仕事が立て込み全然思うように更新できていませんが、今日は何週間も前にアップしたかった記事を今さら載せています(;^_^
黄色の花は種類によって、または合わせる植物や雑貨などによって、子供っぽく見えてしまう事があり大人ガーデナーの中でもつい敬遠してしまう方もいるかもしれませんが、黄色を1点投入すると空間がパッと明るく色付いてみえるので上手に取り入れたいものですよね。
大人でも簡単に取り入れられる黄色は、暖色なのに少しだけ寒色が混ざったような爽やかでクールな印象を与える「レモンイエロー」、そして優しい雰囲気の「クリームイエロー」があります。
また子供のレインコートや黄色い安全帽のような明るい黄色も質感や形にこだわればさほど子供っぽくなりません。
上げるときりがないくらい沢山ありますが、今回は栽培している植物の中から、大輪のバラなどの華やかな黄花やひまわりなどの元気なビタミンカラーの黄色い夏の花を求めている人には少し物足りないくらいの、大人っぽいおしゃれな雰囲気の花やしっとりした風情の初夏~夏に咲く大人イエローの花をご紹介します。
(黄色い薔薇やヒマワリが大人っぽくないという意味ではありません)
おしゃれな雰囲気 クラスペディア グロボーサ
温かみのある黄色の小さなボールがポンポンと生えてくる様子は見ていて飽きません。
本来なら初夏から秋まで丸い黄色の穂が楽しめますが、高温多湿が苦手なので暖地で長く楽しむには梅雨入りの少し前から明るい日陰か午前中に陽が当たる半日陰で管理し長雨に当てないようにする必要があります。
花と合わせるならクリームやブルー、紫、ダークカラーの花などとの組み合わせが個人的には好きです。
暖地では夏越えが厳しく花だけでなく葉も長雨にあたると傷んできます。
もう少し乾いた感じの植物と合わせて軒下に非難させてもいいと思います。
4号程度の鉢でも20本近く花穂が上がってきて、本来なら夏も次々に新しい黄色いポンポンが上がってくるのだと思いますが、関東では雨に当てなくてもどうしても水やりの時に葉に水がかかり夏はぐったり葉が痛んで新たに上がってくる蕾も弱々しくなってしまいます。高温多湿が苦手なので6月頃から明るい日陰か半日陰に移動させますが、それでも6月半ばの梅雨入り頃から少しずつ元気がなくなってくるので、8月に花を楽しむのは関東以西の暖地では管理に気を付けないと少し難しいと思います。
梅雨のない北海道や夏が涼しいエリアで雨を避けられる場所に植えれば沢山の花が春から夏にかけて次々に咲き続けると思います。
良い香りと優しい花色のテイカカズラ
テイカカヅラはページの上の方でも画像で登場していますが、主張の強くない優しいクリームイエローでどんな植物ともよく馴染みます。
特に濃い紫やネイビーカラーと似合いますが、
上の画像と重複しますが初夏の宿根草はもちろん
シダなどの夏を感じる葉ものと合わせても違和感ありません。
我が家では半日陰~明るい日陰の場所で育てているため花数は少なめですが、開花は5月から6月前半にかけてが一番花数が多く、その後は花数は減りますが休み休み秋までポツポツと咲き続けて可愛い花と素敵な香りを提供してくれます。
テイカカヅラは地植えにするとすざまじい勢いでツルが伸び軽く壁一面を覆う勢いで育ってツルの管理も大変になりますが、鉢栽培でツルを制限して育てた方が管理が楽です。
鉢栽培にする場合は5号鉢では小さいので8号鉢以上の大きな鉢向きの植物です。
また壁に這わせると気根により壁に跡が付く事があるので支柱やトレリスなどに這わせます。
黄色のクレマチス
黄色いクレマチスというとオリエンタリス・タングチカ系クレマチスを思い浮かべますが、中には花に香りのあるものもありツルが旺盛に伸びる品種が多いですが、暖地では短命になってしまう印象を勝手に持っていて育てたくても躊躇してしまいます(間違っていたらすみません)。
