアフロディーテエレガフミナに代わり元気に咲く流星の花を隠してしまい、インターホンが押しにくくポスト投函もしにくくなってしまい少し迷惑に。
そうこうしているうちに一日ごとにアフロディーテエレガフミナの花数がぐっと減って少し寂しい風景に。雨の合間の6/5にやっと撮れた花菖蒲×インテグフォリア系クレマチス。この時にはアフロディーテエレガフミナが枝垂れてだらしなくなってきてしまいました。

2021/6/5

6/7、この日も夜から留守にする予定で次の日に咲く姫睡蓮の蕾が控えていたため姫睡蓮の花の画像を蕾の位置に張り付けたコラ画像です(^^;
定期的に留守にするためなかなかインテグフォリア系クレマチス×花菖蒲×ヤマアジサイ×姫睡蓮が同時開花している構図が一日の僅差で撮れないため画像の中だけでもせめて楽しみたいと思って。
睡蓮、花菖蒲は株数が少ないと毎日必ず咲いているものではないので留守にしている間に全て咲き揃い戻ってくると何かの開花が欠ける事があります。

2021/6/7

このころまだ他に咲いているのはフロリダ系クレマチス達。フロリダ系クレマチス各種の花も少し弱々しくなってくるこのころは一方で夏のクレマチスの蕾が沢山育ってきています。
このころ咲いているフロリダ系とインテグフォリア系以外のクレマチスはヴィオルナ系クレマチスのカイウ。本来はとっくに咲いていて秋までほぼ途切れる事なく咲いているはずのコンナータ系「レペンス」は春になってから伸びすぎたツルを剪定したため現在もまだ蕾、遅咲きの「ピッチェリ」も蕾です。

2021/6/7

2021/6/12

アフロディーテエレガフミナは本当はもう少し前に剪定して残りの蕾は切り花として楽しむ位が丁度よいのですがどうしても花菖蒲と一緒に咲く姿を見たくて花菖蒲が咲いてからアフロディーテエレガフミナを剪定しています。今年はまだ花菖蒲の蕾が残る中、昨日6/14にアフロディーテエレガフミナの剪定を行いました。
最初の花が咲いてから約ひと月半剪定しないで開花を楽しみました。最初と最後の1週は花が少ないですが花数が多い日は1か月近くあり長く開花を楽しめます。
この後は切り枝を切り花にして楽しみますができれば背の高い大きな花瓶にたっぷりの水を入れて夏の西日を避け半日程度陽の当たる場所に置いておくと沢山ついている小さな蕾も開花しやすくなります。

2021/6/13

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