昨日、腰痛が痛む中何とかお墓参りに行ってきました。
せっかく秋の彼岸のお供え花に何か持っていこうと記事にもしたにもかかわらず、時間的都合と肉体的都合(腰痛)で家からは花を持っていきませんでした。
今回は取り急ぎお墓参り用の切り花を買って行きましたが来年は花を用意して持っていこうと思います。
この日は2つのお墓にお参りしたのですが、そのうち土場がなく墓石だけの小さなお花にいった時の事。一つ目の奇跡?の出会いが待っていました。
持っていった切り花はスーパーで少し傷み始めたものばかりのお供え用の花束から何とか選んだものでしたが、ボリュームも少なく寂しいお供え花になってしまい、華やかな花が1本でも加わったものが売っていたらね~と家族と話しながらお墓に到着すると、、
(;つД⊂)ゴシゴシ (゚Д゚)・・・
土がないはずの場所から立派なケイトウらしきものが生えています。
うん、確かにケイトウですよね。
丁度持ってきた乏しいお供え花を嘆いていた時にお墓に着いたら立派なケイトウが出ていたのでびっくりしました。お地蔵さんの丁度足元から生えていてご利益ありそうです。
春のお彼岸でお供えしたケイトウの花に種ができて偶然ここで根付いて花が咲いたようです。または近隣のお供え花にできた種が飛んで発芽したか。
お供え花から落ちた種が芽吹いて育っただけなので当たり前だと言われればそうかもしれませんが、土のない場所からお供え花が必要な時にまさにぴったりの場所に生えてきたところが奇跡的です。
ケイトウは暑さに強く痩せ地でも育ちやすいのでこんな場所でも育ったのでしょうけれども、下に土のない御影石の隙間でも根付くのですね。チリやわずかな土ホコリなどを土台に根付いたのかもしれません。
画像では分かりにくいかもしれませんがこのケイトウの花はかなり大きな花が咲いています。そういう品種なのだと思いますが土がなくてもここまで大きな花が咲くものなのですね。
秋晴れの下で何だか幸せな雰囲気が漂っていました。お地蔵さんと鶏頭の花の部分をアップにして切り取って待ち受けにしてみようかしら。
やや後方気味に茎がのびていて前に倒れてきそうになかったため、お地蔵さまの手前、頭の上に花を捧げるように向きを変えておきました。カットして今回のお供えと一緒にお墓の花瓶に加えようかとも思いましたが丁度良い場所で咲いていますし切らない方が綺麗な姿で長持ちしてくれそうなので水だけかけてこのままにしておく事にしました。
このケイトウが今回の寂しいお供え花に華を添えてくれました。ナイス鶏頭!
ちなみにお墓の一部が汚れていますがこの後ちゃんとお掃除しましたヨ。
もしかしたら川砂などがこの隙間に敷き詰められているのかもしれませんが地上カロートや丘カロートと呼ばれるお骨を地面の上に収めるタイプのお墓で前後の壁の隙間もしっかり防水されている中にわざわざ川砂を敷き詰め将来的に納骨するスペースに雨水などがしみ込んで溜まる可能性が出て来るような構造にはしない気がします。ケイトウはややアルカリ性の場所を好み痩せ地でも育つのでモルタルやコンクリートの隙間の土がない場所などでも育つ事があるのかもしれません。
この狭い隙間に種が偶然落ちてここまで育ってくれたことに感謝。
そしてもう一つの祖父母のお墓では植えてある金木犀はやはり既に花が咲き終えているように見えます。ただ、いつもお彼岸の後半かお彼岸が終わった後に咲き、お墓参りの時に開花した姿を見た記憶がないのでこの枯れた花は去年の花がらの残りでしょうか。いずれにしても今年は春のお彼岸でかなり強剪定したので花は咲かない可能性があるのでどちらか分かりません。
墓石を挟んで金木犀の反対側にはイヌツゲがあり本来ならこうして今頃緑の実ができている頃ですが、
祖父母のお墓のイヌツゲは縦に長いたまご型に常に刈り込んでいるため実はほとんど見かけません。
その代わり秋の花が少しだけ新枝に付いていました。
刈り込んでいなければ初夏頃この小さな花が株一面にびっしり咲く姿を楽しめます。
自宅から離れたお墓の植物なので日々じっくり観察する事はできませんが、トピアリー風に仕立てていなければ沢山の花と実を楽しめていいな~と思います。ただこのお墓はキンモクセイ、イヌツゲ、ドウダンツツジ、つつじ、カイヅカイブキ2本が植えられていてお墓参りで1本の木の剪定に時間と労力をかけられないので枝ぶりなど考慮しながら剪定し樹形を大きく変える事は時間的に難しくいつも無難に現状維持の刈り込みをしています。
腰痛がなかなか回復せずもう数週間の間腰を曲げたり逆に反らして歩いている状態です。秋のガーデニング作業も色々したいのになかなか思うようにできないでいます。
Rhodesの家のお墓から出て来たド根性ケイトウに元気をもらって乗り切ろうと思っています!
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