庭のない狭い家。多肉栽培スペースを減らすため多肉植物を処分する話(前編:エケベリアなど)

また今秋の水曜日から仕事でしばらく不在にするため、今回は早めに自宅に戻ってきました。
こうしょっちゅう出張があると植物の管理がゆき通りません。近場への出張なので自宅に戻れなくもないのですが時間的に厳しい。
留守中は家族に水やりを頼んでいるのですが、どうしても水不足や逆に水過多で枯れてしまう鉢が毎月数個は出てきてしまいます。

そんな管理人宅のベランダで春になってから遅れて苗を植え付けたいちごがやっと実り始めました。画像外の部分にも結構たくさん実が付いています。
早く食べてみたいです。1週間もしたら食べごろになるかな?
夏のイチゴは甘さも減って味がいまいちになりがちですが、果たしてどこまで美味しく食べられるのでしょうか。

2020/7/3

今日は管理人の家で育てている多肉植物の記事です。
今まで管理人宅の多肉植物といえばアエオニウムくらいしか紹介してこず多肉リースの記事をアップしたことがある程度でしたが、今日はセダムやエケベリアなどの多肉を処分する前にいくつかピックアップして載せています。

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多肉植物の処分

多肉植物を玄関先や2階ベランダ・階テラスで育ててきましたが、庭もない狭い敷地の狭いベランダやテラスで栽培し、寄せ植えしようがものなら1~3階から多肉ポット苗を集めて寄せ植えやリース作りなどの作業を屋内で行い、それが終わったらまた戻すという動作も億劫になり、アエオニウムなど一部を除く大型以外の大多数の多肉植物を処分する事に決め、春から少しずつ動いています。

そもそも管理人は長年流行りの多肉の寄せ植えやリース向きではなく(決して嫌いではないのですが)、どちらかというと地植えやコンテナ・大鉢寄せ植えがメインのタイプです。もちろん地植えやコンテナ・大鉢寄せ植えはいずれもそれなりの場所がないとできない事ですが。

とにかく管理人の場合は、多肉を育てるならベランダ栽培ではなく地植えやコンテナで楽しむ方が向いているという結論に至り、管理人宅にはそのためのスペースがなくこのままでは狭い家が多肉植物であふれてしまうので大半の多肉植物を処分する事に決めました。

下の画像は仕事先のセメント大鉢のセンペルビブム。今はもっとセンペルビウムが増えてみっちり詰まってきており綺麗だけれども蒸れが心配な状態ですが、大きな鉢や地植えで適当な感じの寄せ植えにするのがやっぱり好きで。
それでも人の家で制限がある中での地植えや大鉢寄せ植えになるので、いつか一から自分の庭を作ったら思う存分好きなように地植えや大鉢寄せ植えで楽しみたいです。

2019/4/17

多肉植物は嫌いではないですし、狭いながらもある程度品種があるので年明けに季節外れの多肉リースを作り、4月に特に傷んだ箇所だけ手直して形が少し崩れたり…これは沢山育てているからこそできる事かもしれませんが、、、

室内の窓辺を占領しているハオルチア類は次々に増え、

2019/6/8

その他の多肉の苗は2階のベランダと3階のテラスを占領し、それでも場所が足りないのでテラスに3段の簡易温室棚を設置すると狭いテラスが台無しになりくつろぎの空間として微妙な雰囲気になってしまい

2019/8/16

2階のベランダの室外機の上も多肉苗でぎゅうぎゅうに。

2019/8/18

その他にも玄関先やポストの上にまであり、庭はもちろん作業場所もなく、寄せ植えを作ったり手直しをする場所の確保もできないのにあちこちにある多肉植物の苗を見るにつけここ1年ほどは少々うんざりしてきていました。

1~3階のあちこちに多種散らばっているせいでいちいち一か所に集めて寄せ植えやリースを作り終えたら全てを元に戻すのもなかなか大変で、作業も室内でするしかないのに加え、頻繁にある出張前に台風や雨にしっかり備えて出かけるのも嫌になっていました。
同じフロアで管理できて1~3階にまで散らばっていなければ少しは良かったかもしれません。

本当は小さな多肉を使って冬の間クリスマスの飾りとしても楽しめる多肉ボールなどもこの秋に作りたかったのですが、もうこれ以上場所を占領されたくなくてギブアップです。

2020/6/21

多肉の処分の話ですが、まず2か月前の話にさかのぼって、手始めに処分する多肉を使って沢山の挿し穂をカットできるので春先に作った2つのリースの手直しをし、この時挿し穂に使った鉢を複数処分しました(↓)。
本当はまだリースの手直しする時期ではないのですが、ご近所さんにリースをあげたものの管理場所が日陰で春の花後のカット状態などで形が崩れてしまったので結構抜き差しして修正しました。
左上が少し高さが足りず形が崩れてしいましたがこれでまたしばらくもつはず。
もう一つのリースも手直ししました。