オリエンタリス・タングチカ系以外のクレマチスにも黄色いクレマチスはありますが、日本で流通している品種の中では限られています。
アトラゲネ系&芳香性クレマチス 「レモンベル」
一方アトラゲネ系クレマチスも暖地では短命に終わりがちですがオリエンタリス・タングチカ系クレマチスよりツルの伸びが穏やかなので狭い我が家でも何とか育てられます。
このアトラゲネ系クレマチス「レモンベル」は爽やかなレモンイエローの花を咲かせます。とても涼し気なイエローなのでまさに大人イエローの花の王道だと思っています。
他のアトラゲネ系クレマチスは和紙のような繊細な花びらですがレモンベルは花びらが厚く丈夫です。
レモンイエローを更に爽やかにした綺麗な色なのですが、なかなか写メでは捉えにくいです。
軸が赤黒いところも魅力的。花の基部にも少し赤が入ります。
周囲に香りが漂う程強く香る訳ではありませんが花からは優しい良い香りがします。これは新発見。
どのページにも香りがすると書いてありませんが、これは芳香性クレマチスと堂々と言っていいと思います。
もしかして今まで育ててきたアトラゲネ系クレマチスにも香りがあったのかも!?
香るクレマチスはいくつかありますが、レモンベルの優しい香りはクレマチスの中でも1~2番目に好きかも。
自宅を不在にしがちで確認できませんでしたが、何となく蜜もしたたっていそうです。
鉢増しをしないまま5号程度の鉢で管理しているので花数は少ないですが、来年、再来年と花を増やしていってほしいクレマチスです。
こんなやさしいレモンカラーのクレマチスが沢山咲いたらさぞ爽やかでしょうね。
常に植物でいっぱいいっぱいの玄関先に何とか這わせられないか画策中です。
カンパネラ系(コンナータ系)クレマチス 「レペンス」
全体画像を撮り忘れてしまいましたが庭のない管理人宅では玄関先に他のリーフ系の鉢と一緒に置いて初夏から夏にかけてグリーンとと少しのこのベル型のイエローでしっとりした風情を楽しんでいます。
花の色はいわゆる暖色系の黄色そのもので色としてはどちらかというと子供っぽい黄色ですが、花は大きすぎず自然なたたずまいで主張も控えめなのに、素朴でかわいい黄色のベル型の花は大人の心を鷲掴みにします。
グリーンの蕾が次々に黄色く色づいてゆくところも素敵で、咲き始めの頃もグリーンカラーが混ざっているため新鮮な印象のイエローです。
ちょっと山野草の雰囲気を感じるところも大人が好むクレマチスだと思います。渓流沿いの木などに絡んでいたけどひっそり咲いていて気づかなかった雰囲気があります。
レペンスは常緑のクレマチスですが寒冷地では冬は室内か温室に取り込みます。関東は微妙なところで管理人宅のレペンスは冬は念のため室内に取り込んでいますが、霜が当たらなければ屋外越冬も可能かもしれません。
冬の寒さには弱いレペンスですが、とても花期が長く、5月が一番綺麗に花が咲き、その後も秋まで伸びたツルの節々に丸くて可愛い蕾を次々につけ花を咲かせ続けます。
日本ではオリエンタリス・タングチカ系クレマチス以外の黄色い花のクレマチスはコンナータ系クレマチスの中に若干見られます。
このレペンスからは香りはしませんが他のコンナータ系クレマチスと同様、開花後の花からは蜜がしたたってきます。
ホリーホック/アルセア/立葵(タチアオイ) 「チャターズイエロー」
仕事先に植栽した八重の大人イエローのホリーホックです。
開花したところを画像に収めたかったのですがどうしても私が居るときに咲いてくれないので開花直前の蕾の画像しかありませんが、何となく咲いた花が想像できるでしょうか?
