購入後かれこれひと月放置していたペチュニア「カプチーノ」の寄せ植えを5月に入って仕込みました。
途中、何度か手直しを加えた状態も載せて追加更新しています。
初夏に向けたペチュニアの寄せ植え
カプチーノは放置していたひと月の間に想定外の方向に育ち、半年近く土がスカスカの2号ポットのまま放置していたブラックのクローバーも弱々しくて、その他の植物もまだ寄せ植えに全然馴染んでいないので見た目はちょっと酷いかもしれませんがこんな感じです↓
ちなみに管理人の寄せ植えは良く言えばナチュラル、悪く言えば適当で、多くのガーデナーの方々、またプロの方のようにバランスをちゃんと考えられている寄せ植えではありません。作ったばかりで充分に茂っていない植物も混入していますのでご了承くださいませm(__)m
以下、向かって左上から時計回りに渦巻順に使った植物の紹介をします。
(タイトルに常緑カラーリーフと書きましたが関東などの暖地での話で、寒冷地では冬は葉が落ちるものが多く中でもクローバーは屋外越冬できない場合があります)
(使った常緑カラーリーフの冬の画像は追ってアップする予定)
ワイルドチャービル 「レイヴァンズ ウィング」 → 黒系ギザ葉×白い小花で自然な雰囲気
レイヴァンズウィングは夏の日差しを避けないとならないので、本当はペチュニアとの相性は良くないのですが、鉢を置く場所がヒサシの下ぎりぎりの場所で、夏は日陰になるところと日向になるところの境目に置くので、ぎりぎり日陰に入るように置いて大丈夫ならそのまま、駄目そうなら撤去して夏の太陽にも耐える他のブロンズorブラックリーフの植物を代わりに置く予定です。
セリのような細かい葉でブロンズリーフでカラーリーフとしても使えます。
暖かくなってからは暗緑色の葉になってきました。
冬の画像を撮り忘れてしまいましたが、暖地では冬は春夏よりも葉のボリュームが減り背丈も低くなりますがブロンズカラーの黒っぽい葉が地際に残る事があります。冬はブロンズカラーの小さなシダのような雰囲気です。
葉はもう少し黒っぽくなってもっと茂ってこれからボリュームが増してゆくはず。
花はレースフラワーを控えめにしたような感じです。
こちらは4号ポットに植え付けて土に半分埋め込んでありますが、ボリュームが増えすぎてきたら寄せ植えに使うのは厳しそう。
その時は移動させて代わりに夏の暑さに強いブラックリーフを入れる予定です。
ベロニカ 「グレース」 → 冬はブロンズリーフ、初夏は濃緑の葉×紫の花穂
冬はブロンズリーフが楽しめるベロニカ「グレース」。
こちらもカラーリーフで温かくなってきた今は緑色が出てきてしまいましたが、冬の間はブロンズリーフとしてパンジーの寄せ植えに使っていました。
グレースは夏に近づくにつれ葉の緑色が強く出てきて、トラノオを短くしたような紫の花が初夏から秋まで咲く、優れたプランツです。
ただし耐寒性は強い方ではないため、寒冷地では屋外越冬ができないエリアもあります。
花が咲いたらまた画像をアップします。冬の画像も後ほど探して追ってこちらに追記します。
ベロニカ 「グレース」は今しばらくはこのまま置きますが、他の植物とのバランスが想像以上に崩れてくる事があれば別の植物と交代してカプチーノの寄せ植えから退場してもらう事になるかもしれません。
(6/29追記:ベロニカの開花画像↓です。葉色も暗緑色に変化しました)
ペチュニア 「変形カプチーノ」 → 普通のカプチーノより花の開きが狭く紫が強い
一般的なカプチーノよりベインのパープルが強く出ていて、なおかつ花の直径が少し小さいタイプのカプチーノです。
取り置きを頼んだ「カプチーノ」株の中に入っていました。交換しても良かったのですが、これはこれで楽しんでみようと思ってあえてこのまま購入しました。
花のサイズが一般的なカプチーノに比べ小さい…というよりも、広がらない為直径が短く見えます。パ~っと花が開かずペチュニアにしては間口の狭い花で弱々しくも見えます。
一般的なカプチーノと似てはいるけれど違う品種と思うほど花が違います。
↓ 向かって右の紫の強いベイン模様が変形カプチーノ、左のより茶色に近い濃い紫のベインの方が一般的なカプチーノ。
ベイン模様の色の差はこれだけあります。
↓ 同じく向かって右の紫の強いベイン模様が変形カプチーノ、左のより茶色に近い濃い紫のベインの方が一般的なカプチーノ。
色も形も咲き方も違います。
クローバー 「ティント ネーロ」 → ブラックリーフとして
小さなポット苗のまま、土もだいぶなくなった状態で半年近く放置して何度も途中水不足で死にかけていたブラックのクローバー「ティント ネーロ」も前景の中で使いました。
管理が悪かったせいで今はダラダラ伸びて垂れていてアップで写メを撮っても綺麗ではないので代わりに冬の葉姿の画像を↓。この水色パンジーの下に写っているのが「ティント ネーロ」です。
