続・日照不足と長雨が続く中頑張っている植物たち【スイレン&クレマチス&カビコケ編】

先日の寄せ植えの記事に引き続き、庭のない狭い管理人宅で最近の日照不足の中でも頑張っている植物たちのお話です。
(当記事は梅雨明け後の公開記事になりますが7/30に予約投稿した記事で丁度日照不足と長雨が直前まで続いていた時の記事になります。)

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梅雨の日照不足でも割と元気な温帯性スイレン(温帯性睡蓮)

まず、長雨と日照不足でも元気な温帯性睡蓮から。
雨にあたると花も傷みやすいですし日照不足で花数は少なく花もやや小ぶりですがへこたれる事なく咲いてくれます。

2020/7/29
2020/7/29

姫睡蓮の「ヘルボラ」も変わらず元気に咲いています。

2020/7/28

続いて長雨や日照不足で調子の悪い植物たちを載せます。

日照不足の中咲いているクレマチス

夏の一季咲き性のクレマチスは大型タイプが多いですが、我が家では3品種育てています。
他はまだ蕾が小さかったり、蕾すら出ていなかったりですが、サマースノーは少しずつ咲き始めています。でもまだ太陽が足りず本格的な開花はこれから。
下の画像はベランダの内側に入ってきてしまったサマースノーの開花ツルです。

2020/7/30

まだ2番花の開花が始まったばかりではありますが、ヴィセチラ系クレマチスの花も元気がありません。
ブルべピンクの縁取りが可愛いさりげない雰囲気の「リトル・ネル」↓

2020/7/28

咲き始めたばかりの「メアリー・ローズ」の二番花も元気がありません↓
まだツルも伸び蕾も出てきている最中で二番花が咲き出したばかりで、上にあるベランダのひさしのせいでいつも6月から夏にかけて日陰になってしまう場所に這わせているので毎年ビセチラ系クレマチスの2番花が咲くころは日照不足で花に勢いがありませんが今年は特にツルに勢いがありません。

2020/7/28

くすんだアンティークカラーの花色は健在です。

2020/7/26
2020/7/28

微香性のヴィオルナ系クレマチス「カイウ」は剪定をしないまま勢いのある初夏に伸びたツルの花がまだ咲き続けていてこちらは元気です。

2020/7/26

カイウはそろそろツルが伸び切ったのでもう少ししたら剪定します。
本当はカイウももっと早く剪定して8月に二番花を楽しむのですが、管理人の場合カイウに関してはツルが伸び切るまで剪定をしていません。管理人は花後の最初の剪定が遅く8月にしているせいもあって二番花は咲きにくいです。

2020/7/27

カイウと同じく微香性のヴィオルナ系クレマチス「ピッチェリ」もまだ咲いています。

2020/7/29

日に当たると濃い色になり葉陰の花など日光が当たっていない場所は淡い色で咲きます。下の画像の蕾は右半分が葉陰になっていて花弁が白くなった部分、左半分が表を向いていた部分で色づいています。

2020/7/27

インテグフォリア系「アフロディーテエレガフミナ」は雨に当たる場所で二番花に勢いがありません。後ろが透けてしまい隣家が写り込んでしまうくらい枝が弱々しいですが、まだ咲き始めで本格的な開花はこれからです。
足元で咲いている姫スイレンは日照不足で花は少なめですが元気に咲いています。

2020/7/28
2020/7/27

害虫

害虫はいちいち撮影していないのであまり画像に残っている事例が手元になりのですが画像に収めていたものを少しだけアップします。

画像では見えにくいですが、ヴィオルナ系クレマチスピッチェリの甘い香りに誘われたナメクジに花を食べられています。朝を迎えると夜の間にナメクジがネバーっと這った跡が花に結構ついていてかじられた跡があります。
なめくじはこれでもかなりの数を退治しましたが、絶滅させる事はできずどうしても被害にあってしまいます。