クリームイエローの花は大人の女性も好きそうな爽やかで優しい黄色ですが、開花した花が見れなくて残念。今頃ふんわりした薔薇のような花が柔らかな色で綺麗に咲いていると思います。
今後開花姿を見に行けたら画像をこちらにもアップします。
【7/5追記】
最後の2個の蕾の開花に何とか無事会えました♪柔らかいレモンクリームカラーで甘さ控えめでした。いや、甘い雰囲気ではありますがピンクやピーチカラーの八重よりはソフトで管理人にも使える色でした。
管理人の自宅にもしボーダーガーデンがあったらダーク系・ブルー系のリーフの中景に斑入り葉混じりの前景、ホワイト・グリーン・ダークレッド・ダークパープル・ダークブルーの中背の花などと合わせると思います。
涼し気なイエローの花 アキレア 「ヘラ グラショフ」
アキレアは咲き進むと多くの品種が花の色が抜けていってクリームイエローの花になりますが、「ヘラ グラショフ」は最初から爽やかなレモンカラーが入ったバタークリームのような優しい爽やかな黄色の色のアキレアです。
爽やかな花色と、甘すぎない花形に少し青が入った涼し気な切れ込み葉で全体の姿は大人が庭で楽しめる雰囲気です。香りはありませんが、キク科の植物なので全草から菊の葉と同じ爽やかな香りが少しします。さほど香りがするという程ではないのですが、和製ハーブのような菊香で個人的には結構好きですが、西洋ノコギリソウなので別に日本由来の植物ではありません。
この淡いレモンカラーはまさに大人イエロー。
濃い青アジサイとの相性がとても良い感じですが、紫陽花の背丈がまだ十分ではないので背景に沈んでしまっています。
ヘラ グラショフは咲き始めほどレモン色が入り、徐々に黄色が抜けて柔らかいクリーム色になってゆきます。
管理人宅は庭がないのでアキレアを地植えで楽しむ事はできませんが、アキレアは鉢栽培でも楽しむ事ができます。ただ株が広がるようにして大きくそだってゆき、壮麗に茂る姿も素敵なので、どちらかというと地植え向きの植物です。
旺盛に茂る ユーフォルビア 「アスコットレインボー」
黄色いユーフォルビアと言えば黄斑入りの葉が綺麗な「アスコットレインボー」
先日やっとアスコットレインボーを剪定しました。
剪定するのが遅くなってしまいましたが、本当はもう少し早く剪定した方が綺麗な新芽が初夏に沢山生えそろってくれます。
一緒に剪定したユーフォルビア「ウルフェニー」とエキナセア「グリーンエンビー」と一緒にじょうろに入れて飾っています。
いえ、飾っているというか、カットした枝をそのままじょうろに入れただけです(^^;
ユーフォルビアは春から初夏にかけて花を咲かせますが、暖地では常緑で1年中カラーリーフとして綺麗な葉が楽しめます。
春の開花から初夏までは花が咲いてボリューム満載になった葉と花を楽しみ、初夏の剪定後から冬にかけてはカラーリーフとして。冬は斑入りの部分が少し赤く紅葉します。
管理人の場合はこの鮮やかな黄色×灰黄緑色のユーフォルビアを、アエオニウム属黒法師や銅葉カンナ、ユーコミス「スパークリング・バーガンディ」などの銅葉ブラックリーフと合わせるのが好きですが、季節に合わせて色々な宿根草との競演も楽しめます。
花が咲く春先は、同じく咲いたばかりのチューリップや、同じく暖地では常緑の多肉・黒法師などのブラックリーフと合わせて。
春が進むと今度はアリウムやバプティシアの青花種など、黄色×紫・青の組み合わせが庭に映えます。
初夏の日差しで真っ黒になった黒法師も良い締め色になってくれています。
