その他の咲き始めた夏の花たち

(当記事は以前書いた長すぎる1つの記事を2分割して2つの記事にしたうちの1記事になります。)

アップできていない初夏の花も沢山ありますが、ポツポツと咲き始めてきている夏の花や梅雨時の花をアップしています。
開きかけの蕾や、少ない花数でまだまだ寂しい開花ですが、夏の花が咲き始めている様子を見ると夏の到来が楽しみになります。
今日はこれまで書いてきた咲き始めた夏の花の記録の続きです。

まず夏の花のレポートの前に、連日のアップになりますが今日から仕事で数日不在にするため出発前に我が家の水連鉢回りの様子をアップしておきたいと思います。

2020/6/15

今日は出発前に「コロラド」と「マンカラウボン」の2種の睡蓮の開花を見る事ができました。いい香り。
二種とも温帯性睡蓮の中でもオススメのとてもよく咲く品種で春から秋まで花が途切れず咲いて、日当たりや鉢のサイズによって毎日2個~5個またはそれ以上の花が同時に咲きます。

紫陽花は花が焼けてしまうので半日陰になる雨の当たらない場所に移動させました。
7月に入り徐々に秋色アジサイになってゆく時に備えて花弁を綺麗に守りたいので雨と太陽から守ります。

2020/6/15

水連池の周りがゴチャゴチャしてきているので仕事から戻ってから水連鉢の回りを整理します。
この画像↑からスイレンの花が結構大きいのが分かりますか?

植物は見た目の問題で鉢ではなく外構デザイン&植栽計画を立てて地植えでゆったり育てたいと常々思っていますが、狭い敷地では地植えは難しいです(そもそも土場無し)。
ただ臨機応変に動かせる点は鉢栽培の良いところ。あとは鉢をいかにカモフラージュして隠すか、または素敵な鉢を使って鉢栽培を楽しむかです。

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茉莉花(マツリカ・アラビアンジャスミン・ピカケ)

まだ咲き始めですが、常夏の茉莉花の花が咲き始めています。
毎日数輪の開花でも朝晩ベランダに出ると良い香りが漂っています。
本当に良い香りで良い仕事してくれる子達だな~といつも思います。
開花する夕方から夜間にかけて一番強く芳香を放ち、朝の9時頃まで香りがしています。

2020/6/13
2020/6/13

管理人宅の他の夏の熱帯系の花は鉢栽培のプルメリアもあるのですが、4月の例年にない温かい日々に油断して屋外に出したら突然の時期外れの寒さに当ててしまい、花が咲きそうだった枝を痛めてしまったので今年は花が咲きそうにありません。

コレオプシス 「スイート マーマレード」

コレオプシス 「スイート マーマレード」は夏の花で梅雨入りの少し前から晩秋まで花が咲き続けます。
背丈は40cmほどのやや低い宿根草ですが、小さすぎずほどよいサイズ感と夏から秋まで沢山の花が咲き続けるので庭に植えてあると花が少ない夏から晩秋にかけて重宝します。

2020/6/10

この背丈低めなので花壇の前方に。低いといってもこう見えてパンジーやビオラよりも背丈があります。
コレオプシス 「スイート マーマレード」の後ろに植えてある大きな明るい緑色の葉は八重花のタチアオイです。
周辺のタチアオイはとっくに咲いているというのにまだこの時は花茎は伸びておらず葉陰に蕾が隠れていました。

2020/6/10

夏に咲く熱帯系の花は他に鉢栽培のプルメリアもあるのですが、今年は4月の平年以下の気温が続いた時に外に出しっぱなしにしてしまい枝が枯れてしまい新しい枝葉がやっと出てきたところなので今年は開花はしないと思います。
地植えだと枝をカットしても新しい枝から花が咲きますが、鉢栽培の場合はその年に出てくる新しい枝は少し細い事が多く、細い枝から花は咲きにくいのです。細い枝が出た場合は1年後に枝が太くなってから花が咲きます。プルメリアは関東では室内越冬させますが、来年は5月末になってから屋外に出そうと思います。

夏咲きセダム 「フロスティモーン」、「マトロナ(マトローナ)」

セダムは初夏(東京近郊で5~6月)と秋に花を咲かせるものが多いですが、40~60cm背の高いタイプのセダムは夏に見ごろを迎える事がが多いです。
6~7月に咲き、その後は

