今日の本題に入る前にちょっと最近の玄関先の様子なども載せておきたいと思います。アーマンディ系クレマチス アップルブロッサムの蕾が次々にほころんできています。
これなんか花茎がのびてきて↓もう暖かい日が来たら数日以内に開花が始まりそう。
春の球根類も少しずつ花を咲かせています。
ヒヤシンスが蕾を膨らませている頃、シラー「ミスクトスケンコアナ」の小さな花がいつも一番最初に咲き出します。園芸店では既に沢山のムスカリやチューリップやヒヤシンスの芽出し苗どころか今は既に開花した姿で売られていますが、一般家庭で地植えや鉢植えにして育てているものはこれから春の球根の開花シーズンです。
ずっと気になっていた原種チューリップ「ポリクロマ」もかなり遅れて年明けに球根を植えたものが開花し始めています。あちこちの鉢に植えましたがこれはお庭があったらポリクロマのコーナーを半日陰の場所に確保したいくらい気に入っています。
何とも言えない咲き始めの繊細なグレイッシュグリーンの花。香りもクンクン。
イリス(アイリス)「ブルーヒル」の一番花。去年の球根です。
先日、春一番が吹いた時にベランダの4段の簡易温室が倒れました↓
これには泣きました。下の画像は温室を何とか起こした直後でめちゃくちゃになった大事な寄せ植えは移動させ画像に写っていませんが、被害にあって花や茎がバキバキ折れた沢山の寄せ植えが画像の外にいくつもあります泣
画像の左上近くの臙脂色のパルムディールなどが咲いている寄せ植えもかなりフリフリ大輪パンジーの蕾や花が取れてしまいました。中に置いてあった多肉鉢や寒さで傷みやすいブルー系の小さな寄せ植えは軽く、簡易ビニールハウスは強風にあおられるとかんたんに吹き飛び倒れます。気を付けないとなと思っていましたが春一番の天気予報を見たのにすっかり油断していました。
この掃除と整理は1日で終わらず大事な園芸作業時間がなくなってしまいました。ちょっとボーゼンとしながらしゃがんで疲れた身体を起こして1階の水やりをしていたら今度は出て来たばかりの牡丹の蕾を2個も折ってしまいました、、それも株の中央の真正面を向いている中心の蕾が2株ともに。
蕾が落ちた跡↓
この日は災難続きでした。
さて、ここからは今日のテーマのほとんど1種のポットを数鉢寄せ植えただけの、主に単種で楽しんでいるこの冬のプチ寄せ植え鉢のお話です。
タイガーアイの小さな寄せ植え
最初は好きだけどなかなか近所で売っていなくて入手できなかったビオラ「タイガーアイ」。
寒い頃から香りが強く香るビオラで、今年は真冬でも割と強く香る見元ビオラ「ライジングアイス」を入手できなかったので代わりにこの子たちの香りを楽しんでいました。ライジングアイスの方が少し香りが強いけどこの子たちも寒いうちから結構しっかり香ってくれました。
数ポット購入したのでリースを作るか寄せ植えや鉢植えにしようか考えつつ、他の花苗の植え方も決まってなかった事もあり(リースも鉢も家にあるものは数に限りがあるので)、タイガーアイのポット苗を購入後2か月放置していたのをやっと2月頭に鉢に植えました。
シックでおしゃれな他の植物と組み合わせてリースを作るのもありですが、おしゃれなリースを作るのに十分な量のタイガーアイと合わせるとおしゃれに見える草花の苗を揃えるのは近くの園芸店に恵まれていないとなかなか大変です。タイガーアイのようなお花のシックでおしゃれな雰囲気を少し活かして飾りたい場合、リースも素敵だけどシックな色の鉢に植えるのが一番楽です。
この画像↓だと日没時の暗さで全く綺麗に撮れていませんが、タイガーアイはさんさんと輝くような太陽の下より日陰の方がアンティークな雰囲気の花色を感じる事ができて素敵かもしれません。ちょっとうまい写メの撮り方のコツを掴めてなくていまいちですが、タイガーアイのシックなお花はほんとに素敵。香りがとても良いところも最高でこの鉢は小さいので冬も室内に入れながら香りを楽しみました。
下手な寄せ植えを作るよりもタイガーアイ単体で十分とも思いましたが、上の画像でもちらほら見えるん根崩れで弱ってしまったライムクリーム色のスイートアリッサム↑やビオラ「ラブラドリカ」の黒っぽい葉↓も隅の方にちょこちょこ入れました。
あとマイクロプミラも春が深まって少しでもこの鉢にペタっと張り付いてくれる姿を見たくてちょっとずつ植えてあります↓
目立たないけどさりげないポイント使いとして大好きなミニマ。
いつものことだけど西日の照り返しでカメラの確認画面が全く見えないまま写メを撮っています。
曇りの日に撮った方が鉢も花や葉の色も実物に近い色が撮れてシックな雰囲気ももう少し出てくれるのですが、、
あと1株あれば少しマウント気味に盛り上げて植えつけたなと思いましたが鉢も大きくないし諦めました。また曇りの日に写メに撮りたいと思います。
ピーチカラーのストック簡単寄せ
続いて、タイガーアイ以外にポット苗を購入して2か月以上放置し同じく先月前半ほぼ単体で鉢に複数のポットを寄せて楽しんだのがピーチカラーのストック↓
他の草花と合わせて寄せ植えにしたかったのですが悩んでいるうちにストックだけいつまでも残ってしまい、結局だいぶ下の方の葉が黄色く枯れ進んできた姿を横目に見ながらしばらく放置。花も少なくなってきてこのまま切り花にして処分してしまおうかとも思いつつ先月頭に寄せ植えとまではいきませんがとりあえずやっとまとめて鉢に簡単に植えつけました。これでお彼岸のお供え用の切り花としてに使う日までただストックを寄せ植えただけのコンパクトな鉢にして楽しむ事にしました。綺麗だったシルバーリーフも大分疲れてヨレヨレです。本当はもっとかわいくプリムラやビオラなどと合わせて寄せ植えにしてあげたかったかな。
この時、ポットのまま長い事放置していたため花数が少なく見えましたが、後ろから見ると結構モリモリして見えます↓
4ポット詰めて植えたので上から↓見ると割と沢山咲いています。
そんな花数少ないこのお供え用の切り花に向けて待機中のストック鉢↓
冬の間何度か乾燥で駄目になりそうになったりしながらずーっとポットのまま適当に置かれていたのでやっと植え付けても枝数は少ないですが
少しずつ根が張り寒い中でも二週間もすると根が伸びて少し花数も増え
↓
更に一週間後、わずかに花が増え
↓
3月に入ると安定した花数になってきました。ちょっと日没時で暗いですがモリモリです。
↓
今はよそのお宅に置かせてもらっています。そこで着々と花数を増やしていってくれている事だと思います。あとはお彼岸のお供えでバッサリカットするのを待つのみ!?
春のお彼岸は切り花に恵まれるので嬉しいです。お花ではラナンキュラスのラックスシリーズの枝やその他スイセンやムスカリや高い位置で咲くプリムラ系も何種か使えます。その中でもストックは特に重宝します。丁度見頃もそろそろ終わりかな、というタイミングでお彼岸がやってきます。
ストックに少しノシランの葉を添えるだけでも、派手さを望まなければ十分なお供え花になります。
その他の小さな寄せ植え
今季は他にも簡単ミニ寄せをいくつか作りました。
小さな寄せ植えはこれ以外にも今季はもう何個か作りました。また記事にしたらこちらに追記したいと思います。
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