今は寒く花枝の伸びも花もちも緩やかなので、ちょうどよい感じにアレンジを楽しめますが、3月半ばにもなるとパンジーやビオラは成長力と開花数が増え、次々切り戻し、また他の春の花も咲いてくるので、切り戻した花枝などを飾る場所や容器不足が起こります。
まずパンジーとビオラは最も成長する時期で枝の剪定も多くなり、大量の花枝が発生。
狭い我が家では置き場所にも容器にも困ります。
丁度よい小型サイズのフラワーベースが足りずコップまで使うため、お茶が飲めなくなると家族からブーイングが。。
すべてではありませんが栽培している草花の剪定枝を飾った画像を時系列で記録しておきます。
ただ花瓶にどんどん枝をさしているだけで芸術性やセンスは全くなく、記録のために載せせています。(お目汚し失礼します)
12~3月
まず最近も記事にしたパンジー・ビオラの切り花から。
晩秋頃からパンジー・ビオラのカット枝が頻繁に発生し、外置きで何週間も切り花のまま咲き続けます。
暖冬のある暑い日に傷んだ寄せ植えのラナンキュラスの花
クリスマスにもぴったりなスキミアの蕾付きの枝。鉢のまま栽培中。風通しの良い日陰がない我が家では夏越が難しい。
12月には千両や万両の切り枝を飾っていましたが、画像がないので省略。
1月に入るとパンジービオラ以外に、クリスマスローズの花もカット花として登場しだす。
庭付きの家に住んでいた頃は樹木や大型の植物を育てられたため庭の梅をカットして飾れました。
パンジーとビオラは秋から春までカット枝が出ますが、特に春を感じる3月からはカット花枝が増え飾る場所がなくなります。そして冬のパンジー&ビオラのカット枝に比べて痛みも早い。
3-4月はコップを花瓶の代用に使いきってお茶が飲めなくなるので、ご近所さんにプレゼントしてしまうのが正解に。
先日の春のような気候の日に暑さにやられて傷んだラナンキュラスをカットした花も
庭が無い今は頂き物の桜の枝は水連鉢に挿しておくしか場所がない(^-^;
4~5月
4月には咲き終わりの早春咲きのクレマチスも咲く中、パンジー&ビオラもまだまだ勢いを増してゆきます。
まだまだ続くパンジー・ビオラに加え、チューリップやムスカリ、ヒヤシンス、ハボタンの花、ユーフォルビアの花なども加わり、、
度々出てくる後ろのグリーンの草↓は根付きのシペラスロングス。数年間、室内の鉢の中で生き続けています。水切れしなければ永遠に室内で生き続けます。
庭付きの家に住んでいた頃は庭の枝付き紫モクレンも花瓶に。
画像はないけど春は黄花ジャーマンアイリスもよくカットして飾っています。
5月に入るとパテンス系クレマチスの切り戻し花も登場し始めます。
お世話をしているよそのお宅で植えたアリウム グラジエータのタネの付いた花茎と、ネペンテス(ウツボカズラ)をカットしたもの。
大好きなアリウムですが、庭がないので大型アリウムは自宅では栽培できなくなりました。
クレマチス グリーンパッションも
クレマチスのテッセンとアフロディーテエレガフミナ
ストックは最後に残った花をバッサリカットして
ピンクに咲いた山アジサイ藍姫とクレマチス
5月はブドウの枝が沢山伸びてくる
デルフィニウムから出た側枝の小さな花穂をカット
クレマチス、新紫玉と上のアリウムのネギ坊主。
咲いて間もないアメリカアジサイ「インクレディボール」とクレマチス
デルフィニウムとブドウの枝とアリウムのネギ坊主。
クレマチスのリトル・ネルと茉莉花とアメリカアジサイの蕾
良く伸びるミニ薔薇は花期の合うクレマチスや、同じく伸びすぎるローズマリーの枝と
6月
四季咲きアジサイは大きすぎない花球でブルー~ピンクの花を春から晩秋まで咲くのでたまにカットして
狭い庭で場所がなくなり可哀そうだけど処分を決めたインドハマユウを根元からカットして、アジサイとクレマチスを飾っていた鉢に無理やり入れたところ汗
アメリカアジサイが沢山咲き始めるのでいくつか切り詰めご近所さんにあげたり家に飾ったり
庭付きの家を手放したため今はクチナシではなくミニクチナシ↓を育ててカット切り花にしています。
枝垂れるテッセンとメアリー・ローズ。
テッセンは4月から咲き始め6月に入っても咲き続けています。
メアリーローズは5月半ばから6月頭までが1番花、その後は8月に2番花が咲きます。
7月
クレマチスのアフロディーテエレガフミナは春から秋まで繰り返し咲き続けるのでいつも切り花に。
北側の家の裏に植えておいたモントブレチアが花を咲かせたのでエキナセアと斑入りアジサイの葉と。
芳香性クレマチスニュープリンスとシペラスロングス
秋色アジサイとシペラスロングスの根付きの穂
上の方のモントブレチアの鉢にヤマユリやギボウシの花も放り込んで
お客さん宅の中庭で。植えたアジサイをカットして水に浮かべたところ
この春このお宅に植えたユーコミス「スパークリング・バーガンディ」の花穂も咲き進んだ時にカットして持って帰って花瓶に。造形的な巨大花タワーは存在感抜群
8月
マツリカと、トクサと、インクレディボールが秋色アジサイになったもの
夏の定番マツリカ
9月
ボケてますが晩夏にはヒガンバナや
庭付きの家にいた頃は庭の金木犀(キンモクセイ ) をカットして飾ってました。
晩夏にはヒルガオのフライングソーサも沢山枝を伸ばして花瓶に
10月
庭付きの家に住んでいた頃。秋は薫り高いジンジャーリリーをカット
11月
冬に入る前にばっさり剪定したパープルファウンテングラスも花瓶に
この後、12月に一度パンジーやビオラなどの冬の花苗の剪定した花付き枝を再び飾り、一番上に戻って繰り返します。
画像には庭付きの家に住んでいた頃の切り花も一部登場していますが、庭がなくても結構沢山の切り花やグラスが発生するのでしょっちゅう飾っています。
私に限らず園芸が趣味の人は庭がなくても結構沢山育てている草花だけで切り花にも事欠く事がなく、お花屋さんで切り花を買う事は少ないです。
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