仕事先に植えていてなかなか開花姿を見れないのですが、6/10には花が咲き始めていました。

斑入り葉が「フロスティモーン」。まだ蕾ですが薄ピンク色の花が咲きます。

2020/6/10

少し暗い葉にクリームピンクの花を咲かせるのが「マトロナ(マトローナ)」。くすんだ葉にいちごミルクカラーの花がなかなかおしゃれ。ここは土の深さが五センチ以下なのであまり株にボリュームが出ませんが、もう少し土がある場所に植えると壮麗に花が茂って素敵なんです。
花後も赤褐色の花殻が晩秋まで楽しめます。

2020/6/10
2020/6/10

アストロフィツム 「碧瑠璃鳳凰玉(ヘキルリランポウギョク)」

2020/6/15

碧瑠璃鳳凰玉は初夏から初秋まで次々に花を咲かせます。
今年も5月後半から咲き始め、本当なら今頃数個の花が開花しているはずですが長雨で蕾がいたみ日射不足で新しい蕾が小さなままです。
雨が減ると開花の勢いが増してくるので好天候をねがうばかり。
花には芳香があり優しい香りがするので花が咲くといつも顔を近づけて香りを嗅いでいます。
サボテンの花はどれも優しい芳香がして嬉しい。
碧瑠璃鳳凰玉の開花は時期によっても変わってきますが大体10時頃から14時ごろまでです。

2020/6/15

本当は植え替えを1年前までに済ませないとならなかったのですが、今年も植え替えをしそびれてしまいました。すぐ抜けばいいやと思い軽い気持ちで柱サボテンと一緒に植えてしまい、今や柱サボテンの根とからまってすごい事になっていそう。。
すぐ取り出そうと思ってポットのまま植えこんであるのでポットを切って外さないとならないし、根をかなり切らないとこの鉢からはレスキューできないと思います。
来年の春に覚悟を決めて植え替えしようと思います。

レースフラワー系の宿根草

ダウカス カロタ 「ダラ」

ダークなワインレッドのレースフラワーが気に入って毎年育てているダウカス ダラも夏の花で梅雨入り前から夏にかけて次々に花を咲かせる夏の花です。

2020/6/15

管理人の家は庭がないので梅雨時から夏にかけての寄せ植えで登場させていますが、主に一年草扱いでこぼれ種で増えるので地植えにして盛大に増やしても素敵です。
ここ数年は寄せ植えで利用していましたが、来年はどこかで地植えで群生させて楽しみたいなと思っています。

2020/6/15

グリーンの蕾も切れ込みの多い繊細なグリーンの葉も涼し気で夏にぴったり。
アンティークカラーの花とおしゃれな姿の草丈約1mの背丈がやや高い宿根草なのでボーダー花壇の中~後景に使えます。

2020/6/3

アンミ 「グレースランド」

ダークカラーのレースフラワーも素敵ですが、清涼感のある白いレースフラワーも夏は欠かせません。風に揺れて綺麗に撮る事ができませんでしたが、繊細な白いレースフラワーです。

2020/6/10

管理人の自宅には植えておらず仕事先で植栽したのでまだ枝が伸び切っていない1週間前の咲き始めの画像しかないのですが、草丈150cmにもなるレースフラワーで植栽に使うとボリューム感と立体感が生まれます。
1週間前は緑の蕾がおおかったのですが、今頃は次々に白い花が開いていると思います。

2020/6/10

少し青みがかった葉も清涼感がありクールで気に入っています。
少ししか咲いていない咲き始めの画像では十分に良さが伝わらないので、開花画像を撮りに行きたいと思っています。

ネムノキ(合歓の木)

ネムノキも6/10頃からポツポツと咲き始めています。
ネムノキをはじめ夏の花は日没頃に咲く事が多く、散る間際の開花翌日日中の花なので少し色褪せて見えますが、我が家のピンク色のネムノキは6月~10月にかけて咲き続ける四季咲き性の合歓の木です。
夜間は葉がオジギソウのように閉じる合歓の木ですが、花には甘く優しい芳香があり、蟻にも蝶にも好かれる花です。特に日没前後の開花したばかりの花が最も強く香り、翌日の昼には香りも弱まり午後には枯れてしまいます。
画像は開花翌日昼間の少し色褪せた花ですが、咲いて間もない頃はとても綺麗なピンク色をしています。

2020/6/15

夏咲きアリウム

「ミレニアム」

夏咲きの小型アリウム「ミレニアム」はまだ咲いていませんが蕾が上がってきています。
管理人宅ではなく仕事先で楽しんでいますが、蕾も今頃はもう少し大きく膨らんでいるでしょうか。
小型と言っても30cmの背丈の事で、花は丸い球体でやや大きめです。