冬も濃いブロンズカラーで暖地では年中カラーリーフとして使えます。
暖地でも雪に埋もれると葉が傷みますが、雪がなくなると新しい葉が出てきます。
多少の雪や霜で枯れてしまう事はないものの耐寒性は強くないため、寒冷地では冬の屋外越冬は厳しいかもしれません。
今は葉が垂れ下がっていますが、これから元気に育ってゆくはず。
ペチュニア 「カプチーノ」→ 普通のカプチーノ
クリームホワイトの地が飛んでしまっていますが、こちら↓が模範的なカプチーノで、花のベイン模様がカプチーノを連想する茶色味の強い濃紫で、花も大きく開いています。
(画像↓の右端に写っているのは「変形カプチーノ」です)
リシマキア 「アトロパープレア」 → シックな濃ワインカラーの花×シルバーリーフは主役級の存在感でも高温多湿に弱く寄せ植え参加は5月まで
今はまだ花穂は短いのですが、この「アトロパープレア」は青みがかったシルバーリーフにクリムゾンレッドの長い花穂がかっこいいリシマキアです。
暖地では夏は明るい日陰に置かないと弱って枯れてしまう事もあるので日向を好むペチュニアとは相性が悪いのですが、丁度深い赤紫の花穂が綺麗な5月までならある程度の日向も耐えられるかなと思いポットのまま鉢に入れて様子を見ています。
見た目だけで見るとペチュニアのカプチーノととても合うので一緒に置いていますが、ある意味、カプチーノより主役にしたいくらい気に入っています。
花穂が長く伸びてくる日が待ち遠しい。
ブルーがかったシルバーリーフにワインカラーの花という好みドンピシャのアトロパープレアはもう一株増やそうかと検討中です。
置き場所の確保がネックです。
このアトロパープレアも暖地では冬も背丈が低い状態で常緑で楽しめる事もありますが、もともと小さな葉な上に冬は葉の背丈も低く、葉を楽しむという雰囲気ではあまりないですが、暖地では冬もこのシルバーカラーを保っています。
ただ、今日のように日中25度を超えると日向は厳しいです。そんな日はポットごと抜いて日陰に避難させています。
ペチュニア「カプチーノ」とリシマキア 「アトロパープレア」は今月限定の組み合わせです。
寄せ植えについて
ペチュニアの寄せ植えは今のところ以上です。
上記寄せ植え画像は作り立てで茂っていない状態で完成形ではなく、月に何度か模様替え(部分的に変更)を行う事もありますが、地味ですよね。
家族には「ペチュニアの鉢の隣にこの大型のゼンマイ(オシダの事)の軍団って笑」と鼻で笑われました。(芽吹き途中の雄々しいオシダが寄せ植えの回りに複数置いてあったので)
当ブログ管理人の場合、例えば5月に入ってビオラがクタクタに伸びて垂れていても気に入っていれば限界越えのクタクタビオラを楽しみます。そもそも「ビオラ=花だくさんで程よい長さでこんもり茂る」事を目指していないタイプで、園芸の先生が近くにいたらおそらく注意されるタイプの人間です(^-^;
なので当ブログ管理人の寄せ植えはどれも見る人によってはかなり雑で「これでいいものなの?」と思う人もいると思いますが、いくつになってもガーデニング初心者として失敗を楽しむ気持ちで、その時気になる植物とのふれあいを楽しんでいます。
5/7追記 寄せ植え内容を早速一部変更しました
先日のペチュニア「カプチーノ」の寄せ植えですが、リシマキア 「アトロパープレア」が気温が30度に近づくとクタっと首を垂れてしまうので、今の時期日向になる場所に植えるのはやめようと思い、宿根キンギョソウ「ブラックプリンス」に変更して様子を見る事にしました。
ブラックプリンス自体がダークカラーリーフなので同じくダークな葉色のベロニカ「グレース」も開花がもう少し進むまで一旦どいてもらう事に。
白い花と深紅の花の組み合わせですが、意外とシック&モダンで気に入っています。
ブラックプリンスが全体的に咲いたらペチュニアではなくキンギョソウが主役になりそう。
宿根キンギョソウ 「ブラックプリンス」
キンギョソウ「ブラックプリンス」は、まだ蕾が充分に出ていませんが、これから次々に深紅の花を咲かせてくれると思います。
花後に適当なところで切り戻すと再び花を咲かせます。
秋の剪定の具合によっては一番花は背が高く咲く事もありますが、一番花の後で少し短く切り戻すとこんもりドーム型になり、二番花をもう少し低い位置で咲かせる事もできます。
ブラックプリンスは暖地では冬の間は葉がブロンズで(寒冷地では葉が落ちます)、カラーリーフとして冬には管理人もパンジーなどとの寄せ植えに使っていました。
ちょうど暖かくなってくる今頃から徐々に銅葉から暗緑色に葉色が変化します。
今の時期は暗いグリーンの葉と濃い赤の花が楽しめ、花期が終わるとブロンズリーフが楽しめ、寄せ植えや花壇でも大活躍間違いなしの優秀な子です。