更に日が過ぎると黒法師はもちろん、他にも「オーストラリア」などの銅葉カンナとの相性も良いのですが、剪定を先延ばしにしていたので最近はボリューム満点すぎで少し暑苦しく早く剪定しないとなと思っていました。
初夏を過ぎても剪定しないでいるとこのように花から更に二股に花が伸びて段々と咲いてゆきます。
前にも書きましたが、咲いたばかりの頃には蜜がキラリと光って出てくるんですよ。
傷みの少ないところは春の頃の爽やかな葉色そのもの。
地際から7-8センチほど残して(地際付近の新し葉が出てきている部分を残して)剪定した後の姿。これからこの葉たちが枝を伸ばしてきます。
剪定後の初夏から秋まではこの葉茎が沢山伸びてきた爽やかな斑入り葉を楽しみ、冬は更に黄斑の部分がほんのり赤く紅葉した姿を楽しめます。
こちらも庭のない管理人宅ではなく仕事先の植栽ですが、ユーフォルビアは鉢栽培もできます。
太陽を好みますが夏の高温多湿が苦手なので、梅雨~夏の間は梅雨の雨や直射日光をさけて半日陰や明るい日陰で管理し水やりは週に1度程度に控えて育てます。
野趣あふれる草姿を楽しむ黄色い花のリグラリア
じつはリグラリア「プルツェワルスキー」もこの春先に植えたのですが、西日が差し込む場所にうえてしまったため溶けるように消えてしまいました(T_T)
上に紹介したイエローフワラーとはまた違った、初夏に咲く穂状の背の高い花と切れ込みの入った涼し気かつワイルドな草姿で、是非このページでご紹介したかったのですが…。
また次に購入したいので次に開花したら画像をこちらにもアップしたいと思います。
代わりに他のリグラリアの花をあげておきます。
銅葉がかった暗緑色のカラーリーフが楽しめるリグラリア「ブリット マリー クロウフォード」は花の少ない夏に温かみのある山吹色の花を咲かせます。
花自体は特別大人っぽい訳ではありませんが、草姿は野趣にあふれワイルドに茂る大人の宿根草です。
ちょっとぼけてしまっていますが夏の開花姿です。
結構沢山咲くのですが、仕事先で植えたリグラリアで満開時の撮影がなかなかできません。
水やりが月に2回程度しかできないので夏はヘタってきますが、春から秋にかけては葉が枯れたり台風で吹き飛んだりしても新しい葉が生えてきます。
花自体はさほど大人っぽい花ではなく、素朴で野性的な花ですが、こちらは主に葉姿をギボウシなどのリーフ系と合わせて楽しむものなので、悪く言えば甘ったるい花畑や寄せ植えとは異なった野趣あふれる雰囲気の大人の宿根草です。
葉は5月頃が一番綺麗でしょうか。
常緑で冬も緑の葉が楽しめます。
葉裏と茎、葉脈が赤黒いところもポイント。
青系のホスタとの相性がとても良いです。
リグラリアと葉姿が良く似たツワブキは秋~初冬にこれまた丸葉種のリグラリアと良く似たもう少しオレンジの抜けた黄色寄りの花を咲かせますね。
睡蓮(スイレン)
睡蓮には日本の寺院や公園などでも幅広く育っている温帯性睡蓮(開花期:春~秋)と、タイなどの東南アジアでよく見られ日本でも栽培されている熱帯性睡蓮(開花期:初夏~秋)がありますが、どちらにも黄色い花はあります。
こちらは姫睡蓮「ヘルボラ」。株のサイズが小さな温帯性睡蓮です。
初夏から夏の花どころか、11月になっても花を咲かせますが綺麗な姿は暖地では6~10月上旬頃になります。
姫睡蓮は小型の水連鉢でも楽しめるのでベランダが小さくても気楽に楽しめます。
小さな水草とのレイアウトを楽しんでくださいね。画像は3種類の水草と寄せてありますが綺麗なのは初夏まで。夏はボーボーになり狭い鉢に溢れます。これくらいの鉢(外径38㎝×高さ22㎝)なら姫スイレンのみ、または他1種を加える程度が管理がしやすいと思います。