2020/6/6

実は1年前の春に仕事先の西日しか当たらない痩せ地にポット苗を植えたのですが2019年は花が咲かず、夏を越せずに枯れてしまったと思ったら今年になって生き残った球根から花芽が出てきました。
半分以上が消滅してしまい今年の蕾の数は少ないですが一年越しの開花が待ち遠しいです。
また開花したら画像を別途アップしたいと思います。

「丹頂(スファエロセファラム)」

丹頂は草丈60cmほどの中型アリウムで花は小さく、赤紫の細長い小さな球状に集まった花を6月頃に咲かせます。花は長持ちするので6~7月の間楽しめ、ミレニアムと異なり盛夏に咲くアリウムではなく初夏に咲くアリウムです。
今は蕾でこれから開花するので開花後にまたアップしたいと思います。

2020/6/13

今はまだ蕾なので参考のため昨年の開花画像をアップしました(↓)

2019/6/28

葉も草姿も細長く面積を取らないので狭い管理人宅の初夏の小さな寄せ植えでも重宝しています。

2019/7/11

ミニクチナシ

ミニクチナシも蕾が順調に育っています。
まだ咲いていませんが、ほころんできている蕾がいくつかあり今年は明日6/16から咲き始めそうです。

2020/6/15

クチナシは夏の花というよりも梅雨時の花。夏の訪れを告げる花ですよね。
ミニクチナシは小型のクチナシで、6号の鉢植えでも蕾が100個以上ついて重宝しています。基本的には一季咲きで梅雨時に沢山咲きますが、夏から初秋の間もポツポツと花が咲きます。
ただ狭いベランダで育てているのと不在がちで家族に頼む水やり作業にも負担がかかるのとで、お嫁に出そうか悩んでいます。

蓮(ハス)

ハスは夏の花の代表ともいえるので、懐かしんで過去の画像をアップしましたが、スペースと時間の都合で栽培をやめてしまいました。
蓮の花は8時頃からゆっくり開き始め正午頃には閉じてしまいますが、平日は出勤前にどんなに頑張っても画像のように開きかけの状態でタイムアップになってしまい、会社に着いた頃に開花するような状態でした。
それでも休日に見れた時や、「椅子もってきて蓮の花のスケッチをしたよ」と近くの方に言われると嬉しい気持ちになります。

蓮は7月に入ってから咲き始める事が多く、この時期は蕾が上がってきている頃です。
沢山育てていると品種や栽培環境によっては6月から開花するものも出てきます。
何とか場所を作って1鉢だけ栽培しようかなとも思うのですが、なかなか場所と時間が取れず悩むところです。

また、これはスイレンも同じですが、せっかく沢山の品種を何鉢も育てていても出勤前はまだ蕾かまたはちょっと開きかけた状態で、帰宅すると花はとっくに閉じていて、開花した姿がなかなか見れないのです。

蓮の名所にハスの花を見に行くなら、開く様子を見たいのであれば朝の8時から、開花の瞬間にこだわらないのであれば9時に現地に到着し11時頃までの間に鑑賞するのがベストだと思います。

ちなみに蓮の花が咲くときに「ポンっ!」という音がするというのは昔の映画で蓮が咲く映像で使われた効果音から生まれた都市伝説です。
丸々とした蕾を見ると花開く時にポンっという音がするとぴったりですが、蕾は真空ではないので一般的な花が開花する時と同じです。
現代の映画の中でも蓮の開花シーンでこの「ポン」という音が使われていたりするそうです。

公園のアナベル再び

記事はここまでですが、最後に先日載せたばかりの公園のアナベルを見に再び行った時の画像を。前回はアナベルの蕾もまだ緑でしたが、今回行ったら八分咲きで一面がアナベルの海になっていました。

2020/6/15

↑遠目から花畑を撮りたかったのですが、かなり待っても真ん中の男性がなかなか移動してくれなくて、諦めて花畑の中に行くと花を真剣に撮っていると思っていたけど彼女?を撮っていた事が分かりました。アナベル畑の中の彼女を夢中で撮り続けてしまうのも納得です。

2020/6/15
2020/6/15
2020/6/15

沢山植えてあるのでまだまだ長く楽しめますね。
この公園は他にも紫陽花が沢山植えてあるので今の時期はとても楽しいです。

2020/6/15

黄色のツリフネソウも沢山咲いていました。

2020/6/15

様々な紫陽花も沢山咲いていましたが、まだ改めて画像をアップしたいと思います。

今日はまたまた1つの記事に沢山詰め込みすぎてしまいました(^^;

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