2020/4/27

今年は2個リースを作ったので上と同じリースじゃないかもしれませんが下の画像は作って間もないころ。まん丸ではありませんが丸い形です。

2020/1/30

今回2個のリースの手直しを行い、そのために沢山カットした「虹の玉」や「アドルフィーコッパー」などの余剰鉢は処分しました。

それでもいくつかの多肉は処分せずに残します。
シルバーリーフ、青みがかったグリーンの葉(エメラルドグリーンや灰緑色・マスカットグリーン)の多肉が好きなのでそうしたものを中心に残す多肉を選定してゆきたいのですが、やはりこれらも最低限のみ残して処分してゆきます。

今回はシルバーリーフ、ブルー系の葉のものをメインに処分品を整理するため多肉植物をアップしてゆきます。

エケベリア

エケベリアは時間が経つと群生するように増えるものや、枝が伸びて分岐し背丈が高くなるものがあります。どっちも好きですがどっちも狭い管理人宅ではどうしても大きな葉に物や足がぶつかり破壊しがちなので泣く泣く処分を検討しています。

「ファルラックス静月」

縁がほんのり白い青白い葉は好みドストライク。サイズも小型なので今のところは処分せず残す予定です。ただ子株がわーっと噴き出しロゼットが乱れるのを繰り返すので将来的にいつまで残すかは不明です。青白い肌は見ていて飽きが来ないのですが。

「七福神」

七福神は綺麗なエメラルドグリーンの葉に整った形の程よい大きさのエケベリアです。
管理人は秋~春の、冬の花苗の寄せ植えにもよく使います。
下の画像では一見春の花が主役に見えますが、七福神とコクリュウの実が結構良い仕事をしてくれています。

冬の画像では少し灰色味が増しているかな?

2019/12/3

あれだけ沢山あった七福神に沢山の子株がバランスよく付いている株の画像がどこにも見当たりません。仕方がないので夏の蒸れを何とか乗り切り冬に突入したお疲れ気味の株の画像(↑)を載せています。

七福神は仕事先で地植えにしていますが、管理人宅ではテラスでポット栽培しています。夏はとても暑いテラスで長雨にあたるとどうしても蒸れて駄目になってしまうのですが、敷地内には他に移動先はありません。
本当は寄せ植えに備えて管理人宅でもポット栽培を続けたかったのですが、思い切って処分する事にしました。

2019/3/27

管理人は七福神くらいの中型前後の抱え咲きの型のロゼットを冬から春の葉牡丹、パンジー、ビオラ、アネモネ、チューリップなどとの寄せ植えにも使います。
寒さにある程度耐える七福神やルンヨニーは結構使えるのでおすすめ。ポットをそのまま寄せ植え鉢の中にはめ込むだけなので、水やりの調節も問題なし。七福神のポットだけ水をかけないようにするだけです。
そのためにもポット苗を作っておきたいといくつか予備苗を作ってしまっていましたが、こういう事をしていると狭い家でフロアをまたいで多肉のポット苗を管理し寄せ植えなどの作業のたびにドタバタ階段を上り下りしてポット苗を集めたり元に戻したりといった動作がでてきて家の中まで乱れてきてしまいます。

加えて日当たり良すぎるテラスでは梅雨時の蒸れを完全に予防できないのでなかなか管理が難しく、むしろ仕事先で地植えにした方が圧倒的に元気に育ってくれます。
どうしても冬の寄せ植えに使いたくなったらそこから掘り起こして使った方が綺麗な株を使えます。わざわざそこまでしないかもしれませんが。

「王妃の花笠」

2019/6/11

縁がピンクで明るいエメラルドグリーンの王妃の花笠は名前に「花笠」と付いているだけあって整った葉姿。
よく成長するので思い切って屋外(仕事先)に植えて冬に淘汰されるのを待ちます。暖冬続きなので生き残ったらそれも良しとして。
葉はヒラヒラしてとても綺麗ですが、茎がよく伸び傾きやすく、鉢栽培である程度まとまった姿で管理したい場合は2年に一度は仕立て直しが必要な子です。下の画像で苗を購入後1年経ったもの。
毎年秋~春のパンジーやチューリップなど花苗の寄せ植え用に一つ枝が伸びていない大きなロゼットをポット寄せにしておきたいと思っていたけど、そのために親株を保持するのも狭い我が家では負担なので今は諦めています。

