鉢から飛び出した幅50センチ サンスベリア ( サンセベリア )「 ロリダ 」

今日の本題のロリダの話をする前に少し話を東京郊外の黒茶屋さんに飛ばします。

最大幅50cmになった サンスベリア ロリダ Sansevieria rorida
2021/7/25
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先日少し遠出して家族のお祝いで黒茶屋に行ってきました。
ご縁があって産まれてからうん十年、毎年1~2回黒茶屋に訪問しお食事と景観を楽しんでいます。

2021/7/24

和庭には姥百合(ウバユリ)があちこちで咲いていました。去年も同じことを思ったのに香りを嗅がせてもらうのを忘れてしまいました。

2021/7/24

店内にしつらえられた一輪挿しの夏の花・芙蓉(フヨウ)。

2021/7/24

五日市駅の駅前の通りの街路樹サルスベリが見頃を迎えていました。いつも夏に黒茶屋さんに行く時は白・薄ピンク・ピンクのサルスベリの花木がズラーっと見れるこの通りを走るのが楽しみです。

2021/7/24

サルスベリ、芙蓉、姥百合が揃うと夏も本番に。

植物しか載せていませんが、お食事も、お庭と秋川渓谷やその周りの景観も楽しんできました。
お食事もいつも通り美味しくいただきましたがよもぎうどんを復活させてほしい、、コロナの影響かどの飲食店でも多かれ少なかれ何かしら影響がでてきている気がします。

料理などもアップしたいところですが本題のロリダに話を戻します。

年に約2枚しか新しい葉が出てこないサンスベリア ロリダを迎えて何年か経ちます。
小ぶりでいいので積極的に殖やしたりせずにまったりと楽しみたかったのですがついに子株が出てきてそのランナーが思いのほか長く今の鉢に収まらなくなってしまいました。

窓辺に置いていて逆光で綺麗に撮れていませんがこんな感じに↓
最初はあれ?ロリダって直根性だっけ?もっと深い鉢が必要かもどうしよう、と思ったもののこんな根ではなく少し細く分岐するごく普通の根だった事を思い出し、これは根ではなくランナーだと気づくもここひと月以上この鉢から倒れ出そうな状態のまま放置していました。

サンスベリア ロリダ Sansevieria rorida
2021/7/22

まるで足が生えたみたいで鉢から親株ごと抜け出しそうになっています。よっこいしょと土の中からから足ずつ出して鉢から這い出て歩いて出て行ってしまいそう。

サンスベリア ロリダ Sansevieria rorida
2021/7/22

↓1年と少し前、去年の5月はこんな感じでした。この頃が一番成長期真っ最中で元気があり子供もそろそろ作るよ!という状態だったんですね。
この後知らないうちに子株のランナーが出てきたのですがそのせいで母体が栄養を取られランナーが出たすぐ上の左右の葉が枯れてしまったのかも。子供を産んで白髪ができたお母さんの姿を見ている気分です。
ロリダは下葉の何枚かがクルンと下向きにカールしているところが最大のチャームポイントの一つなので個人的には子株はいらないから下葉に枯れて欲しくなかったけど植物は日々変化するので仕方ないですがこの姿の方が現在の大株になった姿より巷でも人気があります。

サンスベリア ロリダ Sansevieria rorida
2020/5/4

今は去年↑から左右に更に1枚ずつ大人の葉がこの1年で出てました↓
大きくなった分遠目で撮らないと全体が写らないので画像で見ると去年より小さくなったように見えますが、実際は大きくなり最大横幅も約2割広くなりました。

上画像の鉢ではグラグラするため、下画像のグレーの鉢にもう少し深植えにしたため下葉が上の鉢の時より土の中に隠れ全体も沈んでいます。また葉の数は大きな新葉が2枚増えた一方、下葉の2枚が子株に栄養を取られて枯れてしまったので差し引きゼロで同じ枚数になりましたが大きな葉が増えました。

1年前の鉢は下葉が深く土に刺さらず鉢の両端に下葉の先端がぶつかってしまい地上部がグラグラしてしょっちゅう倒れて安定しなかったので下葉をしっかり土に差し込める事ができるもう少し横幅が広い鉢に植え替えて1年経たないうちにランナーが出てきてしまいました。

最大幅50cmになった サンスベリア ロリダ Sansevieria rorida
2021/7/25 明け方

新しい大きな葉が出て↑、子株ランナーまで伸び ↑ 、その一方で左右の下葉が1枚ずつ茶色く枯れてしまったところ↓
( ノД`)シクシク…

2021/7/25あ

新しい葉が2本増えて下葉が2本枯れたため、結果葉の数としては去年と変わらず、新葉の長さがぐんと伸びてきたため幅と高さは格別に増えました。
ランナーが出なければ下葉2枚も枯れずに済んで綺麗だったかも。やっぱり栄養を取られてしまうので。
ここ数ヶ月、プリプリしているはずの成長期に例年と同じように管理しても葉のシワが例年以上に増えてきて困っていたところにランナーの圧で鉢から株が飛び出てきたため、一度取り出して株元を地中に植え直しました。

2021/7/25

おそらく子株のランナーが出る前に新たに出て来た葉(↓下画像の向かって左の一番上の葉)が勢いが良すぎて全体の幅は43cmから51cmに大幅?アップ。その次に反対側に伸びてきた葉はそこまで大きく伸びませんでしたが子株が丁度地中でぐんぐん育っていた頃に出て来た葉なのかもしれません。

2021/7/25

ランナーはとりあえず今はこうして出しておく事に。ランナー&子株をそのままにすると親株の成長が止まってしまうのでしょうけど、ランナーを切り取ったところで親株がどこまで成長してくれるのかも分からないのでどうしたものか悩みます。

ギリギリインテリアとしても通用するような普通にシンプルな鉢を使い続けたかったのですが、子株が出て来てその子株も親株につなげたまましばらく育てるとなると、も宇少し大きなスリット鉢が必要になります。すぐに子株を切り離す事はできずしばらく子株をつけたまま育てる必要があるからです。でもそんな鉢これ以上室内に置く場所はありません。

子株を殖やしたところで置き場所もなく管理するのも面倒なのでやはり取ってしまいましょうか。それなら早くランナーに気づいて下葉が枯れる前に早期にランナーを除去していたら良かったのですが。本当はこの時期にランナーを地中に埋めて発根させた方がいいのでしょうが、固く太いランナーをこの鉢に埋める場所がありません。適当な場所で地下茎をカットして植えておけば発根すると思いますがとりあえずこの状態で少し様子を見ます。

2021/7/25

現在横に一番伸びている左右の葉の先端から先端まで50cmと少しの幅があります。勢いづいてきた葉が出てきたところで子株に栄養を取られてこれ以上親株の成長を止めたり一部の葉が枯れてしまうのは惜しい気がします。これから長い葉が何本も出て来るだろうなと思っていたところなので。

子株が育たない今のうちにランナーを元からカットするか、何とか管理場所を設けてランナー子株をつけたままスリット鉢に移植して育てるか、どっちにしようかあともう少しだけ考えます。

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