これが普通サイズの温帯性睡蓮だと見ごたえはあるものの土の量も増すし鉢も一回り大きくないと駄目で(熱帯性スイレンだと更に間口が大きな水鉢が必要に)、狭いスペースでは植え替え作業や栽培場所の確保ができるかによって鉢とスイレンを選びます。
こちらは今はもう処分してしまった温帯性睡蓮「マリアセア・クロマティラ」。良く咲く黄色いスイレンです。
スイレンの黄花種はどれも爽やかなレモンイエローなので大人向けの黄色い夏の花だと思います。次回新たに育てる事があれば場所を考えるとあまり大型すぎない「ジョーイ・トモシック」あたりを栽培してみたいと思っています。
今我が家に残っている黄色系の温帯性睡蓮は上に紹介した姫睡蓮ヘルボラと、大きなサイズではマンカラウボン(↓)がありますが、マンカラウボンはオレンジピンクの花で徐々に色が抜けて最終日にはクリームカラーになり黄色がほんのり残る程度です。
温帯性スイレンを庭に取り込むと小さなスペースでも爽やかな風景を演出できるので是非取り入れてみて欲しい管理人お勧めの植物です。
下の画像は黄色ではなくピーチオレンジの温帯性スイレンになりますが、スイレンの水鉢を置くだけで自然な雰囲気の風景になります。
モネもスイレンや柳、藤棚などを愛していましたが、光をそこだけ集めたかのように咲くスイレンがあるとパっとお庭が明るく、それでいてしっとり落ち着いた風情を感じる空間になります。
咲いた時の香りも是非花に顔を近づけて味わってみてくださいね。
黄色系の温帯性スイレンを紹介しましたが、熱帯性スイレンの黄色い品種は育てた事がありません。熱帯性スイレンにも黄花品種はあります。
熱帯性スイレンの開花は温帯性スイレンより遅く充分暖かくなった夏頃から見ごろをむかえますが夏から晩秋まで花が毎日のように咲き続けます。
葉を広げてより沢山の太陽をあてるために温帯性スイレンより大きな水鉢が必要になるので場所を取ります。
スイレン(やハス)を販売しているお店はいくつかあり、園芸店でも初夏に苗が並びますが、管理人が特におすすめするのは宮川花園さんです。
ここはいつも苗がしっかり管理されていて本当におすすめ。購入直後もよく花が咲きます。
できれば3月頃予約しておくと安心ですが、予約なしで購入するとしてもなるべく4月中には購入して早めに植え付けます。
黄系のリーフ
花でなくても葉で黄色を取り入れる事もできます。
黄色い葉の樹木もありますし、ヒューケラなどの黄色いカラーリーフも多くありますが、管理人宅ではまだ黄系のヒューケラ系がないので今回は鉢栽培でも楽しめる以下の2つの葉物をご案内します。
ギボウシ(ホスタ)
黄斑入りのホスタはありますが、地が黄色っぽいホスタをご紹介します。
「ジューン」も芽吹き時は地が黄色くなると聞くのですが、我が家のジューンは信頼できるお店で買ったものでも春の芽吹きの時でもあまり明るい色ではないのでここでは省きます。
「ファイヤー アイランド」
ホスタ ファイヤー アイランドは芽吹きの明るいクリームイエローから初夏にはライムが入ってきます。
黒い銅葉と合わせたかったのですが、グリーンの葉や芝生の中に植えても映える色です。
明るい葉色でおしゃれな雰囲気。モダンなお宅や洋風なお宅にぴったりです。
芽吹きは明るいクリームイエローで
茎が赤っぽいところも特徴です。
葉が展開してひと月ほど経つとすこしずつ葉色がライムに変化します
「アケボノトクダマ」
綺麗な画像がなくてすみませんが、アケボノトクダマも育てているホスタの中では黄色っぽい葉色です。