何かを鉢や花壇に植えて水やりと剪定以外の植え替えなどの手をなるべく加えずに放置したい場合、ブラックプリンスを数株少し間隔を開けて植えて置くのもありだと思っています。手前に少しスペースを空けて置いて、冬はビオラやパンジーなどの花苗と背景のブラックプリンスの黒っぽいブロンズリーフの組み合わせも素敵だと思います。
根が張ればかなりの乾燥に耐えるので、秋に地植えにして最初は水やりをして根を張らせてから植えっぱなしというのもできそうですね。
画像が足りないので後ほどンギョソウブラックプリンスの画像を追加します。
以下、6/29追記:その後ブラックプリンスの開花が進みましたが、暖地では葉がブロンズのまま満開を迎えるのは冷夏の年くらいかもしれません。葉は最初は冬の間のブロンズカラーが少し残っていましたが、暑くなるにつれ暗緑色になってきました。
ブロンズリーフのままこのダークな深紅の花を咲かせたら更にカッコ良かったのですが、このままでも十分可愛いので許します(^-^;
1階の玄関先が初夏から暗くなってしまうためか、なかなか深い花色が綺麗に撮れません。日没時に撮ったので尚更ですね。
その後キンギョソウは咲き乱れてきたものの場所がヒサシの下で日差しが足りずペチュニアの花付きが悪くなってきたため、ベランダで太陽を浴びながら待機していたペチュニアと交換し、ついでに少し寄せ植えの内容に変更を少し加えて。
まずブラックプリンスはまだまだ花が綺麗に咲いていますが剪定して花瓶に。
花が再び出てきたクリスマスローズもカットして投入しました。
ブラックプリンスのビロード質の深紅の花は写メではその微妙な質感までなかなか捉えられず切り花にしてテラスに持って行き明るい朝日の影でやっと少し綺麗に撮れました。
この産毛とか。写メだとなかなか綺麗に捉えられませんが、それでも独特のマットな深い紅色の花の感じが少しは伝わるといいのですが。
6/29追記:その後再び寄せ植え内容を一部変更しました
その後キンギョソウ「ブラックプリンス」を加えた寄せ植えからふた月経つ前に再び寄せ植えを変更しました。
そしてベランダで待機していた交換用のペチュニアを連れてきて、ブラックプリンスの代わりにグラス「パープルファウンテン」、リグラリア「ミッドナイトレディ」を加えました。ベロニカ「グレース」は開花が始まったのでそのまま。クローバーも太陽不足で立ち上がっていませんがとりあえずそのまま続投ですが、面倒臭がらずに取ればよかった!
普段は玄関先に置いている寄せ植え鉢。
新たに投入したペチュニア「キナココア」
新たに投入したのは小型のペチュニア「キナココア」。
微妙なくすみカラーで色のぼかし具合が写メではなかなか綺麗に撮れませんでした。
一方カプチーノは続投…は続投なのですが、ベランダでこの時のために太陽を浴びながら待機していたカプチーノの交代選手に交代となりました。
その後開花したベロニカ「グレース」
冬の間は艶のある暗い銅葉でパンジーやビオラなどの寄せ植えの後景として使っていたベロニカ「グレース」は温かくなると深緑色の葉に変化し紫色のブラシのような花を咲かせ始めます。
咲くとこんな感じです(↓)。そしてグレースが満開の時の寄せ植え画像はしばらく不在にしていた事もあり撮れていません(*_*;
初夏が一番綺麗に咲いてその後も蕾をつけ秋までポツポツ咲き続けます。
冬はカラーリーフとして。初夏から秋までは花苗として楽しめるとっても優秀な子です。
地植えにしたり大鉢で育てると結構な大株に育ちます。
リグラリア「ミッドナイトレディ」とグラス「パープルファウンテングラス」
ちょっと鈍い葉色の画像しかありませんが、本来はもう少し艶のある暗緑色の葉が綺麗なリグラリア「ミッドナイトレディ」。
パープルファウンテングラスも冬に室内で越冬させた株で、初夏から初冬までずっと寄せ植えで使っています。
最後にペチュニア寄せ植えダイジェスト画像
管理人が自分で振り返る意味でダイジェスト画像を挙げておきます。
↓
リシマキア 「アトロパープレア」を除いてキンギョソウ「ブラックプリンス」投入
↓
↓
キンギョソウ「ブラックプリンス」とワイルドチャービル 「レイヴァンズ ウィング」を取り除きベロニカ「グレース」を戻し、「パープルファウンテングラス」とペチュニア「キナココア」を投入。
↓
ベロニカがせっかく満開になりパープルファウンテングラスに綺麗な穂が出揃いぐっと雰囲気が出てきたところで、出張続きで慌てており寄せ植え画像を撮り損ねてしまいました…。
画像は出発前に何とかベロニカの開花だけ収めたところです。
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