2020/7/27

ブドウ「ヤマ ソービニオン」の実も黒く色づいてきました。
カメムシにかなり葉から養分を吸われてしまったため実への影響が少しあると思います。

2020/7/29

結構黒くなってきました。もう少ししたら収穫です。

2020/7/26

ちょっと目を離していたら開花時期終盤を迎えたコクチナシ(ミニクチナシ)に毛虫がついて蕾を食べられていました。クチナシは青虫が沢山つくので4月と6月の年に2回はオルトランを撒かないと駄目ですね。ちなみに青虫の被害は例年と同じくらいです。

2020/7/26

長雨で疲れている多肉・ユッカなど一部抜粋

以下にカビなど具体的なトラブルのあった植物を抜粋します。
キノコも生えてきていますが、とりあえず抜いておけばいいキノコ程度などどうでも良いくらいカビや苔の被害が多いです。

ユッカ ロストラータ「サファイヤ スカイズ」

管理人宅のテラスで育てていてこの長雨を受けながら健気に耐え続けているユッカ ロストラータ「サファイヤ スカイズ」の綺麗なエメラルドグリーンの葉が虫に沢山かじられたあとを発見しました。一度も害虫による葉の食害の被害にあった事はないのに。

2020/7/30

ちょっと前までは続く長雨にも負けず元気だったのですが。

2020/7/7

まだ幹立ちはしていませんが、ものすごく細くまだ子供の苗だったのが少し茎に太さが出てきたところでした。

2020/7/7

こんなに綺麗なブルーグリーンの葉だったのにギザギザ、穴だらけに!
明るいうちにいくら周囲を探しても虫らしきものが見当たらないんです。

最初はバッタを疑ったのですが3階では見た事ないし隠れていたとしても3階まで飛んでくるかなと思います。他の葉をかじる虫では毛虫・青虫は全く見ません。ウリハムシウリハムシとかキスジノミハムシのような小さな虫の仕業かな?とも思いましたがこんなに固い葉食べるのかしら。なめくじもこんな熱いテラスでは活動できないし見た事もなし。
今のところコガネムシ系の成虫が一番怪しいと睨んでいます。見た事ないけどユッカの葉が食べれるほど顎や牙?が頑丈そう。初夏から秋までスミオチンを定期的に予防も兼ねてスプレーしておこうと思います。
ちなみに黒法師の葉もかじられています。他の多肉は今のところ無事。
ちなみにアガベは長雨に当たり続けていますが問題なく元気です。

多肉

多肉類は今年は仕事に追われて充分ケアしてあげられない事もあり雨からあまり守る事もせず雨ざらしにしていたら、七福神など多湿に弱い品種が死んでしまったりしています。

あげるときりがないのでひとまず目に入った斑入り虹の玉「オーロラ」を。
こんなに雨に濡れて早くレスキューしてあげたいくらいですよね。

2020/7/26

とても綺麗な青りんごカラーになってきたのにこの長雨で密集している部分の葉が茶色くなってきています。

2020/7/26

しかし何と言っても先日アップした仕事先でのイシクラゲの多肉被害がこの梅雨最大の多肉のトラブルでした。
またこの仕事先に行くので見てきますがせっかくモリモリに増やしたセンペルビウムをイシクラゲが取り切れず全て撤去しないとならないのではないかと思うと憂鬱です。

カビ

だいぶ雨で流れてしまったようにも見えますが、ネムノキの蕾にもカビが生えています。雨が多かった去年の梅雨もカビが生えました。
カビにやられながらも健気に花を咲かせてくれています。

2020/7/26

湿地に生えていてある程度湿度に耐性があるように思えたガマにもカビが生えました。
穂が長い間濡れっぱなしなのはあまり良くなさそうです。

2020/7/27

全然美味しそうじゃないきりたんぽになってしまったガマ。
ドライフラワーにして人にあげたかったのですが今年はできません。

2020/7/27

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