画像がボケているうえに立地のせいかいつも葉に土がかぶってしまいお世辞にも綺麗とは言えない画像ですが、アケボノトクダマの葉は地が割と黄色めです。
黄金フウチ草
様々なホスタと一緒に植えてある黄金フウチソウですが、目で見ると綺麗な黄金色なのになかなか写メでは綺麗な葉色が再現できません。
ここは日陰なので明るい色が綺麗に写らないのでしょうか。
仕方がないので西日が差し込んだ時にパチリ。
そうすると後ろにあるギボウシのサガエなどが影になって写らないという…。
黄色っぽい葉の黄金フウチソウは涼し気なホスタやダークカラーの葉色のリグラリアなどの他のカラーリーフとよく合います。
日向でも日陰でも育ちますが、半日陰くらいの少しだけ太陽が当たる場所の方が旺盛に茂り綺麗に育ちます。
その他の初夏・夏の大人イエローの花
我が家にはこれ以上の植物を置けないので画像はありませんが、他にもしっとりした風情の大人イエローの花や涼し気な大人イエローの夏の花は沢山あります。
シロタエギク
公園に行った時、シロタエギクに花が咲いていました。
花自体は温かい黄色の小さな花でさほど目立つ花ではありませんが、旺盛に茂るシルバーリーフの中から黄色い花がポツポツ咲いている姿はなかなか壮麗でした。
↓真ん中あたりにアゲハが飛んでいるのが分かります?
地植えスペースがなく鉢栽培だらけの管理人宅ではシロタエギクを鉢のまま夏まで持ち越すのは不可能に等しく、こうして茂っている様子を見るとうっとりしてしまいます。
黄色い花も主張せず綺麗に咲いていました。
レモンイエローの花菖蒲
繁殖力が強いキショウブは「要注意外来生物」に指定されているようですが、花菖蒲にも黄色い品種がごく少ないもののあります。
こちらは品種名は不明ですが先日行った見ごろをほぼ終えた花菖蒲コーナーに薄いレモンカラーの花菖蒲が綺麗に咲いていました。
品種は「愛知の輝」か「金冠」あたりでしょうか?
庭にあると華やかさも出てかつ涼し気な色なので、清涼感を感じる白系の花菖蒲が欲しいと思っていましたが、これを見るとレモンカラーのハナショウブが欲しいと思ってしまいました。とはいえ管理人宅にはこれ以上何かを植える場所はないのですが。
百合
我が家にある百合は山百合しかないので黄色の百合の画像は残念ながらありません。
百合のたたずまいは大人の雰囲気なので黄花であっても大人の印象です。香り高いところもいいですよね。
また、百合ではありませんが、が、花が百合に似たユウスゲやニッコウキスゲなどの山野草のしっとりした雰囲気の黄色い花も結構あります。
いずれも香りも楽しめる大人イエローの夏の花だと思います。
レモンや柚子の実
管理人宅には黄色いレモンや柚子の木はありませんが、爽やかな大人イエローといえばレモンや柚子の実のように寒色系の雰囲気のあるレモンイエローがぴったり。
花ではなく実で楽しんでもおしゃれです。
上の画像はレモンではなくライムなので黄色い実は生りませんが、管理人もゴールデンオレンジやはるかのような食べておいしい大人イエローの果樹や、おしゃれなレモンや柚子の木がスペースさえ得られれば欲しいです。
他にも初夏から夏に咲く黄色い花と言えばエキナセアやルドベキア、ひまわりの黄色いエネルギッシュな花、多肉やサボテンの黄色い花など、夏の黄色い花は結構沢山ありますが、今日はどちらかというと爽やかで涼し気で楚々とした雰囲気のものやおしゃれな雰囲気の黄色い初夏~夏の花をアップしてみました。
何か気になった植物はありましたでしょうか?
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