2019/6/11

「イブニングドレス」

中心が灰グリーンのイブニングドレス。冬はグリーンが消えて赤く紅葉します。葉は王妃の花笠や高砂の翁に比べると少なめでざっくりゆったりしたフリルのスカートを連想させる姿です。
特に初夏頃の中心が灰緑色、くすんだエメラルドグリーンになってくる頃の姿にうっとりしてしまいますが、やや大きめのエケベリアで狭いテラスでは葉にぶつかって折ってしまったりします。幹立ちもしてくるので単独栽培の場合は思い切って銅切りをして新しく仕立て直してもいいのですが、、やはり場所的にどうしても狭い管理人宅には置いておけないのでこちらも思い切って屋外(仕事先)に植えました。冬に消滅してしまったらそれはそれで諦めます。

2019/6/19

「高砂の翁」

本当はもっとフリフリ、色も表情があって綺麗なはずなのにしばらく日陰で放置していたらのっぺりしてしまい色もいまいちな高砂の翁(↓)。
本来はもっと綺麗な色・姿形です。
フリフリ度や葉の枚数は上の2種の間のような品種。

2020/6/25

でもこの高砂の翁ももう1~2年育ててからどこよそのお宅の屋外に地植えにしてしまう予定です。冬越えできなかったとしても。
何故ならこれも管理人宅には大型すぎて置いておけません。画像の右下の葉が折れているのが分かります?狭いテラスで何かがぶつかって折れてしまった葉です。

ルンヨニー(と思われる100均購入の多肉)

2019/3/29

このルンヨニーと思われる多肉はグレーが前面に出た少し鈍く淡い色の葉ですがブルーグレーの仲間としてその整った葉型を楽しんでいます。
下(↓)は葉が密に増えて直径25cmを越え全体的に開いたロゼットになったものが中心からまた立ち上がり抱え咲きのようなロゼットになるも外側が開いたままの不思議な状態になった時のもの。

2020/12/3

枝は伸びますが葉の収まりが良く東京近辺では屋外で越冬できるので、冬はパンジーなどとの寄せ植えに一時的な寄せ植えに使おうと思い増やしていましたが、狭い敷地で多肉を増やす事に懲りたため黒法師の鉢に寄せ植えした株以外は全て仕事先で地植えにして処分しようと思っています。

花はエケベリアによくあるオレンジレッドのお花です。

2019/8/16

オロスタキス属 「子持ち蓮華」

子持ち蓮華より黒法師が目立っていますが、黒法師の足元に大盛りの丼もののように溢れそうになっているのが子持ち蓮華。
灰青色の葉の青白い肌が好きでブラックリーフやダークな鉢とも相性が良いですし、涼し気な色でダーク系でなくても何にでも合わせやすいです。
斑入り種も綺麗ですがノーマルタイプの方が強いので仕事のあちこちでちょっとした地植えの空きスペースでグランドカバーに使っています。増えますが繁殖スピードもメキシコマンネンソウやルビーネックレスなどのように増えすぎて困るという程ではありません。
子持ち蓮華はこのようにグランドカバーにするには最適で、下の画像のように鉢の隙間に入れて何となく寄せ植え風にしてもいいですし、地植えの空きスペースに置いてグランドカバーにしても良い感じです。

子持ち蓮華の花が立ち上がるところの画像を毎年撮り損ねてしまうのですが、ずっと地面を這っていたと思ったら晩夏頃背丈が伸びて初秋に花のタワーを次々咲かせます。
下の画像は子持ち蓮華の花穂と七福神の花のアレンジメント?です。
ちなみに多肉を育てている人にとっては当然周知の事ですが、花瓶やコップにカットした多肉を飾る時は花瓶に水は一切入れません。水を入れると腐ってしまいます。

続いてレンズの間に湿気が入り込んでボケた画像になってしまいましたが、子持ち蓮華が徐々に背丈も出て花が咲く準備をしている時期の画像です(↓)。黒法師の足元をカバーしている子持ち蓮華は夏には零れ落ちそうなほど増え特大盛りのどんぶりのようになります。
一方、黒法師は3階の真南向きのテラスで端に追いやって小さなシェードを上にかけて何割か遮光をし西日を遮っても夏の暑さで息も絶え絶え。秋~春の間に増えた葉がどんどん落ちて残りの葉も少なくなっている頃です。

2019/8/16

管理人宅では子持ち蓮華はこの黒法師の鉢に置いてこれ以上増やす予定はありません。

まだ多肉の処分の話は続きますが、長くなるのでここでひとまず区切って続きはまた後日アップしたいと思います。

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